スルガ銀行 決算上方修正、復活か?元本カット対応のその後は? | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。


From:ななころ

コメダ珈琲より

 

◆スルガ銀行が決算、通期上方修正

かぼちゃの馬車問題発覚から一気に業績が悪化したスルガ銀行。

一時期は1000億円を超える赤字を計上しました。


 2018年11月14日「スルガ銀行約1000億円の大赤字に転落、加速する預金流出・・・




しかし、2月14日に発表された決算では、コア業務純益で92億円計上。

第3四半期累計で290億円と予想を上回り、通期予想も上方修正しています。


=== 記事一部抜粋 ===

スルガ銀、実質業務純益32%減 通期予想は上方修正

 スルガ銀行が14日発表した2019年4~12月期決算は、本業のもうけを示す単体の実質業務純益が32%減の292億円だった。子会社からの配当が前年同期に比べて大きく減ったほか、貸出金利息の減少が響いた。連結純利益は194億円。

(2020/2/14 日本経済新聞記事より)

=== ここまで ===

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(スルガ銀行「2019年度第3四半期 決算概況」より)



◆創業家とも関係解消!?

さらに、創業家ファミリー企業に対する融資金全額を回収。

創業家との関係を解消したという内容を発表しています。


以下の記事では、スルガ銀の広報担当者が、

「シェアハウス関連融資などの原因となった企業風土に影響を与えた創業家との関係完全解消で、業務改善に向けて再出発ができる」

とコメントしています。


=== 記事一部抜粋 ===

スルガ銀行、業績上方修正 3月期予想、実質与信費用が減少


 スルガ銀行は14日、創業家ファミリー企業に対する融資金全額を回収したと発表した。2019年10月には創業家が保有する全株式を家電量販大手のノジマに譲渡し資本関係を解消している。融資金の全額回収に伴い、名実ともに創業家との関係解消を完了した。

(2020/2/15 静岡新聞記事より)

=== ここまで ===

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(2020年2月14日「創業家ファミリー企業との融資関係の解消について」より)



◆収益物件への融資も再開!

そして、以前にもお伝えしましたが、スルガ銀行は徐々に収益物件への融資を再開しています。


ライフデザイン実践会の会員さんからの情報を一部だけシェアさせていただくと、


【スルガ銀行2020年2月時点の融資情報】
 

・エリア:全国の支店があるところ


・金利:都心1%後半~2.2%程度、都下・その他2.5%程度


・融資期間:RC・S「60年-経過年数(MAX35年)」、木・軽鉄「50年-経過年数(MAX30年)」


・融資額:物件価格の90%まで(自己資金1割)


・その他:2020年1月から法人にも融資を開始



上記のように、これまで個人にしか融資をしていませんでしたが、法人への融資を開始するなどして、融資を再開しているのは間違いないようです。


実際に決算書においても、金額は少ないものの、融資が実行されているのが分かります。

・個人ローン融資実行額・・・34億円

・法人向け投資用不動産ローン実行額・・・42億円


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しかし、上記に加えて金融資産の条件があるのですが、これがかなりネックとなる見込みです。


また、「エリアが広い」「積算だけでなく収益性も見てくれる」「法定耐用年数縛りが緩い」といった他の銀行には無いスルガ銀行の良さは、まだまだ出てきていないようです。

私たちサラリーマン投資家が利用するには、まだまだ先になりそうです。。。



◆スルガ銀行は順調なのか?

とはいえ、業績が回復し、創業家の関係が解消され、融資も再開したスルガ銀行。

株価も順調に回復して、順風満帆に見えそうです。


しかし、実際はどうなのでしょうか?

元本カット徳政令はどうなったのでしょうか?



実はまだまだこの先予断を許さない状況にありそうなのです。

その理由は・・・


(次回につづく)


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◆編集後記

相変わらずバタバタと忙しい毎日を過ごしております。


週末の夜は、ホームステイしているフランス人の女の子のお父さんに招かれて、六本木のレストランで食事をしてきました。


お父さんはフランスのチーズやチョコレートの会社に勤務されていて、日本では伊勢丹などに卸しているそうで、視察で何度も日本に訪れているそうです。


「いちごが2つで6000円!?汗」

「メロンが1つ15000円!?驚」



伊勢丹で売っている果物の金額に「クレイジーだ、クレイジーだ」と驚愕していました笑


一方で、ご馳走になってしまったレストランもそこそこ高く、一人1万円以上はいったと思います。

そこは「安い」と感じたようで、面白いギャップだなと感じました。

(パリの高級レストランは本当に高い・・・汗)


ホームステイを受け入れて7年。

昔は英語もほとんど話せず、外国人と食事なんて考えられなかったのですが・・・。

外国人と長時間会話をしながら食事もだいぶ慣れてきました。

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