ロボットを作ろう ~ マテリアルをつける その3 ~ | CINEMA4D(Prime)レポート

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3DCGまったく初心者の私が『CINEMA4D Prime R13』と言うソフトと出会い、
脳から煙が出るほど膨大な情報と日々格闘しながら、
その多彩な機能を少しずつ覚えていくという”実験レポートブログ”です。

果たしてどこまで進歩出来るのか・・・。

今日はロボットの配管ダクト部品にマテリアルをつけます。


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まずは配管からマテリアルをつけていきます。


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オブジェクトマネージャにある4つの”配管チューブ”のオブジェクトを一体化して一つのオブジェクトにします。

この4つのオブジェクトは形も同じでこれ以上モデリングする事はないので、一体化しても問題ありません。

それに1つのオブジェクトに1個のマテリアルをつけるよりも、一体化して1つのオブジェクトにした方が、使うマテリアルは1個で済みます。



まずヌルオブジェクトの中にある配管チューブのオブジェクトを全て選択します。


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そしてマウスの右クリックでコンテクストメニューを出し、その中にある”オブジェクトを一体化+消去”を選択します。

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すると4つあったオブジェクトが一体化して”配管チューブ”という名前のオブジェクトになるので、これをヌルオブジェクト(親)から出します。

※ちなみに”オブジェクトを一体化”を選択すると、4つのオブジェクトはそのまま残り、一体化されたオブジェクトが追加表示されます。


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この配管のヌルオブジェクトはもう必要ないので消去してしまいます。


次にポリゴンモードを選択します。

ビューのオブジェクトを見るとポリゴンが選択状態になっているので全て解除します。

それからカメラとダクト部品のオブジェクトを非表示にしておきます。


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ループ選択を選択して、配管の部品の部分を全て選択します。


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マテリアルマネージャの作成で新規マテリアルを作成します。

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そして表示されたマテリアルを選択されたオブジェクトのところへドラッグ&ドロップします。
すると4つの選択されたオブジェクト全てにマテリアルが適用されます。


次にもう一つ新規マテリアルを作成して、カラーRGBの設定数値をそれぞれ70に設定します。

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このマテリアルをチューブに適用させたいので、現在選択されている範囲をチューブ側に反転させます。



選択メニューをクリックして”全てを反転”をクリックします。


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これでチューブ側のポリゴンが全て選択されたので、後は先ほど作ったMat.5のテリアルを選択されたポリゴンのところへドラッグ&ドロップします。


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配管オブジェクトに全てマテリアルが適用されたのでレンダリングして見てみましょう。


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これで配管は完成したので、オブジェクトマネージャの”配管オブジェクト”の表示を非表示にしておきます。


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次はダクト部品です。


オブジェクトマネージャの非表示を解除して表示させます。

そしてファイルを選択すると写真のように↓選択された状態で表示されます。

しかしまだ一番上のオブジェクトのポリゴンが選択状態になっていません。


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そこで選択メニューから”全てを選択”をクリックします。


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これで全てのポリゴンが選択された状態になります。



次にマテリアルマネージャにある”Mat.1”のマテリアルを選択して、選択されたポリゴンのところでドラッグ&ドロップします。
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この結果をレンダリングして見てみましょう。


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これで内部全てのオブジェクトにマテリアルが適用されました。


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では内部に関係する全てのオブジェクトを表示させてレンダリングしてみましょう。


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うっひょ~目


ではこれに本体を表示させて重ねてみると・・・・・・


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・・・・・(^▽^;)

内部の部品がちょっと分かりにくいですかね。

もう少し横から見てみましょう。


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これなら少し内部の様子が分かりますね。


実際作りこんでも内部の部品が見えるのは、レーザーを収納している所の部品が開いている時に、隙間からチラッと見えるくらいです汗


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でもこれを作るか作らないかでは、見た時の印象がだいぶ違うと思います。

中身が空っぽのロボって言うのもちょっとかっこ悪いと言うか(=▽=;リアルさに欠けますよね。

だからある程度見えるところだけはしっかり作った方がいいかもしれません。

今回作ったロボットはあくまで練習用なので、部品の形もえらいシンプルですが、これがもっと本格的な形に作ってマテリアルをつけると、それはもう素晴らしいロボットになること間違いなしです。



さて次回はレーザーにマテリアルをつけていきます。

これが出来ると、さらにロボットの見栄えがよくなってくるはずです・・・・たぶん(=▽=;。