地価公示が発表、コロナの影響は?私たち不動産投資家への影響は? | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。


From:ななころ
プライベートオフィスより


コーラは圧倒的にペットボトルよりもカンがうまくて、カンよりもビンの方がうまい。

「なぜ?」と若いころからずっと謎が解けず、時効を迎えそうです。。。


◆公示地価はどうなった?

3月23日に、国交省より2021年1月1日時点の「公示地価」が発表されました。


不動産投資をややこしくしているのが、この土地値の考え方。

ご存知の方が多いかと思いますが、一言で土地値と言っても、1つではないのです。


500mlのペットボトルに入った水の値段が、近所のスーパーで買うのとと、キヨスクで買うのと、富士山の頂上にある自販機で買うのと値段が違うように、土地値もバラバラ。


この公示地価の他に、相続税路線価、固定資産税路線価、基準地標準価格があります。

ここに実際に取引されている実勢価格が加わります。


これだけ分かりにくいがために、富士山の頂上値段で、不動産を買ってしまう人が跡を絶たないのです。


(なんとっ!?富士山頂の自販機は、500円だそうですよ!驚)
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その中でも実勢価格に最も金額が近いと言われているのが、公示地価です。

毎年この桜が咲きだす頃に発表されます。


不動産投資家としては、やはりこの公示地価の値動きを把握しておきたいところです。


2013年から始まった異次元の金融緩和以降、収益物件は値上げを続けてきましたが、今年はどうだったのでしょうか?

コロナの影響はどの程度あったのでしょうか?



◆6年ぶりの下落

結論から言ってしまうと、2021年1月1日時点の公示地価の全国平均は、6年ぶりに下落となりました。


特に新型コロナウイルスの影響によって、3大都市圏に大きな影響を与えた結果となています。

全体では0.7%のマイナスと8年ぶりの下落。

商業地だけに限ると1.3%の下落となっています。


=== 一部記事引用 ===
 

コロナ禍、全国の地価揺らす



 新型コロナウイルス感染症が地価を押し下げている。3月23日に発表された2021年1月1日時点の公示地価は全用途の全国平均が6年ぶりに下がった。訪日客の増加や緩やかな景気の回復で上昇傾向にあったコロナ前と様相は一変。外出自粛や時短営業で商業地を直撃した。


3大都市圏、0.7%の下落 8年ぶり減

 新型コロナウイルスは密度の高い3大都市圏に大きな影響を与えた。全体では0.7%のマイナスと8年ぶりの下落で、商業地だけに限ると1.3%の下落だった。20年に商業地トップを記録した大阪圏は、1.8%の下落と三大都市圏の中で下落率が最大だった。21年に入ってからもコロナの影響は払拭できておらず、先行きは見通しにくい。

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(2021年03月23日 日経新聞記事より)

=== ここまで ===



◆不動産投資への影響は?

地点別で見ると、大阪・道頓堀の老舗フグ料理店「づぼらや」跡地が28.0%下落し、全国の商業地の下落率トップとなったそうです。


「づぼらや」は老舗で、昨年4月にコロナの影響で閉店となった知らせを聞いた時は驚きました。

サラリーマン時代に出張で1度行った記憶があります。


その跡地が最も下落したというのは、なんだか考えさせらるものがありますね。

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全国的に下落の兆候が見られた公示地価。


ただ、実際の感覚では「下がってるなぁ~」と実感するほどではありません。

それどころか投資意欲は衰えていないなというのが、正直な感想です。


それでも、これからは上がる可能性よりも、下がる可能性が高いことは間違いありません。


オリンピックでは、海外からの観客受け入れをしないことを決定してしまいました。

もうインバウンドを期待することは当分の間できません。


小池都知事であり続ける以上、今後も鎖国のような状態を続けていくことでしょう。

経済損失1兆6258億円という試算も出ています。


ななころもオリンピックの期間中に入っていた予約は、すべてキャンセルとなってしまいました。。。涙

30万円の損失です。。。


こうなってくると、今後は私たち不動産投資家にも少なからず影響が出てくることでしょう。

特に都心エリアを中心に物件を買うスタイルの投資家に影響が出てくる可能性があります。


どういうことかというと・・・

(つづく)



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◆編集後記

不動産の土地値ほどいい加減なもの無いですよね。。。

「土地の価値を、国が勝手に決めるなー」と言いたくなります。


もともと地価は、明治政府が税金を納めさせるために作られたもの。

江戸時代以前の収穫量に応じて決まる年貢では、安定してお金を集められない。

どうやって年貢の代わりに、安定的に税金を納めさせるかを考えて作られた制度です。


基本的に今でもそれは変わらないですよね。

だから、「土地値なんて下落してしまえばいい」と思っているななころです笑


私たち不動産投資家は、地価によって税金を納めさせられ、収穫量によって税金を納めさせられ、そして子供たちに引き継ぐ時にも税金を納めさせられる。


結局、私たち平民には、所有権という幻想は持ってはいけないんです。。。涙