マイアミオープン準々決勝ファビオ戦後会見より | All the best for them

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好きな人と好きな人に関連するあれこれ、好きな物、家族とのことを細々と、時間があるときに綴っています。





















 

ファビオフォニーニ戦後の英語会見の内容が
上がってきました。
 
http://www.asapsports.com/show_interview.php?id=128860
 
今日の試合でのフィジカルの調子は?
 
うーん、100%ではなかった、つまり、フィジカルは、
その、僕にとってはタフなコンディションだったよ。
でもそれは彼にも言えることだしね、
彼も長い試合を多くやってきたから、
でも僕は
今日は彼が僕を倒すのに十分いいプレイをしたんだと思うよ。
 
はっきりとした怪我があるのか?
 
いや、ただ、いくつかの箇所が痛んだんだ、
でも大きな問題ではないと思う。大丈夫なはずだ。
 
サーブに関してはどう思う?
セカンドサーブがいつもより短く見えたが。
 
ああ、100%で打つことは出来なかったと思う、
なのでなんとかして対処しようとしたんだよ。
特にこういう選手には
100%あるいは80%又は100%でないなら、
勝つことは容易ではないよ。
ああ、特にサーブは今日は打つのが難しかった。
 
次の数日でどうやって回復するんだい、
短期での計画は何かある?
 
うーん、バルセロナまで3週間あるので、
回復までに多くの時間はある。
もちろん2,3日はテニスはしないし、
なるだけ早く回復出来るよう努めるよ。
 
彼がいいプレイをしたのは驚きだったかい?
 
ああ、十分いいプレイをしたと思う。
彼が今日ものすごくいいプレイをしたとは思わないよ。
自分に関しては今日はアンフォーストエラーが多すぎたし
サーブがだめだった。
それがこの試合の大半をしめたってわけさ。
でも、ああ、彼はいいテニスをしたと思うよ。
 
 
続いてファビオの会見よりケイに言及した部分
 http://www.asapsports.com/show_interview.php?id=128862
 
ケイは100%にはやや足りなかったと言っているとき、
彼からそんな感覚はあったのか?
 
そんなの構わないよ。
 
いや、しかし…
 
お願いだから、イタリアの記者みたいにならないでくれ
 
これは少し感じてたのか?
 
いや、全くだよ。
僕は最初から自分の試合に夢中だったからね、
でも知ってたさ、彼が前のデルボニス戦で、
膝だと思うけど治療のためトレーナーを呼んだのを見てたからね。
今日第1セットの途中でフォアハンドにミスが多いなというのは
感じたよ、手首に少し痛みを持ってると思うんだ。
皆手首に痛みを抱えてると思うよ、
だってここマイアミのコンディションは
インディアンウェルズとまったく違うからね。
そう、それがスポーツさ。
 
 
ケイ、英語の会見では
痛みの箇所や細かい説明はせーへんかったんやな。潔し。
彼を称賛しつつも、負けず嫌い精神も見え隠れする言葉…
ケイらしいな。
 
そして次に行われたファビオも又、彼らしい発言。
オンコートではケイの怪我を気遣ってくれていたらしい。
が、会見では、きっぱり。皆同じ条件だと。
 
そうなんやなー、
だから怪我とはうまく付き合わなければいけない…
そしてその過酷な世界で生きていくことを選んだのも
ケイ自身だから…
 
無念だけど、しょうがないと思えるし。
ぐだぐだ言い訳せず、会見で冷静に振り返るケイを
かっこいいなと思う。
 
そんなケイに対して、
心技体がかみ合ってないなどとつぶやく著名人…
はー、まああの人は以前から辛口だなとは思ってたけどさ。
 
マイアミを痛みや怪我で去って、
バルセロナを迎えるのは14年と同じ流れのようにも思う。
あの時の方が、
怪我の具合としてはもっと深刻だったと思うし、
バルセロナを迎えたときも、実況解説ともに不安がってた。
それを一掃する活躍ぶり。
その後マドリードで決勝まで駆け上るとは誰も想像しなかったはず。
決勝を怪我のため途中で無念のリタイヤ…
フレンチ準備不足でクリザンにストレート負けの初戦敗退。
解説の修造が
「しかたないです…
ケイにはウィンブルドンが合ってると思う」
という意味の言葉を残したのを今でも覚えてる。
その後ウィンブルドンでボレリに勝ったときの
飛び上がって喜ぶケイも忘れられない。
次ラオニッチから1セット目獲ったときは、奇跡か?と思えた。
その後サーブに対応出来ず、ベスト8には届かなかったけど。
夏、足裏の手術のニュースも驚いたけど、
しばらく休んでいたとき、彼が1か月後の全米オープンで
快挙を成し遂げるなんて日本人の誰が想像出来た?
錦織圭は、私たちが大丈夫だろうか、と心配しているときに、
不死鳥のごとく蘇って想像の上を行く活躍を見せてくれる。
本人がこれからもやって行くと言う以上、
私は彼の復活を信じてずっとサポートしようと思います。