From:ななころ
お気に入りカフェより
◆都心の単身部屋の空室期間が2倍に!?汗
先日、とあるサブリース会社の担当者と話をしていた時のことです。
サブリースと聞くとアレルギー反応を起こす方もいらっしゃるかもしれませんが、このサブリース会社は全国区の会社で、立派な会社さんです。
この担当者曰く、
「コロナの影響からか、都心の単身向け賃貸物件は入居率はさほど変わらないのですが、空室期間が2倍になっています」
といったことをおっしゃっていました。
残念ながら具体的な数字は教えてもらえませんでしたが、これが本当だとすると都心を中心に買い進めているサラリーマン大家にとってはエライこっちゃです。
なぜなら、都心を中心に物件を購入しているサラリーマン大家は、土地値や積算評価を重視して物件を買っている人がほとんどだからです。
利回りは高くありません。
すると、空室期間が伸びてしまうと、収支に与える影響は大きくなりがちです。
もちろん都内の物件ですので、空室期間が2倍に伸びたとはいえ、以前の空室期間が短いでしょうから、そこまで大きな数字では無い気がします。
とはいえ、コロナの影響次第では、今後もっと大きな影響が及ぶ可能性はあります。
実際、都心の入居状況はどうなのでしょうか?
◆都心の入居状況は?
毎月TAS(株式会社タス)から出されている「賃貸住宅市場レポート8月版」によると、神奈川県こそ大きな変動がありそうですが、他はさほど影響は見られませんでした。
下記のグラフを見てもらうと分かるかなと思いますが、コロナの影響が及びだした2020年3月以降も、さほどグラフに変化はありません。
千葉県は逆に大きく空室率が減少していたりもするようです。
(首都圏 空室率TVI(タス空室インデックス)(過去2年推移))
(関西圏・中京圏・福岡県 空室率TVI(タス空室インデックス)(過去2年推移))
それにしても、神奈川県の木造系の空室率上昇はとんでもないですね。。。汗
コロナの影響もありますが、相続対策や不動産投資ブームでバンバン建っていますし、いろいろな要因がありそうですよ。
神奈川で物件を買う時はより入居需要の調査が重要となりそうです。
◆実際の大家の声
TASのレポートでは、さほどコロナによる影響は出ていなそうですが、都心に物件を持つサラリーマン大家に聞くと、入居募集に苦戦している声も聞きます。
「単身物件に全然問い合わせが入らない・・・」
「前だったらすぐに決まったのに、なかなか満室にならない・・・」
「都心の物件でもAD積み増しが必要になってきた・・・」
といった切実な声も聞こえてきます。
コロナの影響によって、外国人旅行者はもちろんですが、外国人留学生や外国人研修生の数も確実に減っています。
彼らは主に都心エリアに住みますので、少なからず影響はあります。
また、都心はライバルも多いですから、一度負のスパイラルに入ると、抜け出すのも大変そうです。
ここ最近、都心の売り物件の利回りが上がってきている気もします。
先日、緊急事態宣言のさらなる延長が決定しましたが、今後都心の賃貸物件への影響はどうなっていくのでしょうか。
(噂レベルですが、都心に物件を複数持つ、とあるギガ大家も厳しくなっているそうです)
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◆編集後記
以前からお伝えしている通り、ななころの不動産投資法は、都心よりも地方高利回りです。
都心を否定しているわけではありません。
ななころだってできれば都心で物件持ちたいです笑
それでも、今回のようなコロナの影響がモロに出てしまったり、かつてはバブル崩壊やリーマンショックのように突然大きな影響が降り掛かったりもします。
都心は難しい。。。
インカムだけでなく、キャピタルも計算に入れているでしょうから、都心で不動産投資をするのは上級者向けだなと感じている次第です。
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