From:ななころ
プライベートオフィスより
◆購入する本をAmazonでしか探していないようなもの
ここ最近は、「お宝物件を掘り出すためのポイント」について、お話ししてきました。
2020年1月16日「お宝物件をザクザク掘り出す物件検索のコツ(1)」
2020年1月17日「お宝物件をザクザク掘り出す物件検索のコツ(2)」
2020年1月20日「お宝物件をザクザク掘り出す物件検索のコツ(3)」
楽待や健美家はたしかに便利です。
物件量も多い。
時々お宝物件も登場します。
物件を探す時には今や欠かせないサイトの1つです。
しかし、多くのサラリーマン不動産投資家が、楽待や健美家からの情報に頼りすぎている。
不動産業者から言われるがままに物件を紹介されて購入するのは論外ですが、楽待や健美家からの情報に偏っていてはいけません。
たとえると、それは「本をAmazonでしか探していないようなもの」です。
どういうことでしょうか?

◆Amazonは便利だけれど・・・
Amazonはたしかに便利です。
安いですし、情報量も多い。
Amazonで1円で購入した本から、大きな影響を受けることも少なくないですよね!
しかし、たとえば安さを求めてある本をAmazonで1円で購入するとします。
1円で購入した本には、送料という名目で250円~350円取れて、トータルでは1冊300円ぐらいになります。
一方で、同じ本をネットオフで探したら、「1冊90円で買えて、しかも送料無料だった」なんてこともあったりします。

たとえば、「ニュースで学べない日本経済(大前研一)」を探してみると・・・
Amazonだと、最安で「5円+250円(配送料)」※2020年1月21日時点

一方で、ネットオフで探してみると、「90円+配送料無料」※条件あり

そして、地元の古本屋に行ったら、「1冊100円で売っていた」ということもあります。
また、図書館に行けば、ほとんどの本は無料で借りれてしまいます。
(東京都の図書館は、行った図書館に無くても取り寄せてくれたり、要望を出すと購入してくれたりもします。)
Amazonよりも安く本を購入する方法はいっぱいあるのです。
◆便利な方に流れてしまうクセや習慣はないか?
今回は本を例に出しましたが、本だとたかだか1冊100円、200円の差なので、たいしたことではないとあなたは感じるかもしれません。
しかし、ここで言いたいのは、「何も考えずに便利な方に流れてしまう”クセ”や”習慣”」があると、不動産投資では危険だということです。
物件探しで言うと、楽待や健美家だけをチェックしている人は危険なのです。
同じ物件が、違う値段で売っていることもあります。
楽待や健美家には登場しない割安な物件もたくさんあります。
(特に地方になればなるほど)
物件購入時が成否を大きく分けるのですから、なるべくライバル投資家がやっていないことをする。
1つでも多くの情報源を当たり、1つでも多くの物件を収集する。
便利な方に流されず、あえて不便な方にいってみる。
工夫してみる。
時間と労力をかけてみる
そういった積み重ねが、半永久的に収入を生み続けてくれる物件たちを手に入れることができるのだと、ななころは考えている次第です。
◆編集後記
今日は素晴らしい方にお会いしました。
話しが合い、初めてお会いしたにも関わらず、いろいろなお話をすることができました。
とても勉強になりました。
明日のブログ記事でご紹介したいなと思います。