新型コロナウィルスはきっかけなのか?原因なのか? | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。


From:ななころ

プライベートオフィスより


◆「きっかけ」と「原因」の違い

物事の本質を見極めるには、「きっかけ」と「原因」の違いがとても重要だと言われています。
 

よくこの2つは混同されますが、全く違います。



ななころは12年前までは、単なるサラリーマンでした。


毎朝満員電車に揺られながら、

「いったい誰のために、何のために働いてるんだろう!?」
 

そんな葛藤をしながら、いつも会社をやめる「きかっけ」を探していました。


上司が変わったらもっと働きやすくなるだろうか!?

宝くじに当たったら人生変わるだろうか!?


自分の人生を変えてくれる「きっかけ」をいつも探していたのです。

現状の不満や不安を生み出している根本の「原因」を変えなければ、人生何も変わらないのにも関わらず・・・



◆新型コロナウィルスはきっかけなのか?原因なのか?

今、世の中は混沌としています。

緊急事態宣言が出され、世の中いろいろな情報が飛び交っています。


このブログを読んでくださっている人でTVや新聞からの情報だけを信じている人はいないと思いますが、逆に情報がありすぎて惑わされてしまう人も少なくありません。


「どの情報を信じたらいいんだろう・・・」

「新型コロナウィルスが怖い・・・」

「いったいこのあとどんな世界になってしまうのだろう・・・」


 
と不安になっている方もいるのではないでしょうか!?


今、私たちに求められているのは、この「きっかけ」と「原因」を見極められるかどうかが試されているではないかと、ななころは考えています。

きっかけと原因の違い



◆新型コロナが原因で殺害!?
 

たとえば、つい最近こんな事件がありました。


 

=== 記事一部抜粋 ===

 

コロナで仕事減の妻から「稼ぎ少ない」、夫が平手打ちで妻死亡


 

 新型コロナウイルスの感染拡大で仕事が減った妻から「あなたの稼ぎが少ない」と言われたことに腹を立て、平手打ちしたとして、59歳の夫が逮捕されました。妻はその後、死亡しました。

 

(2020年4月7日TBSニュース)

 

=== ここまで ===


 

この記事を読めば、誰だって、

 

「原因はコロナではないでしょ。」

 

「きっかけはコロナかもしれなけど、もともと原因は夫婦仲が悪かったり、酒癖が悪い人なんじゃないの!?」

 

と気がつくはずです。


 

この記事だけを読んで、

 

「コロナによる経済環境悪化や収入源は不安、怖い」と思う人は大勢いても、

 

「コロナ感染が怖い」と感じる人はほとんどいないと思います。


 

しかし、新型コロナを取り巻くニュースや問題に対して、世の中多くの人が「きっかけ」と「原因」の区別ができなくなってしまっているように感じます。


 

◆喫煙と新型コロナ重症化の確率


たとえば、新型コロナウィルスは喫煙者の重症化率が高いということは、かなり早い段階から指摘されてきました。


=== 記事一部抜粋 ===
 

喫煙と新型コロナ感染症の関係
 

 新型コロナ感染症と喫煙の関係が取り沙汰され始めたのは2020年2月半ばのことだ。中国の約8000例を調査した査読の付かない論文(Preprint、※1)の中で男性の患者のほうが多く(約55%)、合併症で重症化する割合も男性が高く(61.5%)、致死率も女性に比べて男性が3倍以上(1.25%:4.45%)ということがわかった。


3/21(土)Yahooニュースより

=== ここまで ===


志村けんさんも、以前まではかなりのヘビースモーカー。

肺炎で一度入院しているほどです。


あくまでも、亡くなる「きっかけ」となったのは新型コロナウィルスですが、亡くなったそもそもの「原因」は喫煙にある可能性が高いのです。


タバコにはこう表記されています。

=== タバコの表記 ===
 

・喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。疫学的な推計によると、喫煙者は肺がんにより死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります。

・喫煙は、あなたにとって心筋梗塞の危険性を高めます。疫学的な推計によると、喫煙者は心筋梗塞により死亡する危険性が非喫煙者に比べて約1.7倍高くなります。


・喫煙は、あなたにとって脳卒中の危険性を高めます。疫学的な推計によると、喫煙者は脳卒中により死亡する危険性が非喫煙者に比べて約1.7倍高くなります。


・喫煙は、あなたにとって肺気腫を悪化させる危険性を高めます。



=== ここまで ===


喫煙者は、新型コロナウィルス感染でなくても、それこそいろいろなリスクに晒されているのです。

喫煙習慣を変えない限り一生不安は取り除かれないのです。

(喫煙者を非難するつもりはまったくありません。)


