From:ななころ
プライベートオフィスより
良く通る幹線道路沿いに、アベノミクスバブルの恩恵を受けたであろう建設会社の豪華な社屋が突如できました。
全面ガラス張りのカッコイイ事務所で、スポーツカーなども並べられていました。
ただ、残念なことに社屋にかかる豪華な看板の英語表記が「○○○ Constractor」だったのです。
そしてすぐにいなくなってしまいました。。。
名前のスペルは間違えないようにしようと誓った、ななころです。
◆なぜユダヤ人に成功者が多いのか?
アインシュタイン
スティーブン・スピルバーグ
マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)
ハワード・シュルツ(スターバックス創業者)
ラリー・ペイジ(Google創業者)
、、、
過去においても、現在においても、ユダヤ人は成功者を排出し続けています。
あなたはユダヤ人について、こんなことを不思議に思ったことがありませんか?
「なぜユダヤ人には賢い人が多いのか?」
「なぜユダヤ人にはお金持ちが多いのか?」
「なぜユダヤ人にはいわゆる成功者と呼ばれる人が多いのか?」
実際、ノーベル賞受賞者の約1/4がユダヤ人と言われています。
ユダヤ人から名だたる天才たちが生まれ、様々な分野で世界を牽引しているのです。
なぜ、これほどまでにユダヤ人は多くの天才たちを生むことができたのでしょうか?
そして、もしもこの秘密が解明できたとしたら興味深いと思いませんか?
◆ ユダヤ人に伝わる聖典とは?
ユダヤ人に成功者が多い理由の1つとして、モーセが伝えたユダヤ教徒の守るべき聖典の一つとされている「タルムード」の存在だと言われています。
宗教にはそれぞれ聖典があるのですが、タルムードは他の宗教に比べて現実世界における成功や繁栄につながる内容がかなり多くあります。
「ビジネスパーソンの指南書」とも呼べるものなのです。
そのタルムードに伝わる「7匹の太った牛と7匹の痩せた牛」というお話、あなたはご存知でしょうか?
これは私たち実践する不動産投資の成功に通じる話だったのでシェアしたいと思います。
=== 物語ここから ===
「7匹の太った牛と7匹の痩せた牛」
ある時、エジプトのファラオが夢を見ました。
ナイル川のほとりから七匹の丸々と太って体格の良い牛が現れた。その牛たちはナイルに生えている葦を食んでいた。
ところがである。ファラオが立ち去ろうとすると、その七匹の健康極まりない太った牛の後ろから、同じく七匹のガリガリに痩せこけてあばら骨が見える、いかにも不健康そうな牛が現れて、なんとその太った屈強な牛たちを食べてしまったのである。
ファラオはこの夢がどういったお告げなのか、国中の預言者や臣下を集めて聞いてみるものの、誰も分からない。
たまたまその時牢屋に閉じ込められていた一人のヘブライ人が、夢をよく当てるということで、ファラオの前に召し出されました。
このヘブライ人こそ後にエジプトの最高執政官になるジョゼフである。ジョゼフは、時代の流れを正確に読み解いた人類史上最初の経済学者とも言われている。
ジョゼフはファラオに向かって、夢の解釈をこのように告げた。
「エジプトにこれから七年間大豊作が訪れます。その間は豊作に次ぐ豊作で、驚くほど大量の穀物がとれ、大豊作となるでしょう。
しかしその後の七年間は大飢饉が訪れます。何の作物も育たず一粒の小麦も取れないほどの大飢饉です。人々が大豊作のことを、思い出したくても思い出せないほどの恐ろしい大飢饉が七年間も続きます。」
ファラオはジョゼフを最高責任者に任命して七年間の大飢饉に備える対策を講じさせた。
ファラオが「どんな対策を考えているのか」と聞くと、ジョゼフは「豊作の七年間に、毎年の収穫を食べつくしてしまわずに、飢饉の七年間を乗り切るための、可能な限り貯蔵しなさい」と進言した。ファラオはその通りにして、穀物を可能な限り倹約して貯蔵した。
豊作の七年間が過ぎ、八年目に予言通りの大凶作が訪れた。
その大飢饉は、エジプト全土を覆いつくすのみならず、全世界にまで及び、七年間もの間人々を苦しめました。そして多くの周辺諸国は大飢饉により、その富の全てを失ったが、ジョゼフの進言を取り入れたファラオのエジプトだけは、蓄えていた穀物で長き受難を乗り越えられたのである。
=== ここまで ===
この物語を読んで、あなたはどう感じましたか?
不動産投資の成功にも通じる考え方だったのでは無いでしょうか?
◆不動産投資成功にも通じる
不動産投資の成功も正にこの話に通じるものがあるなと感じました。
たとえば、明日のセミナーのテーマでもある「大規模修繕」。
戦略的に大規模修繕を実施していくことが不動産投資成功には不可欠なわけですが、まさに今のうちに凶作になった時に備える対策の1つだと、ななころは思うのです。
ところが、ほとんどの人が大規模修繕について、戦略的に計画し、実施している大家さんはあまり多くはありません。
なぜなら学ぶ機会もないからだと思うのです。
雨漏りトラブルが増えたり、空室が増えた時に初めて、
「やばい、そろそろ大規模修繕をやらなくては・・・」
と焦りだすのです。
そして、気がついたときには時すでに遅し。
大規模修繕をしない → 建物が古くなる → 雨漏りなどトラブルが増える → 満室稼働ができなくなる → 入居募集にも影響してくる → 家賃を下げざるおえなくなる → 収支が苦しくなる → 大規模修繕できなくなる、、、
まさに負の連鎖です。。。怖
損切り覚悟で手放さざる負えない状況になったり、最悪は破綻してしまうのです。。。
競売などに目にする物件の多くは、大規模修繕がされていないことからも分かります。
運営がうまくいっている時ほど、大規模修繕を考える。
少なくとも購入時には大規模修繕の時期を戦略的に考えておく。
このスタンスが重要だと考えている次第です。
◆編集後記
タルムードには、この「7匹の太った牛と7匹の痩せた牛」以外にも、役立つ面白い物語がいっぱいあります。
私たちが寝る時に子供に絵本を読み聞かせるように、ユダヤの人たちは子供にタルムードを読み聞かせしてきたのですね!驚
物語形式だから子供でも楽しく学べますし、頭にイメージとして残りやすいですよね。
脳科学的にも理にかなった実に見事な手法だなと感服します。
これからも時々、タルムードの興味深い物語をお伝えしていきますね。
メルマガでは毎回2000文字から3000文字で、もっと突っ込んだ役立つ情報を書いています。
▼毎週金曜配信のメルマガ登録 → コチラ
※登録は無料です。即解除もできます。