「もうおしまい。死ぬしかないかもしれない」 | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。


かぼちゃの馬車事件は、
一向に収まる様子がありません。


私が一連の報道を記事にしているのには、
ワケがあります。


かぼちゃの馬車オーナーのように、
当事者になって思案することは、
私にとって大切なことだと考えているからです。


私も不動産投資家であり、事業家です。

いつ同様の状況に陥いるか分かりません。


ですから、当事者のように考えて対策を考えていくことが、
自分自身の枠を広げることにつながると考えている次第です。



◆目指すゴールは?

さて、昨日の記事では、

スルガ銀行がかぼちゃの馬車オーナーに対して、
返済を一時ストップした一連の報道について、
私なりにポイントをまとめて解説をしました。


・なぜ返済停止通知書をスルガ銀行横浜東口支店だったのか?

・返済停止通知書とは?重要なポイントとは?
・返済停止通知書を提出したオーナー76人の意味とは?

・いつまで返済停止されるのか?

・最終的なゴールはどこになるのか?

記事「スルガ銀行、かぼちゃの馬車オーナーの支払いを一時停止



主にかぼちゃの馬車オーナーで結成された、
「スマートデイズ被害者の会」とその顧問弁護団は、
以下のゴールを目指してスルガ銀行に交渉していくことになるでしょう。


<目指すゴール>

「緊急に銀行への大幅利下げ、元本返済棚上げ、債務免除の対応指導。」


これは、日住検サブリース問題解決センターが、
金融庁に陳情しているゴールです。


そして、今後はスルガ銀行に対して集団訴訟を見据えつつ、
議員に対して働きかけを行っていくことになるでしょう。



◆シェアハウスの闇

「投資は自己責任」と突き放す人もいますが、
私は考えが少し違います。


ある程度リスクを分かっていたり、
不正を承知の上で投資したオーナーは、
自己責任だと私も考えています。


しかし、私が聞いている限り、
そんなオーナーばかりではありません。

まだ明かされていない闇があります。

スルガ銀行にもが否があると考えています。


今回の事件の一連の流れについては、
朝日新聞が精力的に報道をしていますので、
詳しく知らない方は読み返してみるといいかなと思います。


~ 記事はコチラ ~

シェアハウスの闇:上 投資で転落、借金2億円
 

「もうおしまい。死ぬしかないかもしれない」。東京郊外の老夫婦のもとに昨秋、取り乱した娘から突然電話がかかってきた。

 

 娘の夫が知らないうちにシェアハウス2棟を建てる契約を結び、2億円もの借金を抱えたのだという。不動産業者スマートデイズ(東京)が、賃料で年8%の高利回りを約束した。ところが、賃料が払ログイン前の続きわれなくなることが着工前にわかり、更地と30年続く毎月100万円の借金返済が残った。


(朝日新聞 2018年3月1日) 

~ ここまで ~




◆最高のシナリオ

冒頭で書いた通り、
日住検サブリース問題解決センターが描くゴールが、
かぼちゃの馬車オーナにとって1つの最高のシナリオです。


1.金利の大幅引き下げ

借金1億円で金利3.5%が、仮に金利1%になれば、
おおよそ「45万円 → 29万円」となります。

月の返済が16万円以上負担が軽くなります。


14室だった場合、家賃3万円で募集しても、
”当面”は利益が出せるようになります。


単純計算ではありますが、
空室が4室あってもなんとか回せます。


銀行から2%で提案されているという話も出ていますが、
おおよそ「45万円 → 37万円」となるだけで、
それではあまり意味がありません。

やはり1%以下にはなって欲しいとろです。


2.元本返済棚上げ

現状、高稼働で回っている物件はあまりありません。

空室が埋まり、満室に近い状態に持っていくまでは、
少しでも返済を減らしたいところです。


3.債務免除

最高のゴールはここになってきます。

借金の全額免除は難しいとしても、
いくらかでも免除されれば、かなり楽になってきます。


◆最悪のシナリオ

一方で、最悪のシナリオも想定しておかなければなりません。


人間は、想定外のシナリオになった時に、
パニックとなり、自暴自棄になったり、
最悪は死を考えることもあります。


上記の記事のかぼちゃの馬車オーナーの奥さんのように、
「もうおしまい。死ぬしかないかもしれない」と、
考えてしまうことでしょう。。。

それはあってはならないことです。


そのため、最悪のシナリオを想定しておくことも、
大切になります。


最悪のシナリオは、
中途半端な結果となることです。


金利は下がっても2%程度。

当面は返済が軽くなったとしても、
後半になるほど返済が重くなるような返済プラン。

債務はまったく免除にならない。


このような
生かさず殺さずで30年間返済させられるような、
シナリオに同意をさせられること。

これが最悪シナリオだと思っています。


問題を先送りするだけで、
いずれは最悪の結果を招くことになります。

後半の人生は悲惨のことになってしまうでしょう。



◆最低限のシナリオ

以上を考えると、最低限のシナリオを、
かぼちゃの馬車オーナーは考えておく必要があると、
私は考えています。


最低限のシナリオは、
かぼちゃの馬車オーナーのおかれている状況によって、
異なってきます。


比較的高稼働で回せる物件を所有するオーナーと、
建物すらまだ建っていないオーナーとでは、
描くシナリオがまるで違うからです。


最高のシナリオを目指しつつ、
そのシナリオが絶たれた時にどうするのか?


最低限のシナリオを想定しておく必要があると、
考えている次第です。


そして、最低限のシナリオすら難しい場合、
どうするのかを対策を考えておきます。


自己破産以外にもいくつか対策があります。
 
優秀な弁護士しか知らない対策であったり、
弁護士すら知らない対策もあります。


その対策をすべて比較して、
どの対策が最適かを考えておく必要があるでしょう。


このブログは、
かぼちゃの馬車オーナーの方も読んでくださっていると聞きます。

必ず道はあります!

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◆編集後記

昨日から4歳の次男が高熱で寝込んでいます。

いつも強気の次男が珍しく弱気です。


いつもは「ぜんぜんだいじょうぶ!」と言う次男が、
とても弱気になっているのです。


そんな次男を看病しながら、
いつも前を向いて強気にいくには、
体調を整えることが大切だなとあらためて感じた次第です。



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