15日の報ステに、AO R1 | All the best for them

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そういうことだったのか。
1月10日の記事に、ケイスケホンダと意見交換をしたときの写真がアプリに届いたことを書いたけど、それは報道ステーションの企画だった。さきほどケイニシコリアカウントもリツイートしてきたけど、今朝の新聞のテレビ欄でも確認出来た。



1月15日テレビ朝日・報道ステーション▽世界で戦う2人 錦織圭×本田圭佑



楽しみ~。
それにしても今日が初戦というこのタイミングでの放送。
どういう形であれ、勝っててよかったや~ん。負けてたらお蔵入りだったかも…





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Kei Nishikori 3-6,6-7,6-0,6-2,3-0ret Kamil Majchrzak


やはり「書けば運が飛んでいく」法則、自分の中では鉄則だと思った。
ケイ自身が書くのはいっこうに構わないと思う、それは彼の心の現れだから。

でもこちらはケイを応援している身。彼の勝利を願うなら、どういうことを表に書けばどういう結果になるのか、私はずっと統計をとってるというか、経緯を見てます。そして結論として、勝敗を先読みすると、どうも運気が逃げていくような傾向にある、というのが自分の統計学的結論です。もちろん日本にいる私が、ノートに書いたところで、その運が海を渡るとは現実問題考えにくいけど、なんて言うかな~、いい距離感というのは必要じゃないかと。静かに見守るということ。周りの勝ってほしい勝て勝てーという空気は重荷となってよどんでしまうのではないか?あと試合前から、運のなさを嘆いたり、ドローを見て勝って当然、と見る側が慢心してしまう、または報道側が、調子いい、イケると浮き足だってしまうこと、こういうのどうなんだ?と思ってしまう、今日の結果である。

見る側の努力。って見る側がトレーニングしてもそれがニシコリのトレーニングに乗り移るわけでもないし、私に出来ること、と言ったら非現実的だけど、自分が○○したときにニシコリがピンチになった、じゃあそれをするのはやめよう、と、そういうことしか出来ない。でもピンチになる気配を自分なりに極力避けたい、と思う。どんな運でもニシコリに乗り移ってほしいから。受験生が合格祈願の初詣に行ったり、験をかついで○○をするとか○○しない、とか、そういう類のもの。

予選勝者でランクが179位だからといって、絶対に勝てる、という保証はないということ。それを改めて見る側に痛感させてくれた一戦だった。

見る側の慢心、気負いが、悪運となってニシコリに乗り移ってしまったのでは?と思ってしまうほど、ニシコリがピンチだった。

かすかな嫌な予感として、カワジが事前情報として、ニシコリが予選勝者に負けたのは13年のダンエバンス、と伝えた。うわ~、忘れていた悪夢がよみがえった。あとニシコリがスパッツを着用していたこと。ん?フィジカル万全と報道されていたのに?スパッツを着用しているときは私は下半身に何らかの不安の気配があるときだと自分は思っている。疲れがたまっている?まあ何でもいい勝てばいい、と気持ちを切り替えたけど。

1セット目の初っぱなのブレイクチャンスをまず逸してしまった。
ふつうのケイならここ間違いなく取って先制パンチを浴びせられていたはず。
でもって、相手のストローク、いいやん…安定している。リスキーなショットがなく、堅実だ。と感じた。3ゲーム目はラヴゲームキープされた。これは… こちらはまだラヴゲームキープがないのに?このあたりから私はちょいと用心し始めたわ。5ゲーム目の15-40も逸した。相手サーブが鋭くてリターン出来ず… これは、と不安になり始めたら先にブレイクされてしまった…
これは想定外… いや、ブリスベンのダニル戦でも再三のチャンスを逃していると、先にブレイクされてしまったから。ニシコリのショットが極端に悪いとも見えなかったが、それ以上にカミルがよかった… 安定している、ミスがない。逆にニシコリを翻弄しているではないか?

