小論文や志望理由書を書く上で大切なことはいかに読み手を納得させられるか、ということです。
話の展開だけで誰をも納得させられるのが一番ですが、それを学生のうちにできる能力を持っていたら相当力を持つ政治家や革命家、はたまた宗教法人の教祖になれるでしょう。普通は中々そんな話をすることはできません。
ではどうしたら良いのか。
それは、疑うことのない事実、根拠を示すことです。具体的には小論文であれば与えられた資料、もしくは伝聞でもそれなりの信用のある機関の出した調査結果など、事実に基づく話などです。
そこの信用性まで疑うとキリがないですから、そこは事実として使って構いません。
とにかく客観的な事実を提示することが相手を納得させる一番の材料となりますから、そういう癖をつけておくと、社会人になってからも結構有効ですよ。
ちなみに志望理由書において客観的な事実とは何かというと、実行した、ということです。その学問、学校への意欲を示すなら、すでに勉強や研究をしている、大学を訪問し話を聞いている、などです。まずは行動しましょう。
具体的な対策はこちらでも行います。
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小論文は試験として出されるものですから、問題と、解答する上でルールがあります。
驚くことに、小論文の添削をしていると、このことを無視して書いている人がとても多いのです。感覚としては半分は問題無視の勝手な解答です。
最低限ルールは守らないといけません。
例えば次の文を読んで、とあったら読んで解答しないといけません。つまり読んだということが添削者に伝わらないとダメです。
それから資料について述べて、とあったら述べないといけません。
こういった内容的なものから、800字以内でとあったら字数は絶対的なものですが、それすら無視する解答も結構見受けられます。マス目を無視したり、裏にまで書いたりと言った解答も、本当に珍しくありません。
小論文では、確かに人と違った視点の文章は評価される点もありますが、こういった最低限のルールを破ることは、それは個性とは言えません。評価される世界もあって、そこでは個性かもしれませんが試験では勝手なことをしたというようにしか思われません。
以前書いたように、小論文を書く力は、ある意味スポーツに近いですが、こういった点もスポーツと同じ。勝手なルールを自分で作って好き勝手に書いてはいけません。
内容以前に、ルール違反は即アウトです。
字はマス目に書く。
当たり前のことを当たり前にできるか、そのことも見られていると思ってください。
もっと具体的にはこちらで。
小論文の指導をしてほしいと言ってくる生徒のほとんどが、どうやって書けば良いんですか?と聞いてきます。
良く良く聞くと起承転結とか、序章本章結論とか、そういう文章の構成を聞きたいようなのです。
はっきり言って受かる人と受からない人の差はこういうところではありません。
もっと全体的な文章の完成感です。
これは文章としてきちんと読めるという仕上がり感、とも言えます。
よく書けているなという文章を読むと、型はあるようで無くて、相手に理解してもらうために丁寧に文章を作っているだけということがわかります。400文字なら400文字なりに、2000字なら2000字なりにきちんと書けている人が受かります。
展開に無理がない、空想で書いていない、根拠が明確である、意見がまとまっているというところから、字が丁寧、文字量が適正という部分まで、文句の付けようの無い文章です。
でもこれはなかなか自分では気づきません。人に見てもらい、理解できないとか、おかしいと思うところを指摘してもらって直していくしかありません。どんな人でも何回か書けばわかってくるはずです。まずは書いてみてください。
こちらでもトレーニングしています。