それにも関わらず、ニュースを多面的に見る癖の無い人は、

 

「志村けんさんは、新型コロナウィルスが原因で亡くなった」

 

「新型コロナウィルスでたくさんの人が世界中で亡くなっている」

 

「新型コロナウィルスは怖い・・・」

 

といったように単純に結論づけしてしまうのです。。。



つまり、新型コロナウィルス感染は死に至った「きっかけ」であるにも関わらず、新型コロナウィルスを「原因」と考えてしまっているのです。

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◆肥満と新型コロナ重症化の確率

また、アメリカの事例ですが、以下のようなニュースがあります。

肥満や生活習慣病が新型コロナウィルス感染を重症化させるのではないかというのです。


=== 記事一部抜粋 ===

なぜ米ニューオーリンズの致死率は、NYの2倍もあるのか?
 


 新型コロナウイルスによる米国の死者数は2日、ついに5000人を突破した。患者数、死者数ともにニューヨーク州が依然として最も多いが、人口でみた致死率がNY市の約2倍にのぼるホットスポットとして急浮上しているのが、南部ルイジアナ州のニューオーリンズだ。

 

 なぜ同市の致死率は高いのか。肥満率の高さが原因の1つかもしれないと専門家は指摘する。

 


 「肥満は糖尿病の原因となり、腎臓の疾患を引き起こす。コロナウイルスは腎臓にダメージを与えることがわかっている。また肥満は心臓病にも関係する。心臓病は低所得層に多い。つまりこれらが慢性疾患を引き起こす格好の条件であり、多臓器疾患を持つ患者にとって、このウイルスは極めて危険だ」

 

 ニューオリンズは、肥満や糖尿病、高血圧の患者の割合が全米平均よりも高い。こうしたことが新型コロナ患者が重篤化しやすい原因だと、医師らはみている。


 州の保健当局によると、死亡した人の約97%に持病があったという。約40%が糖尿病だったほか、およそ4人に1人が肥満だった。

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(4/4(土) ロイター記事より)


=== ここまで ===


死亡した人の97%に持病があったというのですから、すごい確率です。。。


これも喫煙の例と同じく、あくまでも重症化した「きっかけ」は新型コロナウィルスであって、そもそもの「原因」は肥満や生活習慣病にあるわけです。


喫煙と同じで、肥満や生活習慣病を解決しなければ、いつまでたってもリスクには晒されるのです。

体に悪い食べ物を毎日食べていれば、将来大きな代償を負うことになる確率が格段に高まるのです。

(肥満や不摂生を非難するつもりはまったくありません。)



◆原因を見つめ直すきっかけを与えてくれている!

しかし、多くの人が「きっかけ」と「原因」の違いを見極めようとはしません。


これらはすごく危険な考え方だなとななころ思うのです。
このままではとんでもない方向へ行ってしまいます。


新型コロナウィルス感染を怖がる一方で、普段の不摂生な生活を変えようとはしない。

新型コロナウィルスによる収入半減を心配するばかりで、自己投資をしない。

新型コロナウィルスによる不安に感じる一方で、政府を批判ばかりして、自らは何も動かない。


サラリーマン時代のななころのように、根本の「原因」を変えようとせずに、人生を変えてくれる「きっかけ」を待つだけ。

新型コロナウィルスが終息するのを待つだけ。


それでは何も変わらないと思うのです。

新型コロナウィルスが終息したとしても、結局人生は何も変わらない・・・


ですから今の時代は、これまでなぁなぁになっていたすべての「原因」を見つめ直す、「きっかけ」を新型コロナウィルスが与えてくれているんだと考えている次第です。



◆編集後記

昨日、次男の入学式が無事終わりました。

新型コロナウィルスの影響で短縮され15分だけの入学式となりましたが、それはそれで良かったと感じました。


感情のこもっていない式典挨拶。

形式ばかりの祝辞。

無駄に長い校長先生の言葉。


これまで多くの事項が無駄だったりします。

いつもダレてしまう子どもたちの集中力も持ち、シャキッとしていました。


しかし、新型コロナウィルス影響をきっかけに、多くの人が意味なく慣習ばかりで続いてきたことを止めようとしている動きは実に良いことだなと思います。


これからいろいろな場面で、

「これは本当に意味があるんだろうか?」

「これは何のためにやっているんだろうか?」


そういったことを見つめ直す時代になるのでしょうね。

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