エレクトーン・ピアノの演奏上達法ブログ -55ページ目

JEC・ジュニアエレクトーンコンクール 2

ヤマハの子どものための

エレクトーンコンクールについて。

 

前回同様、一審査員の着眼点として

お読みいただけたら幸いです。

 

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【表現に関して】

 

・曲の構成が伝わる演奏

 

一番のクライマックスはどこなのか?

 

強弱はついているけれど

ffとpしかない演奏に聞こえてはいませんか?

 

特に盛り上がると

レジストの音量も含めて

常にマックスの方がいらっしゃいます。

 

一番の山場がぼけてしまって

結局なんだかうるさい印象の演奏になり

残念に思うこともあります。

 

全体のなかで今どこを演奏しているのか

そうした曲全体を大きくとらえる視点が

あるといいと思います。

 

 

・強拍を理解する

 

ポップスのオンビートとアフタービートの

弾き分けも必要ですが

クラシックの曲でも

強拍・中強拍・弱拍を

身体で感じ続けていて欲しいです。

 

手足を動かすことで精いっぱいになってしまい

リズム感が感じられない演奏になっている…

 

それを避けるためには

体幹でリズムを取れるようになることが

大事だと思います。

 

 

・フレーズを歌う、呼吸する

 

楽譜に書かれないような微細なフレーズに対する

強弱というか抑揚をつけてほしいです。

 

大まかな強弱はついているものの

大きくと書いてあるから大きく弾くのではなく

このフレーズこのコードに気持ちを寄せれば

きっとこう弾きたいという気持ちが

わいてくるはず。

 

それを大事にしていただきたいです。

 

また演奏中呼吸を止めているのでは?

と思うような演奏もあります。

 

フレーズの終わりに息を吐ききってから

次のフレーズに移行すると

いわゆる「前食い」が防げます。

 

あがったり焦ったりすると

フレーズの最後の音に気持ちが乗らず

次に飛び込んでしまいます。

 

これはリズムがかかっていても起こるものです。

 

演奏の仕上がりが固く聞こえ

共感を得にくいものになってしまいます。

 

ポップスであろうがクラシックだろうが

主旋律を歌うことを心がけてみてはいかがでしょう。

 

 

・バスをよく聞く

 

音楽はメロディ、ハーモニー、リズムと

ベースが大きな核となります。

 

一番大事といわれているメロディ以上に

音楽の流れを推し進めているのが

じつは最低音だったりします。

 

これは和音の流れによる音楽の構成を

支配するパートなので

ベースの動きにも耳を傾けてほしいです。

 

 

・振付けは必要ない

 

ビートを取るため

望んだ音を出すため

全身を使うのは当然ですが

それとは違う体の動きをされる場合があります。

 

色んな先輩の演奏をみてかっこいいなと

まねをしたくなるのはわかります。

 

でも形だけまねしても意味がありません。

 

指を正確にコントロールし

音楽を的確に表現することの妨げになるような

振り付けた動きは

かえって演奏の完成度の邪魔をしかねません。

 

鍵盤奏法の書籍や講座をどれだけ受けても

まず体軸がしっかりしていることが

重要視されています。

 

生演奏ですから視覚からのイメージが

大事ではないとは言いませんが

演奏の妨げになっては本末転倒です。

 

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ソロ演奏の審査のメモの内容は

この二回分でほぼ転写できたと思います。

 

今回も長くなりましたので

総括はまた次回に書きたいと思います。

 

 

…これでやっと

なくさないようになくさないように

と机の引き出しの中で束ねて保存していた

書きなぐりのメモ帳が処分できます(笑)

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