1月12日 金曜日
あずきさん・オレンジさんとのお出かけ。
宇治橋通り商店街で買い物や食事を
楽しんだ後『源氏物語ミュージアム』へ
向かいました
こちらは、あがた通り沿いに
ひっそり建つ『橋姫神社』
病気や困り事などの悪縁を絶ち切って
くれる神様として知られています。
宇治の橋姫は、宇治川 と 宇治橋の
守り神で、源氏物語の中では美しい
恋人とされていましたが・・・
平家物語の中での橋姫は、藁人形に
五寸釘を打ち込んで相手を呪う
“丑の刻参り” の原型と言われています。
生きながらにして鬼になった橋姫は
京都堀川の “一条戻橋” で退治されます
『源氏物語ミュージアム』に到着。
今回で3度目の訪問になります
前回来たのは7年も前でした
チケットを購入して入館。
最初の展示室は『平安の間』です。
六条院の模型のほか 調度品や装束
なども展示されていて、平安貴族の
世界に引き込まれます。
平安貴族の遊び “貝覆” で
使われる雅なデザインの貝。
寝殿造りのお屋敷で囲碁を楽しむ
姫君たちを 光源氏が御簾ごしに
垣間見る場面が再現されています。
以前来た時には無かった 垣間見BOX
顔出しパネルの要領で、実際に垣間見を
体験できるようになっています。
3人で 垣間見写真を撮り合ったら
可笑しくて笑いが止まらなかった~
“平安の間” を出ると現れるのは、
美しいガラスの “架け橋”。
鴨川を渡って山道を越えて・・・
この架け橋を渡るといよいよ宇治です
『宇治の間』に来ました
展示室全体がシアターになっていて、
音声や照明の演出でとっても幻想的
源氏物語 第45帖〈橋姫〉のワンシーンが
再現されています。
琵琶や琴を奏でる橋姫を垣間見る薫の君。
あーここから ややこしく縺れていく
恋が始まってしまうのね~
『宇治の間』を出たところには、画面に
合わせて体を動かすと源氏物語の映像が
進んでいくというゲームが
これも以前来た時にはなかった。
源氏物語、全54帖のあらすじを簡単に
まとめた一覧表
第45帖[橋姫]~第54帖[夢浮橋] が
宇治を舞台に繰り広げられた宇治十帖。
上に描かれている女性は橋姫です。
平安時代に使われていたいろいろな
香料の匂いを体験できたり、
香りを使った遊び “源氏香” の紹介
などもされていました。
有料のゾーンはここまでです
図書室とカフェ・ショップは無料ゾーン。
図書室は 源氏物語に関する漫画から
本格的な書籍まで、5000冊近くが
取り揃えられていて自由に閲覧できます。
庭の景色も見えて素晴らしい図書室です。
このあとは、世界遺産 宇治上神社を
参拝しました。また記事にします。