◆台風の被害は火災保険で対応できる!
昨夜はすごい風と雨でしたね。。。
息子が「怖い・・・」と、
夜中に起きてしまったほどでした。
今朝は、何本の倒木や電柱が傾いたりで、
自治体も対応に追われているようでした。
みなさんのご自宅や所有物件は、
被害に合ったりしていないでしょうか?
このブログの読者さんは、
すでにご存知かと思いますが、
台風の被害は火災保険で、
補償される可能性が高いです。
火災保険は、火事だけでなく、
・強風で窓ガラスが割れた。
・屋根材が吹き飛ばされてしまった。
・風災によるダメージを受けた箇所から雨漏りが発生した。
といった風災の被害にも、
対応してくれるんです。
その他にも、
・土砂災害で家が流されてしまった。
・道路が冠水し、床上浸水した。
・洪水で家電製品が水浸しになった。
といった、水災被害や、
雷の被害にも対応してくれます。
◆もし被害に合ったら・・・?
もし被害を受けたら、
どのような手順で申請をするのでしょうか?
Step.1 まずは入居者の安全確認
所有物件の入居者さんが、
被害に合っている可能性もあります。
こういう時に大家の資質が問われます。
まずは、入居者さんの安全を確認しましょう。
Step.2 被害状況を写真に撮る
そして、次にやることは、
被害状況を写真に撮ることです。
とにかくバシバシ、
いろいろな角度から撮りましょう!
所有物件が自宅から離れている場合は、
管理会社さんや修繕業者さんに依頼して、
修繕前に写真を撮りましょう。
Step.3 代理店に電話をする
被害状況を写真におさめ、
修繕の見積もりをもらったら、
代理店に連絡をしましょう。
保険会社に直接連絡するのではなく、
代理店に連絡するといいです。
迅速な対応をしてくれるか?
適切な補償をしてくれるか?
ここが代理店の腕の見せどころになります。
Step.4 早急に修繕する
入居者さんが困っている可能性もあります。
代理店の返答を待つ必要はありません。
迅速に修繕を手配しましょう。
Step.5 保険金を受取る
保険金の申請が問題なく通れば、
保険金が指定口座に振り込まれます。
なお、火災保険から受け取る保険金は、
非課税となります。
◆私も屋根を吹き飛ばされた
5年ほど前のことになりますが、
私も台風の被害を受けて、
所有物件の屋根を吹き飛ばされました。
4階建ての屋根なので、
目視では確認できないのですが、
入居者から雨漏りしてきていると連絡があり、
屋根が吹き飛ばされていたことを確認しました。
ただ、台風の被害なのかどうか、
台風前から問題だったのか、
台風前の写真がなかったため確認できません。
保険屋さんから、当初は、
「台風前から問題があったのではないか?」
と指摘を受けていました。
といっても、
台風前の屋根の状況を確認できる写真など、
ありません。
困りました。。。
かといって、足場を組んでの修繕となります。
修繕費は何百万円もかかりますので、
とても痛い出費です。
保険をどうにか適用してもらえないか・・・
悩みに悩みました。。。
そこで、思いついたのが、
Googleマップの上空からの写真を確認したのです!
すると、屋根はまったく問題無かったのです!
写真を撮った日付は台風前の日付です。
こうして、台風前は問題無く、
台風によって屋根が吹き飛んだことを、
証明することができました。
屋根を修繕して、保険金300万円以上を、
受け取ることができたのです。
◆まだ諦めないで!
今年は大型台風が続けざまに襲っています。
台風の被害に泣き寝入りするのではなく、
ぜひ火災保険の申請をしてみてくださいね。
(成功報酬型で、無理に保険申請しているケースが、
増えているようです。
このような無茶な代理店は、
ブラックリストがあるほど保険会社も把握しています。
長期的に考えると、自分に跳ね返ってきますので、
くれぐれも無茶な保険申請はオススメしません。)