From:ななころ
コメダ珈琲より
◆吉本興業の騒動は何を意味する?
昨日、吉本興業の社長の記者会見をご覧になった方も多いはず。
今回の吉本に関する騒動に、心を痛めていたり、憤りを感じたり、疑問を感じたり、いろいろな事を考えさせられた人も多いのではないでしょうか!?
芸能ニュースに疎い私ですら、気にせずにはいられませんでした。
「これから吉本興業はどうなっていくのだろう」と固唾を飲んで見守っていました。
私はみなさんと同じように感じたり考えさたりする一方で、まったく違う視点で今回の騒動を眺めていました。
それはどんな視点だったかという・・・
◆算命学との出会い
不動産投資を始めた10年前頃からでしょうか。
これから世の中がどうなっていくか、どう変わっていくかを考える癖が身につきました。
なぜかというと、不動産も波ですから、波を予測しようと考えたことがきっかけだったように思います。
安い時に買って高い時に売れれば間違いないですからね。
(簡単にできるもんではありませんが笑)
そして、いろいろな未来予測の方法を勉強中なのですが、その中でもとりわけ参考にしているものがいくつかあります。
その1つが「算命学(さんめいがく)」です。
私が算命学を参考にするようになった経緯については、今から10年前のブログに記事が残っていました。
2009年時点で「2011年には日本を揺るがす何かが起こる」と予想されており、実際に「東日本大震災」が起こりました。
算命学では日本では2011年は「鬼門」に当たる年とされていたからです。
ちなみに、中国が来年2020年に「鬼門」の年となります。
どんな年になるのか、今のアメリカとの関係などを考えると怖いですね。。。
2009年08月17日「2011年に何かが起きる!?~算命学その1~」
2009年08月18日「2011年に何かが起きる!?~算命学その2~」
◆2019年はどんな年?
では、2019年はどんな年とされているのでしょうか?
算命学では、2019年は「己亥(つちのとい)」の年です。
まず、「己亥(つちのとい)」の「己(つちのと)」は、「紀」であり「節目を整えること」の意味があります。
つまり矛盾や対立があるならば、筋道を正しく事態を整理していくことが大切だとされているのです。
次に、「亥(いのしし)」は、「ね・うし・とら・う・・・」と始まる十二支の、一番最後「大取り」ですよね。
一番手の「子(ねずみ)」の1つ前とも言えます。
つまり「新しいサイクルに入る前の準備のとき」と解釈されています。
また、『史記』には、
「亥は、”該(がい)”なり。陽気下に蔵る。故に”がい”というなり。」
※該とは、罪を問いただす事。万物を裁くこと。
とあります。
つまり、2018年から「亥(がい)(罪を問いただす)」の気が、動き始めているとされています。
もし解決されなければ、真実は闇(陰)に葬られ、地下に蔵ってしまう事になり、2020年からの新しいサイクルでは取り残されていくことになるとされているのです。
(もちろんいろいろな解釈があります。)
◆算命学に当てはめて世の中を見ると面白い!
こうやって世の中を見ていくと面白いですよね!
私は「今回の吉本の問題が、大きな時代の流れの中で、どのような意味を持つのだろうか?」という視点で眺めていたのです。
そこで、吉本興業で起こっている騒動を当てはめてみると、
・吉本興業問題 → 旧態依然の体制を整える動き、過去の罪を正す動き
と見ることができるのはないでしょうか。
また、吉本興業だけでなく、TV業界全体や芸能の世界全体で捉えると、旧態依然の体制にメスが入り正そうとする動きが出ていると考えられるのではないでしょうか。
・「元SMAP3人の出演に圧力の疑い ジャニーズ事務所を注意 公正取引委」 → 古くからの悪しき慣習を正す動き
・NHKから国民を守る党が1議席獲得 → NHK受信料の矛盾を正す動き
まさに「亥は、”該(がい)”なり」です。
~ 記事知一部抜粋 ~
ジャニーズの暗部に触れないメディアの罪
少年たちへの"性的虐待"という事実
ジャニー喜多川のいなくなったジャニーズ事務所は、少し長いスパンで見れば、帝国崩壊へと向かうことは間違いないと思う。
SMAPの解散、嵐も来年から活動を休止するなど、ジャニーズ事務所にいい話題は少ない。
さらに大きな問題が『文春』で報じられている。
SMAP解散後、事務所を出た稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人をテレビに出演させないよう、事務所側が圧力をかけていたというのである。
そんなこと、これまでもジャニーズ事務所がやってきたことで、いまさら問題にすることではないと思う人もいると思うが、今回は次元が違うのである。
(2019.7.23 プレジデント記事より)
~ ここまで ~
◆不動産投資業界は?
そして、私たちの深く関わる不動産投資業界においても、この動きが当てはまります。
昨年、かぼちゃの馬車の問題から明かされてきた不動産業界の闇は、まさにこのような時代の流れに沿った動きと言えるのかなと思います。
なお、2018年は、茂り過ぎた木々たちの枝葉を、大なた(戈)をふるって切り取っていく年になるだろうと予測されていました。
そして、来年2020年は「子(ねずみ)」の年です。
新しいサイクルが始まろうとしています。
「創造の前には破壊が必要」とも言われています。
2019年後半、さらなる破壊が起こる可能性もあります。
しかし、これから新しい時代を迎えるための、必然と言えるのかもしれませんね。
◆編集後記
昨夜は、サラリーマン時代の先輩の送別会にお呼ばれして、急遽参加してきました。
私がまだ就職2年目でいきなり本部に異動になり、右も左も分からない状態の時に、弟のように優しく教えてくれた、とてもお世話になった先輩でした。
私が上司からの理不尽なパワハラに悩んでいた時も、心からサポートしてくれた先輩です。
感謝してもしきれない先輩です。
先輩に事情を聞くと、30年以上勤めた会社に激しい不満が募り、急遽退職を決めたということでした。
はっきりとは話してくれませんでしたし、すでに退職して7年経つ私にはよく分からないところもありました。
しかし、会社は上場企業ですし、業績は良く、給料も悪くありません。
(返金年収は807万円だそうです)
しかも、あと数年すれば定年退職です。
久しぶりにお会いした先輩は、以前と変わらぬ優しい笑顔のままでしたが、急遽退職の道を選んだということは、それ相応の理由があったんだろうなと察します。
この会社も旧態依然の会社です。
会社を動かしている人たちは、もう何十年と変わっていません。
古くからある日本の多くの企業が、吉本興業やジャニーズ事務所のような問題を抱えいてるんだろうなと感じたい1日でした。。。