「かぼちゃの馬車問題」ガイアの夜明けが報じた衝撃的な報道 | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。


◆衝撃的な放送内容とは?

ご覧になられた方も多いかと思いますが、
昨日放送されたガイアの夜明け
「マネーの魔力2」は衝撃的な内容でした。


これまで既出の内容も多くありましたが、
「TV番組でよくぞここまで踏み込んだ」
というほどの内容でした。


TVはスポンサーの影響も強いことから、
企業を実名で追求することは、
なかなかできるものではありません。


その衝撃的な放送内容は、
1時間の番組のうち、大きく分けて、

前半が「かぼちゃの馬車問題」、
後半が「レオパレス問題」で構成されていました。


今回は前半「かぼちゃの馬車問題」について、
取り上げていきます。



◆えっ!?そんな単純な方法で通帳改ざん?

かぼちゃの馬車を含むシェアハウス投資では、
多くの案件で融資関連資料の改ざんが行われていました。


通帳の改ざんは日常茶飯事的に行われていたと、
スルガ銀行の内部調査でも明らかになっています。


そして、番組では、
かぼちゃの馬車を販売していた業者の社長が出演し、
通帳の改ざんの方法を実践してみせていたのです。

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この業者社長が行っていた、
通帳改ざんの方法はいたって簡単。


Windowsに標準で付属している、
「ペイント」を使って切り貼りする、
というなんとも稚拙な手法です。


もちろんもっと高度な手口で、
改ざんをしていた例もあったようですが、
こんなにも単純な手法で・・・

唖然としました。。。


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◆通帳改ざんはやはり銀行主導だったか!?

このような稚拙な手法で改ざんされた通帳で、
審査を行い多額の融資をしていたスルガ銀行。

その額、2000億円以上。


果たして本当に見抜けなかったのでしょうか?

それとも、あえて見抜かなかったのでしょうか?


番組では、さらに衝撃な事実が報道されます。


それは、改ざんを見逃していたという疑惑だけでなく、
「スルガ銀行自らが改ざんを指示をしていた」
という証拠が出てきたのです。

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これまでスルガ銀行が取っていたのは、
あくまでも被害者の立場。


業者主導で改ざんが行われていた、
というスタンスでした。


しかも、もし銀行手動で行っていたとしても、
銀行が証拠を残すはずが無いと思われていました。


しかし、それがあっさりと、
銀行手動だという証拠が出てきてしまったのです。


ここまで銀行員の脇が甘くなるほど、
改ざんが日常茶飯事だったことが伺いしれます。


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◆スルガ銀は、なぜ融資をし続けのたか?

ここまでのリスクを冒して、
スルガ銀行はなぜ融資をしようとしたのでしょうか?


回収が不能になることも想定できる中で、
なぜ多額の融資をし続けたのでしょうか?


そこには、スルガ銀行の組織の体質の問題が、
浮き彫りになってきました。


スルガ銀行の内部調査では、
営業部門の力が、融資部門よりも強くなったと、
報告がされています。


~ 一部抜粋 ~
 

 スルガ銀行においては組織規程上、営業が審査部に優位に立っているわけではない。しかし、前年比増収増益を継続しなくてはならないという全社的なプレッシャーから、事実上、営業が審査部より優位に立ち、営業部門の幹部が融資の実行に難色を示す審査部担当者を恫喝するなど、圧力をかけることも行われ、これに対して審査部門が抗し難いという状況が生じていた。
 

 この結果、シェアハウス案件については、銀行業務の健全性を保つうえでひとつの要となるべき審査機能が十分に発揮できない状況が生じていた。


(スルガ銀行「危機管理委員会による 危機管理委員会による調査結果の要旨」より)

~ ここまで ~


番組では、スルガ銀行の幹部とされる元行員が出演し、
内部事情を暴露します。

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ノルマ、ノルマ、過剰なまでのノルマ、、、


過度のプレッシャーにより、
判断力を失った銀行員は不正に走り、
改ざんを見逃し、改ざんを指示していたと、
告白しているのです。

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それはまるで、
悪質なファールをせざるを得ないように、
追い込まれていった、
日大アメフト部の部員のように・・・


やってはいけないことが、
やらなくてはいけないことになり、

守るべきことが、
破らないといけないことになる。


そこには日本の組織にはびこる、
悪しき慣習が噴出してきているのでしょう。



◆今後はどうなるのか?

このような問題が、
次々とTV番組でも取り上げられ、
今後はどうなっていくのでしょうか?


スルガ銀行は・・・?

かぼちゃの馬車オーナーは?


スルガ銀行の問題は、
おそらくシェアハウス投資から、
不動産投資全体に飛び火していくことでしょう。


こなってくると、
この先、どこに着地するのかは、
誰にもわからないでしょう。


ある程度の想定はありますが、
いろいろな弊害や語弊を生じるため、
ブログでは発言を控えておきたいと思います。

お酒の席などで個別に聞いてください。


1つ言えることは、最終的には、
関係者は誰も得しない結果になることだけは、
たしかなようです。。。



◆絶対に死を選んではいけない!

そして、今回の番組報道を見て、
思ったことがあります。

 

かぼちゃの馬車問題を発端に、
不動産投資における借金のリスクが、
あらためて表面化してきたことを痛感します。
 

 

昨夜20時にメルマガにてご案内をさせて頂いた、

6月23日(土)のセミナーが、

あっという間に満席となったことからも分かります。

 

今回のセミナーのテーマが、
「銀行への返済ができなくなった場合の、

 不動産投資家のための対処法」
だからです。


不動産投資をする以上、

絶対に知っておいてほしい内容。


 

もし銀行へ返済ができなくなったとしても、
自己破産以外にもいくつも方法があります。

ましてや死を選ぶことなどしてはいけない!

 

かぼちゃの馬車オーナーの中には、

自殺を選んでしまった人もいたとか。


 

今回のセミナーの内容を知ってさえいれば、

絶対にそんな必要はなかったのに・・・

 

歯がゆい思いがあります。



これからも情報発信を、
がんばっていこうと感じている次第です。