From:ななころ
プライベートオフィスより
◆「銀行を紹介します!」に依存しない
前回の記事では、銀行融資を業者やエセコンサルに依存してしまう危険性についてお伝えしました。
どれだけのサラリーマン投資家が苦しんでいるか・・・涙
「銀行を紹介できます!」と言ってくる不動産業者に依存しない、信用し過ぎないということが重要になってくるのです。
過去の事例を見ると、ほぼ「銀行融資に強い = 不正ができる」でしたからね。
ですから、私たち不動産投資家自身が「融資に強くならない」といけないと、ななころは考えるのです。
私たち自身が銀行を開拓する力が必要なのです。
かといって、言うほど簡単ではありません。
ほとんどの人は銀行とお付き合いしたことなんて無いと思うのです。
ましてや自分で融資してくれる銀行を探すなんて、とてつも無く高いハードルのように感じますよね。
また、ご存知かと思いますが、銀行は基本「一見(いちげん)さんお断り」です。
京都の老舗の料亭のように、初めてのお客さんは基本お断りするようになっています。
「一見客は詐欺師と思え」と指示されているかのように、冷たい銀行もありますよね笑
そのため、銀行開拓するには戦略が必要になってきます。
どんな戦略なのでしょうか?
◆付き合い無しの銀行から融資を受けられたワケ
ななころは、先月8月にT信金から法人で100万円、今月9月にS信金から個人で200万円の融資を受けました。
両信金ともこれまで付き合いはありません。
今回初めて融資を受けることに成功しました。
(T信金は住宅ローンではお世話になっていますが、法人としては無し)
とはいえ、「えっ?たったのそれだけ??」と思われる方もいるかもしれません。
たしかに金額は大したことはありません。
これでは物件を買うこともできませんよね。
では、なぜななころが融資を受けたのか?
付き合いのなかった信金からどうやって融資を受けることができたのか?
勘の良い方はすでにお分かりかと思いますが、ななころには戦略があって融資を受けたのです。
ここに「自ら銀行を開拓する」ための重要なヒントがあります。
これまで銀行開拓したことがないような人でもできる、「銀行開拓ステップ」をシェアしてみたいと思います。
◆ステップ1.どのエリアで物件を買うか?
まず最初に開拓する銀行を選定します。
ご存知の通り、ほとんどの銀行は「融資するエリア」に大きな制限がかかります。
居住地と物件所在地のエリアがとても重要になってきます。
銀行やタイミングによってエリアの考え方は変わったりもするのですが、基本は「居住地と物件所在地に支店があること」が原則になってきます。
そのため、まずあなたが住んでいるいる市区町村に支店のある銀行をピックアップ。
続いて、ピックアップした銀行の中から、これから物件を買おうとするエリアに支店のある銀行をピックアップしていきます。
これで、これから銀行開拓する銀行が決まります。
◆ステップ2.きっかけのきっかけ作り
続いて、開拓する銀行とのきっかけ作りです。
冒頭でもお話しした通り、銀行は基本「一見(いちげん)さんお断り」です。
そこで、お付き合いするには、なんらかしらの”きっかけ”が必要になってきます。
それではどうやってその”きっかけ”を作ればいいのか?
「口座開設をする」「定期預金を入れる」などなど、いろいろと考えれます。
ななころはきっかけ作りとして、「コロナ関連融資」の活用を考えました。
以前からお話ししている通り、コロナ関連融資は銀行にとってはリスクの少ない融資です。
融資金額の80% もしくは 100%、信用保証協会が貸し倒れリスクを負ってくれるからです。
銀行が門戸を開きやすいのです。
とはいえ、それでもまだ銀行は慎重です。
闇雲にコロナ融資を受けるために銀行を当たっても、
「なぜ当行に相談しに来られたのでしょうか?」
「メインバンク(今借りている銀行)さんから借りればいいのでは?」
とけんもほろろに断れてしまうのがオチです。
そこで、”きっかけのためのきっかけ”が必要になってくるのです。
それではどうやって”きっかけのためのきっかけ”を作ればいいのでしょうか?
「商工会からの紹介」などいろいろな方法があるのですが、今回ななころが利用したのは、市の「金融機関あっせん制度」です。
市区町村には、だいたいどこにも「金融機関あっせん制度」がありますよね!?
市区町村からの紹介であれば、銀行も少しは話しを聞いてくれるだろうと思ったのです。
予想通り「市から紹介されて」と伝えると、信金さんは快く面談を受けてくれたのです。
◆次のステップは?
このように「一見(いちげん)さんお断り」というハードルをクリアすると、このあとの銀行開拓までのステップがかなり進みやすくなります。
なぜかというと、「一見(いちげん)さんお断り」というハードルは、あなたの能力どうのこうのではないからです。
逆に言うと、ここからのステップは、あなたの能力次第でどんどん進んでいけることになります。
それでは、次はどのようなステップでしょうか?
(次回につづく)
◆お知らせ
1.レポート「スルガ銀融資売却手順書」を期間限定公開中
スルガ銀融資で苦しんでいるサラリーマン投資家のために、ななころが得た情報をレポート「スルガ銀融資売却手順書」としてまとめました。
すでに30名以上の方がダンロードしていますが、期間限定(2020年10月10日まで)の公開となりますのでご注意下さい。
※貴重な情報もあるためダウロードするには名前登録は必須としています。ご了承ください。
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◆編集後記
このブログを読んでくださっているあなたは、初対面の人と話すのに抵抗の無い人でしょうか?
ななころに会った方は意外と思われるかもしれませんが、かつてのななころは「人見知り」でした。
初対面の人に話しかけることが本当に苦痛でした。
ましてや付き合いの無い銀行に訪問して、知らない人と話すなんて、とてもできるような人間ではありませんでした。
それが、今では知らない人でも何気なく話しかけられます。
付き合いの無い銀行に行くこともまったく気にならなくなりました。
外国人で、英語であっても、まったく問題ありません。
不動産投資とホストファミリーのお陰だなぁと感じている次第です。
トレーニング次第で、誰でもできるようになるもんなんですね!