ロボットを作ろう ~ 頭 ~ | CINEMA4D(Prime)レポート

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3DCGまったく初心者の私が『CINEMA4D Prime R13』と言うソフトと出会い、
脳から煙が出るほど膨大な情報と日々格闘しながら、
その多彩な機能を少しずつ覚えていくという”実験レポートブログ”です。

果たしてどこまで進歩出来るのか・・・。

これからロボットの頭を作ります。

ブログの流れとしてはロボットの頭から下へ順々に作っていきたいと思います。

そして最後にマテリアルをつけて完成となります。

作る工程を一気に書いてしまうとと1回のブログが長くなってしうので、パーツごとに分けながら書いていきたいと思います。


それでは早速モデリングスタートクラッカー


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まず球体オブジェクトを選択します。


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属性マネージャーの分割数を24、半径を100に設定します。

※半径100cmのロボットはかなり大きいサイズですが汗今回はロボットの大きさを比較するような建物や物などは作らないので、とりあえず見やすいサイズの設定にしています。



次に編集可能にするをクリックしてポリゴンモードを選択します。


これで球体オブジェクトをモデリングする準備が出来たので、ループ選択を使って頭の部分になるポリゴンを選択します。

球体の真上のポリゴンとその次のポリゴンを選択します。

この時Shiftキーを押しながら選択すると、複数のポリゴンを同時に選択する事が出来ます。

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次にマウスの右クリックでコンテクストメニューを出し、そこから押し出しツールを選択します。


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そして属性マネージャのオプションの押し出し量を50cmに設定して、ツールの適用をクリックします。

すると写真のようにポリゴンが押し出されました。


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次にスケールツールを選択して写真のように、赤丸の%が78%くらいになるまで縮めます。


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ここでポリゴンの選択を一端解除します。


それからコンテクストメニューを出してナイフツールを選択し、属性マネージャのオプションをループにした後、写真のように頂点の面を2ヶ所、その次の面を1ヶ所カットします。


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頭を横から見ると若干角ばっているので、ループ選択で頂点に入れた2つのエッジをエッジモードで選択して、少し上に持ち上げて表面をカーブさせます。


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次にポリゴンを写真のように選択して、押し出しツールで押し出し量を1.7cmに設定し、適用をクリックして上に押し上げます。

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ナイフツールを選択して写真の赤い矢印の所を2ヶ所をカットします。


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カットしたらライブ選択をクリックして、2つの細いポリゴンを写真のように選択します。


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そして押し出しツールの押し出し量を-1.3cmに設定して適用をクリックします。
すると写真の様に↓選択されたポリゴンが下がりました。


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ここで一度レンダリングして見てみましょう。


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次に頭の上のモデリングが出来たので、側面を作っていきます。


ナイフツールを選択して属性マネージャのモードをループにします。

それから側面のポリゴンを写真のように2ヶ所カットします。


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ポリゴンモードでループ選択をして真ん中のポリゴンを選択します。

そして押し出しツールを選択して、押し出し量を-13cmに設定して適用をクリックします。


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次にまたナイフツールを選択しモードをループにして、写真のように2ヶ所カットします。


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そしてまた押し出しツールで真ん中のポリゴンをループ選択して、押し出し量を-2cmに設定して適応をクリックします。

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押し出しが終わったらdeleteキー(またはBackspaceキー)を押して、選択されたポリゴンを消去します。



次にエッジモードを選択します。


消去した内側の線(赤丸部分)を上下共ループ選択で選択し、押し出しツールで押し出し量を7.5cmに選択して適応をクリックします。


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すると上下のエッジ部分が7.5cm内側に押し出されました。


ここで一端上のエッジの選択をCtrlキーで解除してから、座標マネージャのYの位置を95cmに設定して適応をクリックします。

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                      ↓


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すると選択されたエッジが下がりました。


今度は先ほど解除した上のエッジを選択して、座標マネージャのY位置を130cmに設定して適応をクリックします。

するとエッジが上に押し上げられました。


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次にマウスの右クリックでコンテクストメニューを出して、その中にある”ポリゴンの穴を閉じる”を選択します。


この作成ツールはその名の通り、ポリゴンの穴を閉じてくれるツールです。

使う時はポリゴン、ポイント、エッジモードどれかを選択した状態で、閉じたい部分にポインタを近づけます。

すると写真のように閉じられる部分が半透明の白で選択されます


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後はクリックするとポリゴンが作成されて穴が閉じます。

※写真は穴が閉じた事が分かりやすいように、ポリゴンモードで選択しています。


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但しポリゴンが作成されるだけでエッジは作られません。


これと同じように下のエッジのポリゴンも選択して穴を閉じてしまいます。


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さあいよいよ最後の工程です(^^)。

本体と頭のくびれを作ります。

写真のように頭のエッジの下の方に、ほんの少しだけナイフツールのループでカットします。


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ポリゴンモードを選択して、出来た細いポリゴンをぐるっとループツールで選択します。

それから押し出しツールを使い押し出し量-3cmに設定して適用をクリックします。


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するとエッジが下がりくびれが出来ました。


これで頭のモデリングは終わりです。


ではこの結果をレンダリングして見てみましょう。


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首と本体の間にくびれが出来た事によって、何となく頭っぽくなりました。


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今回使ったツールは、押し出し、ナイフ、ポリゴンの穴を埋める、この3つのツールしか使っていません。

それだけでも、こんなに簡単にオブジェクトの形を変える事が出来ます。



次回はロボットの本体を作ります。

この回では、新しいツールも登場します。

またビューを4分割しながら作業する工程も入ってくるので、今日よりはちょっと内容の濃い記事になると思います(^-^)/