新型コロナウィルスの影響で株価が記録的な下落、私たち大家業への影響は? | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。


From:ななころ
タリーズコーヒーより


◆記録的な下落

昨日の記事で、「FXや株価の値動きに心が囚われる毎日にはしたくない」と言いながらも、さすがにななころも心が囚われる毎日となっています。。。苦笑

 

先日、NYダウ平均株価が過去最大の下げ幅と報じられましたが、もう先日の記録更新しましたよ。

史上最大の下げ幅だそうです。


=== 記事一部抜粋 ===

NY株、史上最大2352ドル下落 入国停止措置を懸念

 12日の米ニューヨーク株式市場は、トランプ大統領が前日夜に発表した欧州からの入国停止措置などへの懸念が強まり、主要企業でつくるダウ工業株平均が急落し、前日比2352・60ドル(9・99%)安い2万1200・62ドルで終えた。

 1日での下げ幅は、これまで最大だった9日(2013ドル)を超えて史上最大。下落率でも1987年の「ブラックマンデー」以来の大きさとなった。金融市場の動揺が日に日に強まっている。


(2020年3月13日 朝日新聞記事より)

=== ここまで ===


NYダウ平均株価と連動して、日経平均株価も記録的な下落となっています。

先日、冗談で「在宅勤務破産が続出」と言いましたが、みなさんはご無事でしょうか?


=== 記事一部抜粋 ===

株価 1万7000円割れ 1800円超の記録的下落

 新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から株価が急落した12日の欧米の株式市場に続き、東京株式市場でも売り注文が殺到して日経平均株価は1万7000円を下回っています。値下がり幅は、一時1800円を超え、取り引き時間中としては30年前、1990年4月以来の記録的な下落です。

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(2020年3月13日 NHKニュースより)

=== ここまで ===



◆ドイツ銀行も破綻間近か・・・

一方で、ドイツ銀行もついに破綻間近かと思われるようなニュースが報じられました。


4月末に期限のCoCo債、12億5000万ドル(約1200億円)を返済しないというのです。

「CoCo債」というのは、「社債」のことです。


=== 記事一部抜粋 ===

ドイツ銀、償還可能な債券の返済見送りへ 市場の混乱が影響
 


 ドイツ銀行<DBKGn.DE>は、来月末に償還可能になる債券の返済オプションを行使しない方針。新型コロナウイルス感染拡大を背景とする最近の市場の混乱を受けた決定で、他の銀行が追随する可能性がある。

 

 ドイツ銀が返済を見送るのは総額12億5000万ドルのAT1債(その他ティア1債)。AT1債は偶発転換社債(CoCo債)の一種で、銀行が発行する債券としては最もリスクが高い。償還期限がない永久債と同等に扱われるが、償還可能日を迎えれば返済できる。


(2020年3月12日 朝日新聞記事より)

=== ここまで ===


記事の書き方でも分かる通り、これによってドイツ銀行が破綻するかというとそんなことはありません。


ただし、「1200億円程度を払えない」ということは、「かなりまずい状況なのではないか」と囁かれているのです。


なぜなら、ドイツ銀行がいっぱい保有しているのが「CLO(Collateralized Loan Obligation)」だからです。


「CLO」というは、要するに「ジャンク債」。

つまり潰れそうな会社の債権をいっぱい持っているということです。


そして、そのドイツ銀行からいっぱい社債を買っているのが、日本の都市銀行やゆうちょ銀行などの名だたる銀行達です。

農林中金にいたっては、6兆8000億円も買ってしまっているのです。


ドイツ銀行が、今回のコロナショックによって破綻するようなことがあれば、世界経済が大混乱に陥り、日本経済もさらにとんでもないことになります。

考えただけでも恐ろしいですね。。。

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◆私たち大家業への影響は?

世界中がコロナ感染と経済破綻に恐れる中、私たち不動産賃貸業にも少なからず影響があることでしょう。


たしかに数年後には物件が大幅に下落し、絶好の買場が訪れているとは思います。

昨日も記事にした通り、2010年~2012年ごろの底値に近づいていくと考えらます。


 2020年3月12日「消費税増税→ GDP7.1%下落 → 新型コロナウィルスショック、不動産価格はこれからどうなる?



一方直近では、家賃下落、家賃滞納、空室増加などの懸念があります。

家賃収入が大幅に減ってしまうことも考えられるのです。

(特に都心の方が大きな影響を受けるでしょう。)


ですので、オーバーローンで返済比率が高く、収支がカツカツのような物件を抱えている人たちが、一斉に悲鳴を上げる可能性があるです。



◆セーフティネット保証融資をうまく活用しよう!

新型コロナウィルスの影響拡大を受けて、政府がセーフティネット保証5号の「対象業種の追加指定」を発表しています。

「不動産賃貸業」も新たに追加されました。


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一般保証の枠(2億8000万円)とは別枠で、さらに2億8000万円の融資を受けることができます。

保証協会が80%を保証(銀行20%)するため、銀行もリスクが軽減されるため貸しやすくなるのです。


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セーフティネット保証融資の活用の方法については長くなるため、要望が多いようでしたら記事にしたいと思いますが、

コロナの影響や世界経済、日本経済にも目を向けつつ、日本の金融や不動産の動きにも注目ですね。



◆編集後記

昨日の午前中は、近所のママやパパに呼びかけて、公園でホッケー教室を開催しました。


我が家もそうですが、学校がお休みになってストレスの溜まっている子どもたちを抱える家庭が多いですからね。

普段から在宅勤務のななころですから、こういうときに柔軟に対応ができます!


雲1つ無い青空の元、気持ちよく汗をかきました。

やっぱりスポーツでいいですね!

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