スルガ銀行の組織的関与が決定的に! | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。


◆スルガ銀行の組織的関与が報じられる

本日、ついにとんでもない記事が
出てしまいましたね。。。


~ 記事抜粋 ~
 

スルガ銀行

不正融資は役員主導 営業と審査担当が協力か 


 スルガ銀行(静岡県沼津市)によるシェアハウス向け不正融資問題で、営業担当の役員(当時)が融資申請書類の改ざんを主導した疑いが強いことが明らかになった。審査部門の役員も不正を把握しながら融資拡大に協力し、経営トップらに虚偽の説明をしていたとみられる。金融庁は組織ぐるみの不正が横行していたとみて、一部業務停止命令を含む厳しい行政処分を検討している。
 

 本店幹部ら複数のスルガ銀関係者が明らかにした。不正融資問題を調査している第三者委員会(委員長・中村直人弁護士)は7月末をめどに報告をまとめる方針で、こうした構図を認定するとみられる。

 

 関係者によると、個人向け融資の営業を当時担当していた元役員は、スマートデイズ(東京)などが運営するシェアハウス用の不動産の購入者について、販売業者と協力して融資の手続きを進めるよう窓口の支店に指示。融資審査を通りやすくするため支店長らに預金残高や年収を水増しすることを促し、審査を担当する役員には改ざんを見逃すよう強く要求したという。

 

 当時の副社長は、シェアハウス向け融資の急拡大を疑問視していたが、審査担当役員は、預金残高などを改ざんした申請書類や、収益見通しを高く偽った報告書を提示するなどして決裁を取り付けていたという。

 

 スルガ銀は5月に発表した内部調査報告書で、「営業部門の幹部が融資に難色を示す審査部の担当者を恫喝(どうかつ)していた」と指摘。しかし米山明広社長は組織的不正を否定していた。スルガ銀によるシェアハウス向け融資は3.5~4.5%と高金利で、2018年3月末時点で融資残高は約2035億円に上っている。【鳴海崇】


(毎日新聞 2018年7月6日記事より)

~ ここまで ~



◆組織的関与は予想以上・・・(汗)
 

かぼちゃの馬車を販売していたスマート社については、

「計画倒産してドロンするだろう」ということは、

2015年ごろから予想できていました。


 

そのためブログやメルマガでは、

いつも読んでくださっている読者さんに、

注意喚起を行ってきました。


記事「怪しげな不動産投資の話しにご用心(2016/03/01)」


相談コーナー「ス◯ートライフ社のか◯ちゃの馬車についてどう思いますか?

 


 

それでも、スルガ銀行については、

ここまで大胆に関与していて、

不正していたとまでは予想できませんでした。

 

せめて「不正の見逃し」だろうと。


 

しかし、今回の毎日新聞の報道を読むと、

役員自らが主導していたことが、

決定的な内容となっています。

 

これには驚きました。


 

今回の一連の報道には、

私自身も固唾を飲んで見守っているところです。



◆今回の報道で気になる所

 

ただ、今回の報道で気になったのは、

 

「経営トップらに虚偽の説明」

 

「当時の副社長は、」

 

といった文言です。


 

あくまでも社長や会長は、

「関与していない」「騙された」と、
あえてしているかのようです。


 

これまで一連の報道を率先して引っ張ってきた

朝日新聞からの記事ではなく、

毎日新聞からの記事というのも気になります。


 

現在は第三者委員会が調査中としていますが、

どのような結論になるのでしょうか・・・


7月末を目処に報告をまとめるとの方針で、
注目して待ちたいと思います。



◆かぼちゃの馬車オーナーはどうなる?

そして、もう1つ気になるのは、
かぼちゃの馬車オーナーを始めとした、
シェアハウス投資オーナーの処遇です。


金融庁がスルガ銀行に対して、
何らかの処置を施すことはほぼ確実でしょう。


「一部業務停止命令を含む厳しい行政処分」
と記事では出ていますが、
果たしてどのような処分になるのでしょうか?



また、被害者弁護団が主張するように、

「代物返済」なるものが可能となるのでしょうか?


次回に続きたいと思います。