ちょっとしたバブル!?スウェーデンの不動産事情 | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。


From:ななころ

スウェーデン・ストックホルムの素敵なアパートより

◆スウェーデン旅行記(2)

「あぁ~、忘れたぁー!汗」


久しぶりの海外はトラブルから始まりました。

私たちは空港からバスで市街に向かったのですが、バスの中で充電していた妻が、携帯を忘れてしまったのです。。。汗


iPhoneは高値で売れるということもあり、盗まれる可能性も高いとのこと。

妻も私も真っ青になりました。


不安を抱えながら、スウェーデンのおじいちゃんの姪のアパートに到着。


しかし、こういう時に現地の友人がいると心強い。

すぐにバス会社に電話してくれて、探してくれることになったのです!

果たして見つかるのか・・・?(不安)


少しだけ安心した私たちは、その日の夜は、優しく出迎えてくれたおじいちゃんと一緒にパエリアパーティをして楽しみました♪

(長男は時差ボケと疲れで午後14時にダウン。)

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ちなみに、スウェーデンのアーランダ空港からストックホルム中心街に行くには、主に「電車」「バス」「タクシー」3通りの手段があります。


観光地になればなるほどマーケティングがうまいので、国や国と組んだ企業が一番儲かるものを旅行者に利用させようと、巧みに誘導してきます。


不動産投資家たるもの、やっぱり一番費用対効果が高いものを選びたいですよね(笑)。

私たちはバスを選択しました。


あなただったらどれを選びますか?

 

1.直通特急電車 280SEK  20分

 

2.タクシー 500SEK 30分

 

3.ローカルの電車 120SEK 36分

4.空港シャトルバス 119SEK 45分

※10SEK(スウェーデン・クローネ)= 110円 2019年8月現在


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◆スウェーデンの不動産事情

ところで、このブログを読んでくださっている方は、不動産投資が大好きな人が多いはず。

ライフデザイン実践会の会員さんもそうなのですが、ほとんど病気なんですよね笑

「不動産病」ってやつですね。


どこに行ってもついつい不動産について考えています。

そこで、スウェーデンの不動産事情も気になりますよね!?


またゆくゆくは、海外で不動産投資をすることを検討している方もいらっしゃるでしょう。


ということで、スウェーデンでもしっかりと不動産事情をリサーチしました。


実はスウェーデン、中心街は今ちょっとしたバブルになっています。

スウェーデンの不動産価格は過去20年間ずっと右肩上がりです。


その大きな要因は、需要に比べて圧倒的に供給が足りていないからなのですが、需要過多の事情は主に3つあります。



1.人口が増えている

現在のスウェーデンの人口は約1000万人。


日本と同じように少子高齢化に悩んでいるスウェーデンは、移民を多く受け入れています。

そのため、人口は右肩上がりに増え、供給が追いつかない状態なのです。

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2.居住スペースが限られるため

人口が増えているにも関わらず、中心街の居住スペースは限られます。

古くから人が住んでいるため、すでに開発スペースがほとんどありません。


さらに、ストックホルムは小さい島が集まった街です。

そもそも人が住むスペースが限られているのです。


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3.スウェーデン政府の特殊な賃貸住宅事情

もともと居住スペースが限られているところに、どんどん他国から移民がやってくるのですから、不動産価格が上がらないわけがありません。


「ここで賃貸住宅を建てたら大儲け!」


私たち不動産投資家なら考えるところですが、スウェーデンではかなり変わった賃貸住宅事情があります。

 

スウェーデンでの賃貸住宅の家賃は、「利用価値」によって決められます。

この利用価値というのが面白くて、住宅の部屋の数や大きさ、室内の設備(例、キッチン・調理器具・冷蔵庫など)、共有スペースの設備(エレベーター、洗濯室)などです。


一方、立地はまったく関係無いのです!(驚)

便利な街の中心にあるのか、それともずっと離れた郊外にあるかといった立地条件が加味されないのです。

※窓から見える景色や、町並みの歴史はとても重要な要素ですが


つまり、住宅の大きさや質が同じであれば、それがスウェーデンのどこにあろうとほとんど同じ家賃が設定されるのです。


しかも、この制度は自治体の管轄する公営の住宅会社だけでなく、賃貸物件を持つ民間の住宅会社にも適用される。



ですから、中心街に賃貸住宅を建築していると採算が合わず、投資対象にならないのです。


そのため、いつまでたっても賃貸住宅は増えず、賃貸に住むことはほぼできず(3年待ちとか)、中心街に住むなら買った方が早いのです。

そして、不動産の価格は上がっていくのです。



◆編集後記

スウェーデンの不動産事情、面白いですよね!


日本のように賃貸住宅がバンバン建てられる問題とはまったく違って、賃貸住宅がまったく建たないスウェーデンではいろいろな問題が発生しています。



ですから、こういうガムラスタンを一望できるような眺めの良い物件は、2LDKの間取りで1億とか2億とかになっていくのですね。


次回はスウェーデンの建物の価値についてお伝えしながら、日本の不動産投資でも活用できるところをお話していきたいなと思います。


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