不思議な隣人(第八話) | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。

 おはようございます。ななころです。
 

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 前回までの話しをご覧になっていない方や、
 忘れてしまった方も多いかと思いますので、
 バックナンバーを読むとより楽しめると思います。

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 今日は第八話です。

 
 気が付くと、入居者と連絡を取れずに、
 4ヶ月が過ぎようとしていました。。。

 季節は、暑かった夏から秋に変わり、
 すっかり冬の準備に入っていました。


 電話は相変わらずつながりませんが、
 家賃の入金はちゃんとあります。


 ただ、1回だけ2週間ほど入金が遅れたときは、
 もう今後入金が無いのではと焦りました。

 無事入金があってほっとしましたが、 
 やはりちゃんと連絡を取れるように、
 しておかなければなりません。


 「なんとか連絡が取りたい。」

 「会ってちゃんと話しをしたい。」

 まるで彼女にふられてしまったかのようです(苦笑)。


 そこで、
 連帯保証人に連絡を取ってみることにしたのですが、
 家の電話は誰も出ず、勤務先の電話はつながらない。

 またしても八方ふさがりになってしまいました。


 意を決して、
 連帯保証人の家を訪ねることにしたのです。 
 
 幸いなことに、住所を見ると、
 わたしの家から自転車で10分ほどの距離です。


 夜20時に、契約書を片手に、
 自転車を走らせ、向かいました。

 iPhoneのGoogleマップで地図を確認しながら、
 住所付近に辿り着くと、

 そこにあったのは、、、

 ふるーい公団住宅でした。。。


 もう年十年と大規模修繕をしていないのでしょうか、
 黒ずんだ外壁が暗い街灯に照らし出されています。


 $会社に頼らず、成長しながら複数の収入源を作り、人生を自らデザインしていくためのブログ-公団住宅
 



 さながら、長崎県長崎市(旧高島町)にある、
 かつて海底炭鉱によって栄えた廃墟の島、
 
 「軍艦島」のようです。

 $会社に頼らず、成長しながら複数の収入源を作り、人生を自らデザインしていくためのブログ-軍艦島



 薄暗い雰囲気が、
 不気味さを一層かもしだしていました。

 
 節電のためでしょうか、
 それと切れたままにしているのでしょうか!?

 廊下の電気も一部を除いて、
 すべて消えていて、さらに不気味なのです。
 

 「いったいどんな人なんだろうか・・?」

 不安を胸に、連帯保証人の住む、
 506号室を目指しました。

 
 真っ暗な鉄筋コンクリートの階段を足早に上り、
 薄暗い廊下を目を凝らして、
 部屋の番号を確認しながら歩いていきました。

 501、502、503、504、、、506

 
 とうとう506号室の扉の前に辿り着きました。

 錆びた鉄のドアの右横にチャイムがあります。

 一度深呼吸をして、
 思い切ってチャイムを押しました。
 

 (次回につづく)


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