管理会社No.1営業マンからの電話、「決まりました!」という声を期待していたところ・・・ | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。

From:ななころ

NorthLinkカフェより

◆管理会社からの電話

昨日の午後、管理会社のNo.1営業から電話がありました。


「おっ!?なかなか埋まらなかった空室がついに埋まったかな!?」


などと甘い期待を胸に電話を出たところ・・・


「ななころさん、4階◯◯号室に入居の女性から、侵入者が怖いので退去したい」


という連絡だったのです。。。汗


よくよく話を聞いてみると、留守中に誰かが部屋に入った形跡があるとのこと。

いつも閉じているはずの便座が上がっていたというのです。

(女性なので、便座を上げることがない)


警察には管理会社から連絡済みで、これから現場検証が行われるとのことでした。

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◆たくさんの謎

それにしても謎がたくさんあります。


まず1つ目の謎が、金品がまったく盗まれていないということです。

お金も宝石類もまったく盗まれていないそうなのです。


2つ目の謎は、この女性は便座が上がっていることで「侵入者あり」と感じたそうですが、わざわざ不法侵入して、便座を上げて用を足したとでもいうのでしょうか。


なぜ犯人はそんなことをするのでしょうか・・・。

ストーカーだったとしても、そんなことしますかね。


3つ目の謎は、どうやって侵入したかです。

この物件は4階建てのマンション4階部分で、玄関以外から侵入するとなると、結構ハードルが高いです。

窓ガラスが割られた形跡もないようです。


また、侵入できる窓側には周辺に高い建物が無く、遠くからも丸見え。

隣は大きな郵便局で、24時間トラックなどが出入りしています。


さらには、配管なども無いため、配管を伝って登ることもできません。

屋根から侵入するのも、かなりスタントマンでないと無理・・・


いったい犯人は、何の目的で、どうやって侵入したというのでしょうか?

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◆部屋に侵入できる人間は限られる

そう考えていくと、部屋に侵入できる人間は限られてきます。

隣の住人、親族や友人、管理会社、、、


この女性の話しによると、付き合っている男性はおらず、両親とも離れて住んでいるそうです。

そのため、彼女が留守中に勝手に入るってことは考えられないそうです。


また、隣の住人だとすると、すぐに身元がバレてしまいますし、わざわざ侵入してトイレ使ったりしますかね。

(ストーカーに変貌したらありえるのですかね・・・)


管理会社の人が侵入するとは考えたくもないですし。。。


うーん、いったい犯人は、何の目的で、どうやって侵入したというのでしょうか。



◆大家として痛いけれど・・・

それにしても、大家としては痛い事件です。


まず、この女性が退去してしまうこと。

通常ですと1年以内の退去ですので、短期違約金がかかるのですが、今回の場合ですと請求することは難しいでしょう。


そして、空室期間が発生してしまうことです。

このコロナの状況で、すぐに新しい入居者が見つかってくれればいいですが。


そして、警察沙汰になったことで、他の住民への影響があります。

近隣で噂になってしまえば、入居募集にも影響が出てしまいます。


とはいえ、幸いなことに、この女性に何か被害が無かったことは良かったなと思います。

事故物件になってしまったわけでもありません。



「この事件をきっかけに大家としてできることは何か?」ということを考えて、前向きに捉えることにしました。


そして、希望者がいれば、すべて入居者の鍵を、セキュリティの強いディンプルキーに交換してあげたいなと考えている次第です。



◆編集後記

実は所有物件の入居者が空き巣被害にあったのは2回目です。


1回目は別の物件でしたが、犯人は窓ガラスを割って部屋に侵入。

金品が盗まれてしまいました。


この時もすぐさま大家としてできることを考えて、

・網入りの強化ガラスへの交換

・窓ガラスに格子を設置

・防犯グッズをプレゼント

を実施したところ、入居者にはとても感謝されました。


築40年を超える物件ではありますが、その後も長く住んでいただきました。

建物の共用部を掃除してくれたりもするようになったのです。

(実はこの後またいろいろとあったのですが、それはいずれまた・・・)


たしかに今回の事件は大家として痛いのですが、次につながるように大家としてできることをやっていきたいと考えている次第です。