ロボットを作ろう ~マテリアルをつける その4~ | CINEMA4D(Prime)レポート

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3DCGまったく初心者の私が『CINEMA4D Prime R13』と言うソフトと出会い、
脳から煙が出るほど膨大な情報と日々格闘しながら、
その多彩な機能を少しずつ覚えていくという”実験レポートブログ”です。

果たしてどこまで進歩出来るのか・・・。

今回はレーザーにマテリアルをつけていきます。

完成するとこのようになります↓。

注意;この写真は初期のモデルなので、今作っているロボットと形が若干違うところがあります。


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ポリゴンモードを選択します。


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オブジェクトマネージャの”レーザー収納部品 左”と”レーザー収納部品 右”を選択します。


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マテリアルマネージャからMetal 006のマテリアルを選択して、選択されているポリゴンのところでドラッグ&ドロップさせます。


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これで左右のレーザー収納部品にマテリアルが適用されました。


このオブジェクトは非表示にしておいて、ビューから隠しておきます。


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次に”レーザー部品 中左”と”レーザー部品 中右”を選択します。


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それぞれのオブジェクトの子(レーザー左とレーザー右)を非表示にしておきます。


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ポリゴンモードで円柱の側面と底面を選択します。

もう1方のオブジェクトも同じポリゴンを選択します。


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そしてマテリアルマネージャにあるMetal 006を選択して、選択されたポリゴンへドラッグ&ドロップします。

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円柱の面にマテリアルがついたので、今度は円柱のでっぱりにもマテリアルをつけていきます。


ポリゴンモードで円柱のでっぱり部分を全て選択します。

※もう1方のポリゴンも同じ場所を選択。



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マテリアルマネージャからマテリアルプリセットの読み込み→Prime→Materials→Misc→Chrome 001のマテリアルを選択して、選択されたオブジェクトにドラッグ&ドロップします。


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次はレーザーのヘッドの部分を作るんですが、ここでちょっと不要なエッジがあるので、これを消去したいと思います。


エッジモードを選択して写真の矢印部分のエッジをループ選択します。


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マウスの右クリックでコンテクストメニューを出して、その中にある”除去”を選択します。


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除去は選択したエッジを消す事が出来て同時にポイントも除去する事が出来ます

またポイントモードとポリゴンモードで除去を使った場合、メルトと全く同じ働きをします。


メルト”は除去と同じコンテクストメニューの中にあります。


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このメルトは選択されたエレメントを溶かしで消去する機能があります。


例えばこの選択されたエッジを除去するとエッジもポイントも消去されますが、メルトを使うとポイントだけが残ってしまいます。

これが除去とメルトを使った時に出た違いです。

モデリングをしている時にどの消去方を使うかは、その時の状況によって使い分けた方がいいかもしれません。



除去を選択した事によって余計なエッジが消去されました。

次はレーザーのヘッド部分を全て選択します。


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マテリアルマネージャのマテリアルプリセットの読み込みからPrime→Materials→Misc→Danel Blurryを選択して、選択されたオブジェクトにドラッグ&ドロップさせます。


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次にレーザー光線が出る部品にマテリアルをつけていきます。


オブジェクトマネージャのレーザー部品をCtrlキーを押しながら全て選択します。


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ポリゴンモードでレーザーのレンズ部分のポリゴンを全て選択します。


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マテリアルマネージャのマテリアルプリセットの読み込みから、Prime→Materials→Misc→Banji Glass 003を選択します。


属性マネージャの”パンプ”を選択して、シードの値を500、ノイズの種類をなしにします。


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バンプは、マテリアルの凸凹を表現する事が出来ます。

ノイズの種類やその他の設定数値を変える事で、様々な種類の凹凸を表現する事が出来ます。



設定数値を変えると属性マネージャのプレビューが変わりますので、そのマテリアルをドラッグ&ドロップして選択したポリゴンに適用させます。


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次にそのレンズ周りの細いポリゴンを全て選択します。


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マテリアルマネージャからMetal 006のマテリアルを選択して、選択したオブジェクトにドラッグ&ドロップします。


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次は先ほど適用したマテリアルの外側のポリゴンを、写真のように全て選択します。


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マテリアルマネージャのMetal Silverを選択して、選択範囲にドラッグ&ドロップします。


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後は最後に残ったポリゴンを選択するんですが、ここでちょっと面倒な事があります。

それは写真の赤い矢印部分のポリゴンです。

この裏側のポリゴンを選択したいんですが、円柱型のオブジェクトがあるので選択する時かなり困難です。


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そこでこの部分を選択するために”選択範囲を拡大”という方法を使いたいと思います。



まずレーザーの側面だけをループ選択します。


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レーザー全ての側面が選択出来たら”選択”の中にある”選択範囲を拡大”をクリックします。

※もしくはU+Yのショートカットキーを押してもOKです。


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これによって選択されたポリゴンを中心に外側へ1列ポリゴンが拡大されて、先ほどの選択しにくかった部分のポリゴンもちゃんと選択する事が出来ました。


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ちなみに選択範囲を拡大はポリゴンだけではなく、ポイントとエッジにも使う事が出来ます。



全てのポリゴンが選択されたところで、マテリアルマネージャからMetal 006を選択して選択範囲にドラッグ&ドロップします。

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これでレーザー全ての部品にマテリアルを適用させる事が出来ました。


ここで全てのオブジェクトを表示させて、レンダリングしてみます。


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Oh!目


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なんとも・・・・・


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メカっぽい輝き~音譜


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これでロボットの内側部品全てにマテリアルをつける事が出来ました。


次回はいよいよ外側のボディーにマテリアルをつけていきます。

それが出来たら、後は照明をちょちょいとつけて完成です(^^)。