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湯たんぽに金木犀の秋を生け

うちの庭、やぶ蚊だらけなので、山ノ神に金木犀を折ってくるように命じられました。キンチョール片手に向かったついでに、ムラサキシキブも手渡すと、山の神さま、骨董品の湯たんぽを引っ張り出してきて、さらさらと生けました。彼女、昔池坊を習っていたので、こういう時は職人さんようですね。

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やわらかな日差しが柿を吊るしをり

昔は「下屋(げや)」とか言って軒先が長く張り出した部分があって、柿を吊るす空間があったのだけれど、現代の住宅は軒が短い。

我が家も、干し柿には何度もチャレンジするのだが、このためかうまくいったためしがない。今年は一計を案じて、唯一軒の長いところに脚立を持ち出して吊るしてみた。この場所の弱点は日差しの当たる時間が短いことか?さて、どうなることやら。

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曼珠沙華

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父さん竹の葉 母さん蓮の葉
竹葉蓮葉の 枯れたあと
残るわれらは どうなろう。

あれへ行かれる 老爺(おじい)さん
どうぞ ことづけ たのみます
冥土(めいど)とやらへ 行ったなら
うちの父さん 探し出し
雪の降り積む 寒空(さむぞら)に
四つばかりの 幼児(おさなご)が
単衣(ひとえ)はだしで 泣いてたと
草履(ぞうり)を編んで 送るよう
どうぞ ことづけ たのみます。

あれへ行かれる 老婆(おばあ)さん
どうぞ ことづけ たのみます
もしも 冥土(めいど)へ行くのなら
うちの母さん 探し出し
風吹きすさぶ 冬の夜に
やっと二つの 幼児(おさなご)が
お腹飢(なかひも)じゅうて 泣いてたと
小さな 小さな 円甕(まるがめ)に
乳を絞(しぼ)って 送るよう
どうぞ忘れず たのみます。

近い山では 雨が降り
遠い山では 雪が積む 
母さん 母さん 呼んだれど
山の反響(こだま)が 鳴るばかり。   朝鮮童謡選 金 素雲 訳編  「岩波文庫」より

朝鮮半島が日本の植民地になっていた時代、金素雲は、埋もれていた朝鮮の童謡や民謡を採集し、日本語に訳して紹介しました。

現世は時折、こんな悲しさ、残酷さも見せてくれます。

冥土があるのかどうかはわかりませんが、もし冥土があったなら、こんなことづけも、楽しかったことと共に伝えたいと思いますね。

「ピンチは最大のチャンスである」

大切なのは「意志」と「意欲」

アイリスオーヤマ 大山健太郎氏の話しを聞く機会があった。アイリスオーヤマと言う名前は、聞いたことがある人が多いだろう。そう!園芸用品、ペット用品では国内50パーセント以上のシェアを持つのだそうだ。

彼は、東大阪の零細なプラスチック製品の下請け企業のせがれ。父親をガンで亡くした直後の19歳が社長業のスタートだ。

彼は「ただの下請けで一生終わりたくない」という強い意志を」を持っていた。自社開発の商品を作り、ほどなく東北にも工場を持つまでに成長させた。しかし、オイルショックに遭い、やむなく大阪の工場を閉鎖することに。

その時彼は、下請けでいれば好況の時はドンドン作らされ、それなりにもうかるが、不況になれば買い叩かれる。このことから脱出しようと考えました。

そのためには、先ず「マーケティング」、消費者は何をどれだけ求めているかの重要性に気がつきました。

そして問屋に左右されないモノ作り。メーカーベンダーの考え方です。

問屋の注文を受けたものを生産するのでは、最後には在庫の山。売れなくなったら買い叩かれます。ですから、メーカーが直接小売店に品物を納めます。彼はこれだけでは従来とさして変わらないと考えます。ですから、園芸やペット用品であれば、一部の商品だけでなく総合的に提供できるようにします。それらを徹底的なマーケティングでやりぬいたのです。

また、彼は国内の800のホームセンターにSASという、自社の社員を派遣しています。自社のものだけではなく、他社のブランドも含め商品説明やお客様の要望を聞くことが、SASの仕事です。彼らはそこで、商品説明をしながら、商品開発のヒントも得てくるのです。

彼の会社は、毎週月曜日全部門が集まって、商品や流通等のプレゼンをします。そこで大山社長の最終決済を通った商品が流通することになるそうです。

アイリスオーヤマと言えば、透明プラスチックの衣装ケース。あれは昔、透明なものが無かったそうです。それを透明にしたのがアイリスオーヤマ。

最初は原料の調達が、自社しかできないために、独占的に、もうかったそうです。で、他社がマネを始めたら、その設備をアメリカに持って行って生産販売したそうです。そしてアメリカ市場がいっぱいになったらオランダに。

まさしく飽くなき闘いです。今、中国の大連に100近い工場を持って、プラスチック以外のアイリスオーヤマ商品を作り、中国国内に900の直営のホームセンターを出店しているそうです。

今、力を入れている事業は、ネット直販。そしてLED電球、家電業界が、電球1個1万円からスタートさせて、序々に値下げしようなどと考えていたのを、彼は2500円に設定しました。

センスいいですね!LED電球って、なかなか切れないし、電気料金が十分の一とか言うんでしょう。

彼我の差を考えてみました。

ボク、「意志」無いわけじゃないけど、薄弱ですね。

「意欲」、これも少しはありますけど、全然足りないですね。

そうです!一流になるには、彼が言うように、下請けで一生終わらないと言う、強い「意志」。そして、どんな困難も乗り越える飽くなき強い「意欲」を持つことなんですねグッド!