またしても不動産融資で不正が発覚!関西みらい銀で住宅ローン不正 | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。


From:ななころ

プライベートオフィスより

◆また不動産融資で不正融資が発覚

またまた不動産融資で不正が発覚しています。。。汗

大阪に本店をもつ関西みらい銀行で発覚した住宅ローン融資不正事件です。


ちょっと前の記事なのですが、読み返してみると「闇が深いな」と思い、記事にしてみました。


関東在住のななころにとって、最初に「関西みらい銀行」と聞いてピンとこなかったのですが、元は「関西アーバン銀行」だったと聞いて、「あぁ~」となりました。

関西アーバン銀行は、関西地方では収益物件にも割と積極的な銀行だと知られていましたからね。


その元関西アーバン銀行である関西みらい銀行で住宅ローンの不正が発覚したというニュースなのですが、不正額と期間がちょっと異常です。。。



=== 記事一部抜粋 ===

関西みらい銀行 不正手続きの住宅ローン 251億円余を融資


 大阪市に本店がある「関西みらい銀行」は、取引先の住宅販売会社から不正な手続きに基づく住宅ローンが持ち込まれ、銀行として気が付かず14年余りの長期にわたって融資を続けていたと発表しました。融資総額は最大で251億円余りにのぼるということです。

 

 具体的には、ローンを申請する顧客の収入証明書が偽造されていたり、売買契約書を二重に作成し、借入金額を水増ししたりしていたということです。

 

不正な申請は、2005年から去年10月までの14年余りの長期にわたり、融資総額は最大で251億6400万円にのぼるとしています。

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(2020年9月18日 NHKニュース記事より)

=== ここまで ===



◆またしてもりそな銀行

この不正融資について関西みらい銀行は、9月18日付けでニュースリリースを出しています。


ここでも「二重売契」「源泉徴収改ざん」「勤務先の虚偽申請」など、さまざまな不正が行われていたことが分かっています。。。


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(2020年9月18日「住宅ローン不正持ち込み事案の発生について」より)


そして、関西みらい銀行は、現在りそな銀行の傘下にあるため、りそな銀行のホームページにも同様のリリースがされていました。


りそな銀行は、不動産会社スピリタス社の件といい、レオパレス社の件といい、不動産絡みの不正や問題が続いています。。。

 2020年5月7日「またしても不正融資問題が浮上!今度はりそな銀行か!?

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◆異常な数字

っで、今回の不正の内容なのですが、ちょっと異常です。

・不正の件数:最大 1,151 件 251 億 6,400 万円 (実行分累計)

・不正が行われていた期間:約14年間(2005 年 2 月~2019 年 10 月)


約14年間で最大1,151件、約252億円という融資金額の不正が行われていたとされますが、1年間や1ヶ月で考えると、以下の数字となります。

・1年間:約82件、18億円

・1ヶ月:約7件、1.5億円



これ、都心の住宅ローンの数字ではないですよ。

和歌山支店たった1支店の数字ですよ・・・驚


関西みらい銀行の天上人たちは、この不正を把握できなかったとしていますが、明らかに異常値です。

「なぜ、こんなに和歌山支店では、住宅ローンがバンバン実行されているんだ!?」と疑問に思わなかったとでも言うのでしょうか!?


さらに言うと、たった一人の銀行員と、たった1つの住宅販売会社が行った不正としています。

「えっ!?どこの街金???」と思うような感じです。

(看過・黙認していた従業員が複数名いるようですが・・・)


果たして、一人の行員、一人の不動産業者の起こしただけの不正融資問題なのでしょうか?



◆収益物件への融資で不正は?

冒頭でも言いましたが、関西みらい銀行の前身の関西アーバン銀行は、収益不動産にも積極的な銀行として知られていました。


今では吸収合併されてしまいましたが、ライバルの近畿大阪銀行と競わせると有利な条件で融資が引き出しやすいとも言われていました。


「関西といえば・・・」ということで、姫路の不動産王の大川護郎さんが雑誌に公表した「銀行借入リスト」を見てみると、やっぱり入っていましたよ。

一人(1社)で、約24億円借りていらっしゃるようです!?驚

 2020年09月16日「姫路の不動産王・大川護郎氏の銀行取引停止の実情とは?


その大川護郎さん、最近の楽待の記事でも取り上げられて話題になっています。

楽待の取材でも、大川護郎さんが融資不正に関与していたのではないかと取り上げられています。


関西みらい銀行の不正融資事件。

まだまだ闇があるような気がしてならないのは、ななころだけでしょうか?

一人の行員を処分して終わりにさせるのでしょうか?


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◆編集後記

先日、息子たちの熱い要望で、今話題のトランポリンランドに行ってきました。

子供たちに人気のYoutuberが行ったとかで盛り上がっているようです。


ななころが行ったところは、住宅街の中にポツンと倉庫のような簡素な建物があり、そこにトランポリンを数台設置してあるだけ。

土地から購入したとしても、おそらく1億円もかからないでしょう。


「この商売はどうなんだろう?」と思ってしまうところが、不動産投資家の悪いクセです笑


料金は、子供一人1時間2000円弱。

一日平均の来客数を50人だとすると、一日の売上は10万円ぐらい!?

1ヶ月で300万円、1年間で3600万円。


従業員はアルバイトの学生が2人。

営業時間は12時-21時の9時間で、時給は1100円。

1日の人件費は2万円程度。


そうすると、水道光熱費などの経費を引いた利益としては一日5万円程度。

1ヶ月で150万円、1年間で1800万円。


銀行返済などを考えると、そこまで儲かる事業ではなさそう???

(コロナ前はもっとお客さんが来ていて、儲かっていたのかもしれませんが・・・)


子どもたちを見守りながら、そんな計算をしていました笑


しかし、子供はすごいですね。

あっという間にバク宙までできるようなってしまいました。

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