消費税増税→ GDP7.1%下落 → 新型コロナウィルスショック、不道産価格はこれからどうなる? | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。


From:ななころ
エクセルシオールカフェより


2019年10~12月期のGDPは7.1%減・・・

内閣府が3月9日発表した2019年10~12月期の国内総生産(GDP)は、

なんとっ!?

「7.1%減」と大幅下落となりました。


速報値では「6.3%減」でしたが、さらに大きく下方修正となりました。


消費税増税の影響で、ある程度予想されていたとはいえ、とんでもない下落となりました。

新型コロナウィルスの影響を受ける前の数字でこれですからね。。。汗


=== 記事一部抜粋 ===

19年10~12月期GDP改定値、年率7.1%減に下方修正

 内閣府が9日発表した2019年10~12月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動を除いた実質で前期比1.8%減、年率換算では7.1%減だった。速報値(前期比1.6%減、年率6.3%減)から下方修正となった。法人企業統計など最新の統計を反映した。

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(2020/3/9  日経新聞記事より)

=== ここまで ===



 

◆株価はダダ下がり・・・

さらに、今年に入り新型コロナウィルスの影響拡大を受けて、株がとんでもないことになっています。


まず、NYダウ平均株価が急降下。

ここ1ヶ月で20%以上も下落しました。

スクリーンショット 2020-03-12 16.18.12



そして、連動するように日経平均株価はダダ下がり。

ここ3年ほどは2.2万円~2.3万円でしたが、一気に2万円台を割り込みました。

恐ろしいほどの急降下です。

スクリーンショット 2020-03-12 16.11.27



そして、今後は不動産価格も下がっていくと予想されます。

株価は不動産価格と連動しているからです。


それでは、不動産価格はどうなっていくのでしょうか?

いつ買い時がくるのでしょうか?



◆リーマンショック後はどうだったか?

今後の不動産価格の推移を予想するために、リーマンショック後(2008年)の不動産価格の動きをみてみましょう。


ご存知の方も多いかと思いますが、2008年9月アメリカの投資銀行リーマンブラザーズ破綻。

これをきっかけにNYダウ平均株価も日経平均株価も激しく乱高下しました。


そして、そこから5年。

2011年3月に東日本大震災が起こったこともあり、長らく低迷することとなります。


リーマン・ショック後


それでは、当時の不動産価格はどのように推移していったのでしょうか?


2007年~2008年当時、日本はバブル崩壊からようやく回復基調にありました。

不動産価格も上がっているころだったのです。


しかし、2008年9月のリーマン・ショックが起こりました。

2008年から大きく価格が下落しているのが、グラフを見ると分かるかと思います。


見てください!

1棟アパートも1棟マンションも見事に真っ逆さまです!


つまり株価と連動して、不動産価格が大きく下落しているのです。


<1棟アパート価格推移>
スクリーンショット 2020-03-12 17.06.32


<1棟マンション価格推移>
スクリーンショット 2020-03-12 17.05.53

(健美家レポートより)



◆ここ5年の不動産価格の推移

それでは、ここ5年の不動産価格はどうだったのでしょうか?


以前にも何度かお伝えしている通り、異次元緩和の影響で融資がじゃぶじゃぶに。

三為業者の暗躍もあり、不動産価格が大きく上昇していました。


しかし、2018年のかぼちゃの馬車問題 → スルガ銀行不正問題で、右肩上がりだった不動産価格は反転。

下落し始めていました。


<1棟アパート価格推移>
スクリーンショット 2020-01-31 13.08.22

<1棟マンション価格推移>
スクリーンショット 2020-01-31 13.07.53

(健美家レポートより)


そして、消費税増税 → GDP大幅下落 → 新型コロナウィルスの流れです。


株価が大幅に下落していますので、不動産価格が上がる要素はなく、今後は不動産価格が下落していくのはほぼ間違いないでしょう。


リーマンショック後のような下降線を描くことになるでしょう。



◆今すぐ買いに動くべきか?

しかし、ここで焦りは禁物です。


感の良いあなたがお気づきの通り、リーマンショック後の不動産価格推移を眺めると、2008年から4年後の2012年ごろに底になっていることが分かります。


今、不動産価格が下落しているのは間違いないのですが、それでも今はまだ高い。

リーマンショック直後と比べてもまだ高いのです。


不動産価格は、株価よりもダイナミックな動きはしませんので、1、2ヶ月後に一気に底になるということはありえません。

また、都心と違ってななころのような地方高利回り投資の場合は、もっと値動きはなだらかです。

早くて今年後半から、通常であれば1年以降に、買い時が徐々にやってきます。


もちろんすでに下落の兆候があります。

以前と比べて利回りが高く、安い物件も出てきました。

あなたの条件に合う物件があれば購入するべきです。


とはいえ、まだまだ売り主側が強気だなと感じます。

底値だった2010年~2012年ごろは、面白いように価格交渉ができました。


ですから、どしんと構えてじっくり待つ。

そんなマインドでいたいなと考えている次第です。



◆編集後記

株価が乱高下するとともに、為替もとんでもない動きになっています。

ドル円が110円台から一気に103円台まで円高となりました。

スクリーンショット 2020-03-12 17.38.01



そのような激しい為替の動きの中で、FXが絶好調です。

3月の8日だけで、13万円以上もプラスになっています。

スクリーンショット 2020-03-12 17.32.32



ななころの場合は、不動産投資は自分でリスクコントールができるので大きく投資したりもしますが、FXの場合はすべて失っても良いと思える金額しか投資していません。


FXや株価の値動きに心が囚われる毎日にはしたくないからです。

毎月10万円程度の利益をコツコツ積み上げていく投資です。


それでも、今月はたった8日でこの利益ですから、ある意味怖くなります。

この時期に大きく稼いで億万長者になる人がいる一方で、大きく損を出して破産する人も出そうですね。。。


投資はあくまでもライフデザインを実現するための1つの手段。

心に言い聞かせていきたいですね。