アルゼンチンオープン準決勝 | All the best for them

All the best for them

好きな人と好きな人に関連するあれこれ、好きな物、家族とのことを細々と、時間があるときに綴っています。





















 

Kei Nishikori 4-6,6-4,6-3 Carlos Berlocq


頑張って3時半に起きました~。


ケイとは旧知の仲だったようですね、ベルロック。

一緒にダブルスも組んだとか…

地元の後押しを受けて、

大物を食ってやろうと闘争心満々で恐ろしく強かった…

まさに獰猛な野獣でした。

一球一球唸り声を上げながら、

襲いかかってくる。

対するケイは、表情一つ変えず淡々と自分に集中。

あれは観客のヒートアップを遮断するために、

自分の世界に入り込もうとしていたんではないんだろうか

と思ったんです。

もっと声出せばいいのに、という声もあるけど、

極限まで集中していたら、

声すら出さなくなってしまうんではないんだろうか、なんて。

正直、この試合は、

負けを覚悟してました。

自分としては、出来れば南米連続優勝してほしい

という気持ちはあるのですが、

実際それは非常に難しいことだろうし、

怪我をしてしまえば元も子もない。

海外の選手はスタンとかうまいこと切り替えて

ポイントの高い大会で上位に進出している…

もしここで負けても、

リオへ早く着けると思えばいい、と自分に言い聞かせていました。

2セット目の途中がとくにやばかった…

ケイにしては珍しようなミスショットが続いて、

アカプルコのクエリー戦がよぎりました…

が、持ち直しました。

悪い時間を最低限に抑えられたことが、

最終的にベルロクのトーンダウンを呼び込んだのではないか?

と思えました。


それにしてもクレーを得意とする選手って、

本当にファイター揃いだわ…

甲冑のナイトが敵をなぎ倒してどこまで行けるか…

出来ればリオの決勝まで駆け抜けてほしい。

そうなりゃケイも立派な土魔神。


ところで、

ソウザ戦の日本語会見のときに、

簡単に去るか簡単に勝つか、

リオのほうが大事、云々と話したことが何か波紋を呼んでる?

私は、すごく彼らしい正直な話しっぷりだなあと思ったのですが…

激しい試合して消耗した後は、

もう頭の中、ほとんど回ってないでしょう。

早く帰って身体を休めたい気持ちのほうが強いんじゃ?

だって負けて暴言を浴びせるのは、見ている方なのに。

勝つことが仕事でそれを最優先させたいのに、

発言にまで気を配れって…

あまりにも要求レベルが高い。

いや、その前に、

英語で「I hope to win the tournament that's why I'm here」

と言ってますから。

2か国語両方を聞いた上で判断すべきでしょう。

日本語では気が緩むと以前も言ってたし、

外向きの発言はむしろ英語会見の方を

重要視したほうがいいのでは?と思います。


ペリスコ英語会見メモ走り書き…

フィジカルOK。今日は暑かったけど。

タフマッチだった。左右にふってきて、

彼は本当によく戦った。

いつもと違う環境だけど、

重いボールやアングル、ドロップを使って楽しい、

クレイコートが好き。

ここはパウンドが少し高くなりプレイするのはイージーではないが。

彼は重いボールを使ってきた。

2、3セット目サーブのレベルが落ちて

自分はステップイン出来たけど、

典型的なクレイコーターで、それがタフになった理由。

数度日本食レストランにも行き

ヘルシーを保つのに助けになってる。

南米だけど日本人がどこにでもいてくれることは

すごいこと。

明日もショーアップしてくれるといいな。

ドルゴ? 他のプレイヤーとは違って

トリッキーでタッチがグレイト。

サーブもよく、今週はアグレッシブにプレイしている

そこに注意して明日はいいディフェンスに心がける。

観客?今日は悪くはなかった。

時にタフだけど、スポーツを愛する人たちなので、

彼らが母国の選手を応援する気持ちは分かる。

彼らがクレイジーになっても自分は集中した。

明日はこうならなければいいし、集中する。

コーチ?7年ぐらい一緒にいて助けてくれている。

クレイのことを色々知っているから

今週いい助けになってる。


さて、明日は優勝スピーチが聞けるか?

頑張って2時に起きるぞー