From:ななころ
とある六本木タワーマンションロビーより
◆前回のあらすじ
前回の記事では、
・融資が厳しい方が儲かる物件を購入できる可能性が高い
・融資が厳しい状況を歓迎する
・2008年リーマン・ショック後当時の方が遥かに厳しかった
・そんな状況下でも融資してくれる金融機関はあった
・今は「半永久的にお金を生み出し続けてくれるお宝物件」を見つけ出す方が難しい
そんなお話しをしました。
「いや、融資が有利な時に一気に拡大した方がいい」
「物件よりもまずは融資だ」
などなど、
これについては、賛否両論あるかと思いますがあなたはどう思いますか?
◆物件検索のジレンマ
10年前と比べて、今は「半永久的にお金を生み出し続けてくれるお宝物件」を見つけるのが難しくなっているとななころは感じています。
その原因の1つが「物件検索のジレンマ」です。
2015年、2016年ごろのことです。
ななころが探しているエリアで、状態の良い物件が利回り15%超えで出ていました。
久しぶりにワクワクしていました。
(マイナーなエリアです)
さっそく電話で問い合わせしてみると・・・
(地方はメールよりも電話の方が有効な場合も多い)
ななころ「サイトを見て問い合わせしたんですが!」
業者「もうオタクで(問い合わせが)10件以上来てるよ。。。」
業者はゲンナリしています。
掲載してすぐに問い合わせが殺到し、買付も多数入っていたのです。
驚きました。
ななころが最初に物件を買った頃(2008年ごろ)は、こんなことはありませんでした。
まだ楽待や健美家といったポータルサイトが無かった頃です。
不動産連合体のようなサイトはありましたが、探しにくいサイトも多く、物件検索には努力と工夫とマメさが必要でした。
それが、楽待や健美家の登場により、物件検索がどんどん便利になっていったのです。
条件設定をしておくと、物件情報がすぐさまメールで届くようにもなっていきました。
するとどうでしょう!?
条件の良い物件が出ると、すぐに問い合わせが殺到するようになっていったのです。
物件検索が便利になるにつれて、競争が激しくなり、良い物件が瞬間蒸発するようになっていったのです。
「買い上がり」のようなことも起こったのです。
まさに「ジレンマ」!
物件検索が便利になればなるほど、良い物件を購入するのが難しくなる。
そんな状況が起こっていったのです。
不動産投資の究極の成功法則の1つは、「いかに物件を安く買うか」だったりします。
ななころは、こうした掘り出し物、売れ残り品を見つけ出すが大好きだったりします。
しかし、物件検索が便利となり、良い条件の物件はライバルが殺到し、割安に買うのが難しくなっていってしまったのです。
◆物件検索が便利になる時代のお宝物件の探し方
それでは、この物件検索が便利になりゆく時代で、どうやってお宝物件を探せば良いでしょうか?
お宝物件をザクザク掘り出すにはどうしたら良いでしょうか?
(次回につづく)
◆編集後記
「禅」に影響を受けた外国人として真っ先に思い浮かべる人は、スティーブ・ジョブズかなと思います。
ジョブズは、亡くなる半年前に京都の南禅寺を訪れ、しばらくの時間、じっと庭を眺めていたそうです。
おそらく死期を悟っていた頃。
いったい庭を見つめながら、何を思っていたのでしょうか・・・。
そんな世界的にも認知されている「禅」。
恥ずかしい話、私が禅を知ったのは、ホームステイを通してでした。
ホストファミリー養成スクールの受講生から教わったのです。
しかし、そこからすっかり「禅」の魅力に引かれてしまいました。
頭がスッキリとして、力が漲ってくるのを感じるのです。
今では、ホームステイする外国人が興味があれば、近くのお寺に連れていっては、一緒に座禅をしています。
(私は今でも無宗教ですが)
今回は、我が家にホームステイしているフランスの女の子と一緒に朝6時からの座禅会に参加してきました。
彼女は体は細いのですが、フランスで柔道もやっていたということで、姿勢が綺麗と褒められていました。(外国人は正座もできないことが多い)
よっぽど気に入ったらしく、「また来月も行きたい!」としきりに言っていました。
「外国人を通して日本の良さを知る」