エレクトーン・ピアノの演奏上達法ブログ -397ページ目

質問頂きました

 近々に息子がJEF店別大会で演奏します。
 講師に見せてもらった審査基準には、もっともらしいことが

 書いてありましたが、ピンと来るものがありませんでした。
 息子は地区大会で弾きたいと思っているようです。

 ひとの心を動かすような演奏をするには、

 どのような練習をすればいいでしょう?
 舞台で緊張しないように、ひとに聴いてもらうような

 緊張感ある場面をつくったらいいのか、モチベーションが

 上がるような何かがあるのか・・・そんなメンタル面での

 サポート方法を知りたいです。




・録音をして自分で客観的に聞く

・インストアなどでデモ演をさせてもらう

・練習中真後ろに人に立ってもらう


こういった緊張に耐える練習も大事ですが

自分で自分に言い訳しない練習を積むことが

最後の最後にメンタルを支えてくれます。


また上の大会を聞きに行って自分とそのステージで

弾いている人はどこが違ったのかを自分で考えることも

大切です。


それから私は審査をさせていただくこともありますが

審査員の意見が全て一致することはまずありません。

人によって何を大事にするかが違うからです。


ダントツにテクニック・表現力共に誰より上手ければ

「絶対選ばれる」事はあるでしょうが

実力が伯仲していれば、申し上げにくいですが

「運」もあります。


だからこそ、どんな結果がでても、自分の「精一杯努力する」

という中身こそが、コンクールにでる一番のメリットではないかと

思っています。


私が関わっている、コンクールを目指す子達にはいつも言っています。

「結果はおまけなのよ」と。

もちろん一つでも次の大会にでたい気持は誰より

分かっているつもりです。

私もそうして毎年でていましたから。


だからこそ、そこに固執しすぎるとかえって演奏が良くなくなることも

知っています。


きっとご希望の答えではないと思いますが、

本来点数を付けられない「芸術」である演奏を人に

審査されるのですから、避けては通れないと思います。


グレードと違って一年にチャンスは一回。

お気持ちは充分お察ししますが、書いていらっしゃるように

ひとの心を動かすような演奏は何かの確実なテクニックが

あるわけではありません。


オリンピックの選手を見ていて例え金メダルを取れなかった人でも

その競技姿勢に気がついたら涙が出ていたことが

あると思います。


人の心を動かすとはそういうことではないでしょうか?

緊張に慣れるメンタルトレーニングのアドヴァイスは

ことばにしやすいですが「他人の心」は誰にも操れません。


毎回、大会前に生徒さんに掛ける言葉を最後に書いておきます。


「自分が満足できるように、演奏を楽しんで弾いていらっしゃい」



もうすこし個人的な意見をアメンバー限定で公開します。

ペタしてね