相次ぐ不動産業界の不祥事、次は◯◯建託か? | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。

From:ななころ

プライベートオフィスより

 

昨年1月のかぼちゃの馬車問題が発覚後、不動産業界には激震が走っています。

ざっくりと時系列に並べてみます。


・2018年1月 かぼちゃの馬車が一方的なサブリース解除

・2018年1月 シェアハウス投資

・2018年4月 かぼちゃの馬車を手がけるスマートデイズ社が破産

・2018年5月 スルガ銀行のずさんな融資実態が明らかに

・2018年5月 テレビ東京がガイアの夜明けでレオパレス問題を報道(2回目)

・2018年6月 大東建託の内部事情を取材した「大東建託の内幕」が出版

・2018年8月 水戸大家さんが不動産業を廃業を告知

・2018年9月 上場企業TATERU社で融資資料改ざんが発覚

・2018年10月 上場企業シノケングループでも融資不正の疑いが報道

・2018年10月 急成長していた収益不動産専門業者わひこが廃業

・2018年10月 スルガ銀行に6ヶ月の業務停止命令

・2018年12月 建築会社ホーメスト破産

・2018年12月 上場企業TATERU社で350件の不正が報告

・2019年2月 テレビ東京がガイアの夜明けでレオパレス問題を報道(3回目)

・2019年2月 かぼちゃの馬車を販売した仲介会社に初めての行政処分

・2019年2月 レオパレス社が赤字へ転落、さらなる問題が発覚、入居者へ引越し要請


こうしてみ並べてみると、昨年から不動産業界は大荒れだということがあらためて分かりますね。

この他にも多くの不祥事や問題が起こっています。

あり過ぎて書ききれません・・・汗



◆消費者機構が大東建託を調査

そして、ついにサブリース業者最大手の大東建託にも問題が取りだたされたのです。

記事を読むと、アパートのオーナーとの契約でトラブルが発生しており、返金がされないなどの問題が続発しているとあります。

~ 記事抜粋 ~

「大東建託の情報提供を」 消費者機構、契約実態調査

 賃貸住宅建設大手の大東建託(東京)が募集するアパートのオーナーの契約を巡り、解約時に申込金の返金を受けられないなどのトラブルが起きているとして、特定適格消費者団体「消費者機構日本」は27日、実態を把握するため、同様のトラブルを抱える人に情報提供を呼び掛けた。


 一方、大東建託の担当者は取材に「過去の約款では返金できないとしていたが、指摘を受けて変更し、現在は返金対応を行った」と話している。

 

 大東建託は、土地の所有者らにアパート建設を提案。建設工事の契約を結ぶ前の段階で「地質調査費」として30万円の申込金を請求した。契約した際は一時金として平均約200万円を請求していた。しかし、2016~18年の約款では、契約に至らなかったり、解約したりしても返金できないと記載していた。

 

 消費者機構日本の指摘を受け、18年に約款を変更したとしている。

 消費者機構日本の連絡先は電話03・5212・3066。ホームページでも連絡を受け付けている。〔共同〕 


(2019年2月27日 日経新聞記事より)

~ ここまで ~


同様の記事がNHKでも取り上げられており、トラブルは少なくとも数十件寄せられているとのことです。

消費者機構は同様のトラブルが無いか情報提供を求めており、今後大きな問題に発展する可能性もあります。

~ 記事一部抜粋 ~

大東建託契約トラブル実態調査へ
 

 消費者団体の消費者機構日本や各地の消費生活センターには、おととし以降、解約に関する地主からのトラブルの相談が少なくとも数十件寄せられているということです。


 この中には「強引な勧誘を受けて賃貸住宅の建築を注文し、その後、注文を撤回したのに申込金が返ってこない」といったケースもありました。

これに対して会社側は、注文書や約款では申込金や契約時に支払った代金を返金しないと記していたものの、実際には諸経費を差し引いた残額を返金しており、その後、注文書や約款も改めたと主張しています。
 

 このため消費者機構日本は、情報提供を募ってトラブルの実態を調べることにしていて、結果によっては返還義務の確認を求める裁判を起こすことも検討するということです。

 消費者機構日本は、「トラブルに巻き込まれた人は声をあげてもらいたい」と話しています。

 

【ホームページ】http://www.coj.gr.jp/

【電話番号】03-5212-3066

平日の午前10時~正午と午後1時~5時


~ ここまで ~

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◆内部事情を暴露した「大東建託の内幕」

大東建託の内部事情を徹底的に取材して暴露した「大東建託の内幕」は、大きな波紋を呼びました。

元新聞記者である著者が、9年間追い続けた大東建託がらみの事件や当事者の声をまとめたこの本には、壮絶な内容が書かれていました。


一歩間違えれば、まるでカルト教団のような組織です。

スルガ銀行やTATERU社でも過度なノルマやパワハラによって不正が横行していましたが、さらに壮絶です。。。

心臓の弱い人はおすすめしません。


「大東建託の内幕 〝アパート経営商法〟の闇を追う」(同時代社)

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以前に、大東建託の営業マンと一緒に食事をしたことがありますが、やはり顔色は悪く体は細くやつれていました。

会社について多くのことを語ってはくれませんでしたが、半分洗脳されているような、そんな雰囲気すらありました。


このブログをお読みの皆様も、「今度は大東建託なのでは!?」とお考えだと思いますが、今回の件をきっかけに大きな問題に発展する可能性も十分にあります。

2019年の不動産業界において、最も大きな問題となるやもしれません。

果たして・・・



◆編集後記
 

先日行ったラーメン屋さんでこんなことがありました。

この店一番の売りの焦がし煮干しつけ麺を注文すると・・・


 

定員「並盛りと中盛りどっちにしますか?(並と中は量は違うが値段が同じ)」

 

私「えっ!?並と中はどっちが大きいのですか?」

 

定員「中盛です(怒)」
 

 

とちょっと怒った顔で言われて、

 

「(゚´ω`゚)゚」という顔になってしまいました。。。


並盛りと中盛りでは、中盛りの方が多いというのはもはや常識なのですね!?驚

まだまだ世の中、知らないことがいっぱいあるなぁと感じた次第です笑