台風で多摩川が氾濫!不動産投資で危機を回避できる人、できない人 | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。


From:ななころ

サイゼリヤより


◆台風で危機が迫る

みなさま、台風の被害は大丈夫でしたでしょうか?


前回の台風と今回の台風。

私たち大家にとっても甚大な被害をもたらしました。

ライフデザイン実践会の会員の中には、苦労して苦労して修繕した戸建ての屋根が吹き飛んでしまった人までいました。


そして、私の実家が多摩川そばにあるということもあり、ハラハラして台風の状況を伺っていました。

地元にはまだ友人も多く住んでいるため、頻繁に連絡を取り合い情報をシェアし合っていました。


多摩川の水位の上昇の速さには本当に恐怖を感じました。

(平常時)
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(13時40分現在の多摩川の様子)
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(17時現在の多摩川の様子)
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◆正常性バイアスに注意

刻一刻と危険が迫っている中、友人の反応はさまざまです。


いち早く避難する友人。

一方で、「大丈夫でしょ」と家族ですき焼きを食べている友人もいました。


みな多摩川までの距離は数百メールです。

今すぐ危険は迫ってきています。


なぜこのように反応に差が出るのでしょうか?


有名な心理学用語の1つに「正常性バイアス」というものがあります。

人間は自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のことです。


たとえば、東日本大震災のあった時、地震直後に津波が来るとすぐに避難する人はほとんどいなかったそうです。

それどころか、多くの人々が実際に津波を目撃してから初めて避難行動に移り、結果、避難に遅れが生じたことが解明されています。


また、御嶽山の噴火で登山者55人が噴石や噴煙に巻き込まれて死亡した事故がありました。

死亡者の多くが噴火後も火口付近にとどまり噴火の様子を写真撮影していたことがわかっており、携帯電話を手に持ったまま亡くなった方や、噴火から4分後に撮影した記録が残るカメラもあったそうです。


このように、危険を感じる人がいる一方で、「自分は大丈夫」と正常性バイアスの影響を受けてしまう人もいるのです。


(友人から送られてきた写真。多摩川そばの道路は完全に浸水してしまいました。)
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◆正常性バイアスの影響を受けていないか?

実は不動産投資の世界でも、「正常性バイアス」の影響によって、避難回避が遅れてしまう人がいます。


たとえば、収支の悪い物件を所有し続けるサラリーマン投資家の人たちです。

危機を感じて懸命に空室を埋めたり売却活動する一方で、「まだ大丈夫」と目をつぶっている人も少なくありません。


ちょっとづつちょっとづつ収支が悪化していき、いずれ破綻を来すということが分かっていても、「まだ大丈夫」「まだ大丈夫」と動かない人が多いのです。


また、明らかに儲からない物件だということを、購入途中で分かったとしても、悪い部分は見ないようにして、立ち止まらない人もいます。


相談に来られた方も、ななころから指摘されて「まずい」と感じて即座に行動する人もいれば、「自分は大丈夫」と行動に移さない人も少なくありません。

時間が経てば経つほど苦しくなってくのが目に見えているのにも関わらず。。。


ですので、危機に直面しているのにも関わらず、「まだ大丈夫」と考えてしまう癖のある人は、正常性バイアスの影響を受けていないか?確認するとことをオススメします。

不動産投資においても大切な能力です。


2018年10月12日「えっ?その不動産投資、大丈夫?NHKクローズアップ現代で紹介された成功モデル




◆ななころがホラーが好きな理由

私はなぜかホラーが好きです。

怖がりのくせに、昔からなぜか怖い映画を観たり小説を良く読んでいました。


恐怖が迫るシーンや残虐なシーンなど、思わず目を背けたくなるようなシーンを観たり、想像したりするのは精神衛生上あまり良いことではないと分かってはいるのですが。。。


なんでなんだろう?

自分は異常な人間なんだろうか・・・?


それが、ここ最近やっと、ななころがホラーが好きな理由が分かってきました。

本能的に「危機」を感じていたいんだと思うのです。


平和な日本で生活すると、生死に関わるような「危機」に直面することってほとんどありません。

どうしたって気が緩んでしまうのです。


そうなると、感覚がどんどん鈍っていきます。

正常性バイアスの影響を受けやすくなります。

私はそれが本能的に嫌なんだろうなと今は思うのです。


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◆平和な日本に生きているからこそ・・・

今の日本はとても平和です。

何百年、何千年という単位で考えると、今が一番安全な時代です。


夜、動物や敵に襲われることを心配する必要もありません。

明日の食料を心配する必要もありません。


日本の人類史上、最も安全な時代といっても過言ではないのでしょう。


だからこそ、正常性バイアスの影響を受けやすくなります。

今回の氾濫の危機が迫る中すき焼きを食べる友人のように、身近に危険が迫った時に判断が遅れてしまう人が多いのかもしれません。


ななころのようにホラー好きになれとは言いません(笑)

しかし、危険を察知する能力というのはいつでも研ぎ澄ましておきたいとなと感じている次第です。

この平和な時代だからこそ・・・



 

◆編集後記
 

今日はサイゼリヤで記事を書いています。

サイゼリヤはコスパが恐ろしく良いので、お気に入りのお店の1つです。


イタリアンを経営している友人が言っていましたが、プロシュート(生ハム)やワインの質は良くて、とてもこの値段で提供できるものではないと舌を巻いていました。

・プロシュート 399円

・グラスワイン 100円


世の中には高くて美味しい店というのはたくさんありますので、簡単に探すことができます。

逆に、とてにかく安いお店というのもたくさんあります。


ただ、コスパの良いお店(高い安いではなく)はなかなか無いので、見つけた時は思わず笑顔が出てきてしまいます。


不動産も同じで、「いかにコスパの良い物件を見つけるか?」が鍵です。

ここ最近はコスパの良い物件がどんどん出てきていて、昨夜は利回り40%の物件に出会ってにっこり。

思わず笑みがこぼれてしまうのです。