From:ななころ
お気に入りカフェより
地震すごかったですね。
ちょうどその日に見た物件の買付を書いているところだったのですが、ななころの体も心も大きく揺れましたよ。。。
◆前回のあらすじ
前回の記事では、かぼちゃの馬車オーナーが自己破産するまでの経緯をお伝えしました。
ある一人のサラリーマンが、不動産業者のセミナーに参加したことをきっかけに、スルガ銀行から融資を受けてかぼちゃの馬車オーナーとなり、やがて破綻。
その間、おおよそ3年。
たった3年間で人生はがらりと変わってしまったのです。
しかし、彼は立ち止まることも許されません。
毎月の返済は確実に迫ってきます。
「一度真っさらにして新たな人生を再スタートさせよう!」
そう決意して自己破産したのにも関わらず、非情なまでの決定が下されてしまったのです。。。
前回記事「【悲報】かぼちゃの馬車が続々と競売に登場・・・」
◆えっ、かぼちゃの馬車を処分できない!?
通常、自己破産をすると破産管財人が付き、財産とみなさるものを処分し、債権者(スルガ銀等の融資した銀行)に配分します。
ところが、破産管財人からは以下のような報告が届きます。
「年内に破産財団から放棄することを予定している」
経緯を要約すると、
・かぼちゃの馬車に融資をする銀行はなく、売りさばける不動産業者がいないだろう
・スルガ銀行は競売の申し立てをする予定はない
・建物を取り壊しを前提とした価格設定での任意売却には、スルガ銀行としては応じられない
・負債額は1億円を超えており、競売をしてもあまり意味はない
と破産財団が判断。
かぼちゃの馬車を財産とはみなせず、放棄する予定とのことなのです。
相談者Aさんのところに、かぼちゃの馬車が戻ってくることになったのです。。。汗
(まだ現在進行中)
◆かぼちゃの馬車が戻ってくるとどうなる?
こうなるとどうなるかというと・・・
・かぼちゃの馬車の抵当権はスルガ銀行のまま
・固定資産税の支払い義務を追うのは相談者Aさん
・修繕等の建物管理の義務を追うのは相談者Aさん
・売却したくてもいちいちスルガ銀行にお伺いを立てないといけない
・運用しようにも、いつスルガ銀行から競売を申し立てられるか分からない
なんとも理不尽な状況です。。。
かぼちゃの馬車を手放したくて、リスクを負って自己破産したのに、かぼちゃの馬車が戻ってくることになってしまったのです。
◆自己破産は悪手!?
あなたがもし、このかぼちゃの馬車オーナーのように、借金を銀行に返済ができなくなった時、どうしますか?
自己破産以外の方法をご存知ですか?
自己破産にはデメリットがたくさんあります。
たしかに借金は消えるのですが、財産とみなされるものは没収されます。
そもそも自己破産するには弁護士費用など結構なお金がかかります。
(お金が無いから破産するのに・・・苦笑)
また、上記の相談者Aさんのように、負動産が戻ってきてしまうこともあります。
たとえば、自己破産以外の方法といえば「個人再生」があります。
小規模企業再生と給与所得者再生とに分かれるのですが、最大90%もの借金をなくすことができます。
さらには財産(家や車)を残すこともできます。
債務(借金)総額が5000万円以下などの条件がありますが。
「個人再生」以外にも方法はたくさんあります。
このようにいざ返済できくなったときにどのような方法があるかを知っておくと良いでしょう。
精神安定剤にもなりますよね。
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◆編集後記
土曜日は久しぶりにワクワクする物件を、会員さんと一緒に見学してきました。
見学した物件の利回りは30%、19%、15%、、、
さらに指値ができる可能性がありと聞いた時、みなが無言となリましたよ笑
「ゴクリ」唾を飲み込む音まで聞こえてきそうでした。
もちろん見せかけの高利回りには何も意味がありません。
入居需要の皆無なエリアだったり、経費率が異様に高かったり。
それでも、会員さんを差し置いて、ななころが真っ先に「買います!」と言ってしまったほどです。
あとは融資、あとは融資、あとは融資。
◆不動産投資で苦しんでいる方へ・・・
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不動産投資に関する相談をお受けします。
ガンと同じで、相談は早ければ早いほどいろいろな対処法があります。
末期になると手遅れになりかねません。
できれば、物件を購入する前の相談がベストですが、このブログを読んでくださっている人はすでに物件を所有している人が多いことでしょう。
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