◆働く目的
サラリーマン時代、毎朝の通勤電車の中で、
流れる景色を眺めながら、
もんもんと考えていたことがあります。
「いったい何のために働くのだろう?」
「いったい誰のために働くのだろう?」
会社では上司の理不尽なパワハラ。
上司が帰るまでは、課員は誰一人、
先に帰ってはいけない。
先に帰る時は、上司に理由を言って、
許可が出た時だけ。
最低でも20時までは仕事(定時は17時15分)。
仕事が終わると、毎晩のように、
飲み屋にいる上司から課員全員にメールが入り、
呼び出しがかかる。
飲み屋に行ったら行ったで、
ずっと立たされて2時間説教。
サラリーマンをやめる直前の2年間は、
こんな状況でした。。。
◆スルガ銀行もノミネート「ブラック企業大賞」
先日、2018年のブラック企業を決める、
「ブラック企業大賞」のノミネートが発表されました。
「お前の家族を殺すぞ!」
社内で横行していたパワハラは衝撃的だった、
見事に(?)スルガ銀行もノミネートされています。
~ 記事一部抜粋 ~
18年版「ブラック企業大賞」9社ノミネート 野村不動産、スルガ銀、財務省など
ブラック企業大賞企画委員会は12月5日、“今年1番のブラック企業”を決める「第7回ブラック企業大賞」のノミネート企業を発表した。今回は野村不動産、スルガ銀行、財務省など9社が挙がった。「大賞」「業界賞」などの各賞は12月23日に発表される。
労働環境の悪さなどが問題となった企業を毎年選出し、皮肉を込めて“賞”を送るというコンセプトの企画。長時間労働、セクハラ・パワハラ、いじめ、低賃金、コンプライアンス違反――などの観点から、弁護士やジャーナリストなどで構成される企画委が評価する。
(2018/12/05 MSN記事より)
~ ここまで ~
◆ノルウェーでは就労時間外の労働は法律違反
日本の企業の惨状について、
ノルウェーの友人とよく議論しました。
個人の時間や家族の時間を大切にするノルウェーでは、
就労時間に対する法律は厳しく、
決められた時間以上に働くことはできないそうです。
また、「タダ働き」も厳しく制限されていて、
働いた場合には必ず対価が発生します
ノルウェー人の一日のサイクルは、
24時間を3分割して考えるそうです。
8時間・・・睡眠
8時間・・・仕事
8時間・・・プライベート
ノルウェーで小学校の先生をする彼は、
8時に学校に行き、15時か16時には帰宅する生活。
そのためか、我が家に泊まりにくると、
仕事が帰って、すぐ食事の支度、片付けと、
家事に負われる妻に向かっていつも注意します。
優しく微笑みながらゆっくりと。
「◯◯さん(妻の名前)、座って休んでください。」
そんなノルウェーは、人口わずか600万人にも満たない。
それにも関わらず、1人当たりのGDPや、
平均寿命、就学率、成人識字率ともに世界的に高く、
「人間開発指数(HDI)」も世界トップクラス。
税金も高いが、働く人の平均年収は1200万円ぐらいと、
当時は話していました。
◆倍働いても人生が豊かにならないのはなぜ?
だからといってノルウェーがすごいとか、
日本がノルウェーに比べて劣っているとか、
そんなことを言うつもりはありません。
でも、当時は彼と話しをしていて、
日本の企業の働き方に大きな疑問を感じました。
働く時間は2倍以上なのに、
年収はノルウェー就業者の平均年収の1/2程度。
一方で、人生を豊かに過ごしているのは、
圧倒的にノルウェーの友人だなと感じたのです。
電車の窓から流れる景色を眺めながら、
もんもんと考えていました。。。
◆ライフデザイン実現の4つのステージ
しかし、月日が流れ、
不動産投資である程度の経済基盤を確立し、
サラリーマンをやめると分かってきました。
働くことの本当の意味が!
僕はサラリーマン時代に、
自己啓発系の本を読み漁り、
ライフデザイン実現には、
4つのステージがあることを知りました。
まずは「ステージ2」を目指そうと考え、
不動産投資を始めたのです。
ステージ2に到達したら、サラリーマンを辞め、
好きなことをビジネスにしようと考えたのです。
そして、今では、会社や上司のために働くのではなく、
・自分の人生ため
・自分の成長のため
・家族のため
これらの自分にとって最も大切だと思う、
3つのことにのために働くことが、
できるようになりました。
今は働くことが楽しくて楽しくて仕方ありません。
そうなると不思議なもので、
どんどん収入も増えてくるもので、
今ではサラリーマン時代の何倍も収入があります。
何より自分のための時間があります。
不動産投資の目的はというと、
「お金儲け」「優雅な生活」「将来の不安解消」
といった目的がよく上げられますが、
「ライフデザイン実現の第一歩」になると、
強く感じている次第です。
◆追伸
そろそろお子様をもつパパサンタさんは、
何をプレゼントしようか迷っているところでは、
ないでしょうか?
我が家にも小学3年生と5歳の息子がいますが、
何をプレゼントしようか、
さり気なくヒアリングしているところです(笑)。
しかし、長男はそろそろサンタを信じなくなる年頃。
先日、車の中で、
「サンタクロースって、パパとママなんでしょ!?」
と聞いてきました。
まだちょっと半信半疑のようです。
こういうところがまだまだ可愛い。
ちょっと返答に困りましたが、
「サンタクロースを信じられなくなった人は、
プレゼントをもらえなくなるみたいだよ。」
と言ったら、黙り込んでしまいました。
今年はサンタは来るのでしょうか・・・。
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