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2013.06

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花咲か爺さんの気持ちってこんな景色を見た時の心境なんでしょうか。

血湧き肉踊るってこんなことを言うのでしょうね。

欲張り(宮城では欲たかりと言う)爺さんにとっては夢のような風景でした(^-^)

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エゾハルゼミ

例によってA野師、T山さんと夕方現地着、テント設営、BBQの真っ最中、クーラーボックスの上に珍客が現れました。

「エゾハルゼミ!」と名前を言って、スマホで検索したら大正解。

「すげ~!」と言われました。

・・・今頃鳴く蝉はエゾハルゼミと覚えていただけなのは彼らには内緒です。
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零戦その誕生と栄光への記録~角川文庫

先日の「リンゴが教えてくれたこと」と一緒にBOOK・OFFで買ったのがこの本。

帯の「ジブリ映画化」ではなく、「零戦」・「堀越二郎」で反応してしまった。

自慢じゃないが、フェイスブックのブルーインパルスの曲技飛行にだって素直に「いいね!」をためらう戦争嫌い。

まだ読み始めたばかりだが、日本海軍の世界に誇る戦闘機の誕生秘話にグイグイ引き寄せられている。

屈折してますね。

ボクの小学生の頃だから、昭和30年代は、まだまだ戦争はこりごりだという空気は強く、非武装中立論の社会党(社民党の前身)も一定の支持を集めていて、メーデーには先生が田舎の駅前広場で「安保反対!」とやっていた時代だ。

一方でボクたちの愛読書、少年マガジンやサンデーでは、「紫電改のタカ」などの日本の戦闘機零戦や紫電改とアメリカのグラマンなどの戦闘機との戦いを描いた漫画が人気を集めていた。

実は後年、零戦バイロットで撃墜王だった坂井三郎さんの著書は全て読んでいる。

言い訳をするようだが、坂井さんは自身の空戦を丁寧に描いていると同時に平和を説いているのだが・・・。

いったいこの自己矛盾のようなものはどこからくるのだろうか?

戦争はもうこりごりだという空気が大勢をしめていた時代に、ああいう戦争漫画が許されて人気を占めていたことと共に、いつかボクの心のヒダみたいなものを解明したいと思っている。
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『りんごが教えてくれたこと』

数日前、テレビを見ていたら、ムツゴロウさんによく似たリンゴ農家の面白い人が出ていた。

弘前のりんごの無農薬栽培に成功した人だという。

農業には多少興味があるが、そりゃあ、数ある農家の中には無農薬栽培に成功する人もいるだろうくらいに思っていた。

歯が抜けていたので相当お爺さんと思ったが63~64才だという。

一昨日、仙台で一時間ほど時間が空いたのでBOOK・OFFに寄った。

話題図書のところに、あの歯抜けの親父の本があるではないか。

これはなにかの縁と早速ゲット。

帰ってから一気に読んだ。

あの歯抜けにも理由があった。

りんごの無農薬栽培に成功するには10年近くの歳月が必要だったという。

農業で無収入の間、パチンコ屋の店員、キャバレーの便所の掛け持ち掃除。東京でホームレス同様の生活で段ボール集めもしたそうだ。

歯が無いのは、キャバレーの客引きをしている時、ヤクザの事務所に連れて行かれ殴られたからだそうだ。

転機はそんな生活のある日だった。

首を吊って死のうと山に入った彼は、手入れもしていないのにたわわに実っているリンゴの木(実際はドングリ)を見た。

下草は刈っていないのに土はふかふか。

その後、完全無農薬、無肥料栽培に成功した彼は言う。

全ての雑草、昆虫にも存在の理由がある。

雑草の下草は刈らないことで周辺の環境温度を下げ、りんごの生育を助ける。

害虫がいるから、それを食べる益虫が出てくると言う。

悪循環と言う言葉があるが、現代の農薬、肥料漬けの農業はまさしくそのスパイラルにハマってしまっているようだ。

自然界にあるものは必要があって存在し、全ては縁で結び付いているということなのだろう。

その伝で言うと、偶然にもその前日全国公開されたという映画「奇跡のリンゴ」の主人公木村秋則さんのこの本とボクとの出会いも、大いなる宇宙の縁ということと言えるのかもしれない。

『りんごが教えてくれたこと』 木村秋則著より