自分の中では1時間半のストレート勝利を予想していたのが、ハラハラ~と崩れて、まさかの1セットダウン… これは… ユウショウヲネラウノナラタイリョクショウモウハデキルダケサケタイ... それがこうなってしまい、もうこうなったら、次のセットで早く流れをつかまないと、と気持ちを切り替えた。

が、2セット目も彼のプレイレベルが落ちない。ここぞというところで見事なファーストが突き刺さり、逆にケイはサーブがここぞというところであまり入らなかったように感じた。土壇場のブレイクはさすがの粘り腰ではあったが… 出来れば7-5で奪いたかった… 流れがニシコリに来ないままタイブレへ。ここも先行されほぼ自分は覚悟した。奇跡のダブルフォールトで急にセットポイントが来たが、フォアのミス… ラケットがうまく芯に当たってなかったような気がした。辻野さん、昨日ラケットの当たりがいい、と伝えてたやん… そやけど今日のケイは、快適に打ってた、とはあまり見えなかった…


だけど、自分は今日ほど、中尾っちの言葉が身にしみたことはない。昨日の日刊に載ってた言葉。それはまるでこの日のためにあったのか?と思えたほど。グランドスラムで勝つには、テニスの技術も精神力も必要だけど、5セットマッチに耐えられる身体があってこそ、というのを痛感した。そのために殺されるほど鍛えてきたんやな、としみじみその言葉をかみしめる。だって今日に限り、ケイがカミルを上回ったのがそこだから。それがあったから、勝てた、と思った。マドリッドのラファ戦とは逆の立場。でもあのとき味わったつらさと悔しさが、さらにケイを肉体的にも強くさせたのかも、と改めて思った。


今日の勝利は、自分にとっては九死に一生を得たような気持ち。99%もうこれで終わりだと思ってたから、それがまだ次がある、という何とも不思議な気持ち。


カミルがリタイヤを告げたときのケイのカミルへの応対がとてもよかった。相手を気遣い最後にサムアップを送る。しんみりとしてしまったわ…


試合後オンコートインタビューもとてもよかった。ケイの優しさと謙虚さが垣間見えたわ。

”Well yeah, I have to say he had it today, he was playing very well better than I thought I have to say and very unfortunate how we finished but  I mean I try to do my best for the next round and yeah I hope keep playing better"

"Well I mean I was trying to play better every set but second set I was playing better but he was still playing amazing tennis forehand backhand everything he was serving very well  I think and well I mean I didn't do anything third set and fourth set he was hurt so just feel sorry for him"

"Well obviously I have to be happy for next round to go because I almost lose today I try to be more possitive for the next round and hope I can keep playing better"

"Yeah for sure I'm really to be back because my wrist injury I couldn't appear last year so I'm happy to play Brisbane two weeks ago and happy to be here so hope I can have good two weeks"


ケイ、2回戦進出したけど相手がよかったね、何か言葉は?

ああ、今日は彼のものだったと言わなきゃ。彼は思ってた以上にとてもいいプレイをしたと言わないと。こういう風に終わってとても不運だよ。でも次戦に向けてベストを尽くさないと、そしてもっといいプレイが出来るようにね。

タイブレークを落としてどう切り替えた?

どのセットもいいプレイをしようと心がけたよ、2セット目はよりいいプレイをしたが、彼がまだすばらしいテニスをしていて、フォアもバックもサーヴもとてもよかったと思う、3セット目も4セット目も僕は何もしてないんだ、彼が痛みを抱えてたからね、彼には気の毒に思うよ。

ブリスベンを優勝して、ここでは2回戦に進むよ

ああ次に進むのは正直嬉しいよ、だって今日ほぼ負けていたんだから、次に向けてポジティブにならなきゃね、そしてよりいいプレイを心がけたいね。

戻って来てくれて嬉しいよ、去年は出られなかったから、マーガレットコートアリーナの応援もある。

ああもちろん戻ってきて嬉しい、去年は手首を怪我していて、出られなかった、なので2週間前ブリスベンでプレイ出来て嬉しいし、ここにもいられて嬉しい、いい2週間にしたいね。








ケイストーリー










WOWOWのスタジオにも来てたのね~。

ダテックや村上はんが言葉を選びながらも今日の試合運びにいちゃもんというか突っ込んでたけど、ケイの受け答えにわしゃ彼のプライドと負けず嫌い根性を見たわ。
現場で実際にカミルのボールを受けていない人間が何勝手なこと言うとんじゃい?的な。
実際にケイがそう思っているわけではなく、私の妄想ですが。



とにかくどういう形であれ、次に進めることをポジティブにとらえなければ。
体調を万全に整えて、気持ちを新たにドクターイヴォ戦に臨めますように。


スポーツの勝敗に「絶対」というものは存在しない。対戦成績もランキングも関係ない。過去のデータも関係ない。勝って当たり前というのもない。ひいきの選手の目の前の一戦に集中し、全身全霊で声援を送るべし。好きな選手の試合を見るのに、おふざけやダジャレ、軽蔑、冷笑もないだろう…
「The 世界力3」で準備運動に1時間、いろいろケアして最善を尽くすと言っていた。見る側も見る側の立場として最善を尽くさなければならない、とわしは思う。