制作日数は大体2日くらいです。
翅の色はBP 3D Paint(Body Paint)で塗っています。
テクスチャのサイズは512×512にしてPNG形式で保存しています。

色を塗る前のモデルがこちら↓

今回のモデルはゲーム用のモデルじゃないので、三角ポリゴン化していません。
それにポリゴン数の制限もないので、


総ポリゴン数は8280です。
試しにこれを三角ポリゴン化すると、ポリゴン数は16398になりました。
蝶1匹に1万ポリゴン以上・・・これはゲーム用でフィールド上に出すにはちょっと多いかもしれません

多分こんな容量の重たい蝶をゲームプログラマーさんに「はい♪」って渡したら、むっちゃ怒られそうな気がします・・・(=▽=;<多分グーでパンチ

昆虫の体の形は人体とまったく違うので、形を作って完成させるまでかなり苦労しました

モンシロチョウは小さい頃からよく見ている昆虫なんですけど、いざ作ろうと思ったら体の形がどうなっているのかはっきり思い出せなくて、ネットで写真を見たり昆虫図鑑などを見て体のパーツをじっくり調べてからモデリングしました。


でも今までこんなに詳しくモンシロチョウの体の事を調べた事がなかったので、改めていい勉強になりました。

例えば触角の側に下唇鬚(かしんしゅ)というものがついてる事を初めて知ったり
(※触角の下にある2本の小さい突起が下唇鬚です。)

他にも口の事を口吻(こうふん)と言ったり、伸ばした時に曲がる位置がちゃんと決まっているという事も知りました。
昆虫好きの私としては、蝶に関する新たな知識を得る事が出来たので、モンシロチョウを作ってよかったと思いました(=▽=)☆
モンシロチョウの頭や足には細かい毛の様なものがいっぱい生えているんですけど、それをアルファ抜きした毛を作って表現してみようと思ったら失敗しました。
何かこう・・・思ったのと全然違ったんですよ。
もっとこうさらっとした毛を描いたはずなんですけど、これじゃ~↓たわしです


モデルを遠くから見ると毛が不自然に見えるので、せっかく作ったんですけどアルファ抜きした毛はボツにする事にしました。

やっぱりまだPhotoshopのブラシで絵を描く事に慣れてないんですよね~(=▽=;
Photoshopも多機能なので覚える事がたくさんあります。
その機能を完全に理解して使いこなす為には、まだまだ時間がかかりそうです。
_| ̄|○ <はふっ・・・先は長いの~。
蝶の体は頭、胸、腹それぞれ別々に作って、その後に全てのオブジェクトを編集可能にしてエレメントを繋げました。
目、触角、口吻、脚、翅は全て別オブジェクトになっています。

よ~く見ないと分からないんですけど、脚の先にはちゃんと爪もあります。
実際はほとんど見えない部分ですけど、こういう所をちゃんと作るとモデリングのモチベーションが上がるような気がします(^^)
でもこのモンシロチョウをもしゲーム用に使うとしたら、ポリゴン数を減らすために爪は棒状になっちゃうと思います。

触角はディスクオブジェクトを押し出して作りました。
ここもゲーム用のモデルだったら板ポリで作っていると思うんですけど、今回は違うのでちゃんとした形を作りました。

今はまだジョイントを入れていないので、頭や脚を動かす事は出来ませんが、翅は別オブジェクトで作っているので、回転ツールを使って動かせばパタパタと飛ぶアニメーションを作る事が出来ます。
それでも十分飛んでいる様に見せる事は出来るんですが、やはり全身が動いた方が色々表現の幅が広がって楽しいので、時間のある時にジョイントを入れて実験してみたいと思っています。

昆虫の体のジョイントの入れ方は人体とは違うので、入れる時はどことどこのジョイントを繋げればどう動くのかよく考えないといけないので結構難しい作業になると思います。
でも作り方が分かれば、きっとリアルに動いて飛んでくれるはずです(^^)
アニメーションがうまく作れるようになったら、You Tubeに登録して動画をアップする事が出来るかもしれません。
アップできたらこのブログでも観る事が出来る様になるので、きっと面白いだろうな~・・・。