日本は他の先進国と比べると貧乏!?(驚) | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。


From:ななころ

プライベートオフィスより

 

◆日本は貧乏?


「日本は他の先進国と比べると貧乏」


先日開催した民泊最前線の稲岡さんのお話しは、衝撃な言葉からスタートしました。



「えっ?ほんとに???」

普段、何気なく日本だけで生活していると気が付きにくい。


町に繰り出せばモノで溢れかえっている。

Facebookやインスタには美味しそうなご飯やスイーツが次々とタイムラインを流れる。


会社は理不尽で仕事は面白くないが、我慢さえすれば何不自由な暮らし。

とても貧困には思えない。


たしかに衣食住に困る「絶対的貧困」の割合は低い。

全国のホームレスの数は年々減っていて、5000人も満たないそう。

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(厚労省「ホームレスの実態に関する全国調査(概数調査)結果」平成30 年7月13日)より



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◆世界の先進国と比べると・・・

しかし、社会全体の中で見ると相対的に貧困層に分類される「相対的貧困」の割合は極めて高い。


国際的に見ると、日本の貧困率の高さはG7中ワースト2位。

さらに、ひとり親世帯ではOECD加盟国35カ国中ワースト1位と報告されています。

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たしかに、私の家には世界中から外国人がホームステイしにやってきますが、

「日本ってもっとすべて高いと思っていたら、意外と物価は安い」

「特に外食しても、2000円も出せばかなり良いものが食べられる」


と言って驚かれることがあります。


日本は相対的な貧困層の割合が高く、さらにデフレのため、いろいろと物が安くなっているからです。

そのため、日本人には貧困だと分かりづらいのですが、数字で見ると、世界の先進国の国々から見ると明らかに日本は貧しくなっているの言えるのです。


アメリカの大手通信社のブルームバーグのコラムにはこんな記事があります。

「日本は国民みな真面目で勤勉で、薬物乱用や犯罪も少なく、シングルマザーも少ないのに、貧困な人々がたくさんいる」


なんとも皮肉なタイトルではないですか・・・(苦笑)


=== 記事一部抜粋 ===
 

Stop Blaming America’s Poor for Their Poverty


In Japan, people work hard, few abuse drugs, crime is minimal and single mothers are rare. The country still has lots of poverty.



Japanese poverty is a quiet affair. There are almost no slums or shantytowns. The streets are generally clean and well-kept. Homeless people sleep out of sight. So-called evaporated people leave their homes and families and eke out meager, anonymous existences. Single people live in tiny bare apartments little larger than a closet. Elderly people who never recovered from the economic bust of the 1990s suffer in the shadows. Many shop at 100-yen stores (similar to dollar stores) just to survive.

(2019年7月30日ブルームバーグ記事より)

=== ここまで ===



◆悲観するのではなく、チャンスと捉える!

こういう記事を目にすると、

「あぁ~、日本はもう終わりだ・・・」と悲観的になる人。

「これは由々しき問題だ。日本の政府が悪い!」と怒り出す人。

「私には関係のない話だし」と無関心にな人。


いろいろだと思います。


一方で、

「こんなチャンスを逃さない手はない!」

と感じている人も少なくありません。


なぜなら、世界の金銭感覚と日本の金銭感覚に歪みが生じているからです。


つまり、日本では「高い」と思われているものが、世界の国々の人にとっては「安い」と思われる可能性が高いのです。


たとえば、我が家にホームステイしていたカナダ人の男性は、

カナダ人男性「自転車めちゃくちゃ安かったよー!」

私「良かったね!いくらだったの?」

カナダ人男性「たったの15000円」

私「えっ!?(15000円が安いんだ)」


彼には7000円ぐらいの感覚なんだろうなと話していて感じました。


ですから、我が家でホームステイする場合、1ヶ月7.5万円(食事提供なし)で受け入れていますが、「家賃が高い」と感じている人はあまりいません。

むしろ「安い」とさえ感じているようです。


なぜなら、大学や日本語学校を通してですとマージンがかかりますから、宿泊費は2倍以上かかる場合も少なくありません。

都心のホテルですと、1泊8000円はしますから、30日間で24万円ですからね。


このように、世界の金銭感覚と日本の金銭感覚の歪みを突いたビジネスは、今とてもチャンスが広がっています。

「民泊」しかりです。

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◆誰でも簡単に儲かるビジネスの2つの条件

しかし、民泊にしろ、ホームステイにしろ、誰でも簡単にはできません。

心理的障壁が高いからです。


あなたは、誰でも簡単に儲かるビジネスの2つの条件というをご存知でしょうか?


1つは、「需要 > 供給」という条件です。

当然、需要が供給量を上回れば、簡単に儲けることができます。


今や日本を訪れる外国人は毎年増えており、2018年は3000万人を超えました。

来年はオリンピックも控えていますから、もっと増えることでしょう。


一方で、ホテルは劇的には増やすことはできませんので、慢性的な宿不足です。

アパホテルの宿泊費が2万円を超えているのには驚きです!


(4月は繁忙期のため軒並み高い)
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そして、もう1つは「参入障壁」です。

民泊やホームステイは、2018年4月に民泊新法がスタートしたことにより、参入障壁が築かれました。


ただでさえ、英語アレルギーのある日本人にとって、民泊やホームステイは大きな壁でしょう。

特に自宅で外国人を受け入れるホームステイなどは、「絶対に無理」と感じる人が大半なのではないでしょうか。


だからこそ、我が家のような東京の辺鄙な場所にある家にも関わらず、外国人が絶えずホームステイをしに来てくれて、半年先まで予約が埋まっている状態なんだと感じている次第です。

そんなことをセミナーの後半ではお話しさせて頂きました。

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◆編集後記

今回のセミナーは反省するところがいくつか。


特に受講者に「申し訳ないなぁ」と感じたのたが、あれだけ広い会場でマイクが使えなかったところ。

後ろで聞いていた方に声が届きにくく、分かりづらいところがありました。


また、セミナー内容についても見直しが必要。

最新の融資情報をお伝えしなければいけないところを、古い情報が混じってしまっていたり。


受講者の方には個別にメールさせて頂いていますが、反省を踏まえてフォローしていきたいと思います。

あらためて、たくさんの参加ありがとうございました。


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