春寒し父に問いたきこと浮かび~日出男

近頃読んでいる本のせいだろうか、寝床に入ったら、父や母に故郷のことなど、聞きたいことがあれやこれや思い浮かんできた。

十五年も前に亡くなった父なのでどうにもならないのだが、点と線がつながりそうでつながらないところがもどかしくて悔やまれる。

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大正11年生まれ、仙台市在住の筆者須藤良吉さんが昭和45年に出版した「きたかみ」を読みました。

北上川を石巻から遡り、登米、平泉、盛岡を経て源流の七時雨山にたどり着く紀行文です。

50CCの原付バイクにカメラを積んで、支流などに入りこんだり計500キロ。

・・・夏のシクロクロスバイクの旅はこれかなあなどと、高校生のようなことを妄想してしまいました(-_-;)

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2016.02.18


・・・雲はちぎれてそらをとぶ・・・はぎしり燃えてゆききする おれはひとりの修羅なのだ・・・~宮沢賢治 春と修羅より

宮沢賢治は、教職を捨て農耕生活に入る自分を、修羅(しゅら、仏教における鬼神)になぞらえました。

知人の母堂の葬儀の帰り道、こんな雲を見かけました。夫婦で始めた商いを、夫亡き後、40年ほど切り盛りして子息お孫さんに引き継がれて逝かれたそうです。

一年前に亡くなった母と同世代ですから、戦後の混乱期、うちの母も同じような経験をしたんでしょうね。苦労を阿修羅のごとくはね除けながら。

ご冥福をお祈りいたします。