エレクトーン・ピアノの演奏上達法ブログ -396ページ目

JEF演奏に対してのお答え

春から小学4年生になるコンクールを目指している

お子さんのお母様からのご質問です。



 今回低学年部門最後の年のJEFです。

 気合が入らないわけはありません。
 息子はESソロ地区大会が終わってすぐとりかかりたいと

 話していたのに、先生はJOCにも参加を勧められました。



 またグレードにもチャレンジしてほしいなーと思っています。

 次々にイベント事に参加していたら、幼児科修了時の

 基礎グレードしか受けていないことに気づいて。


 それに来年以降は高学年部門で即興演奏が入ってきますしね

 5級グレードの即興を参考に練習すればいいでしょうか??



JOC・JEF他、イベントがたくさんあって気がつくと

オリジナル一曲とコンクールの一曲を仕上げただけで

一年が終わってしまった・・・こんな事も起こりうると

想像はつきます。


私たちの年代のヤマハの講師は、音楽教室を発足させた

故・川上源一理事長の元、演奏など一つのことに偏らない

音楽教育を理念として掲げた教室運営の一端を担う事を

とても大切なこととして過ごしてきました。


実際クラシックの曲を弾くのであればその時代背景に留まらず

作曲家の生い立ちや、作品の構成、和音など様々な事を

知っておかなければ良い演奏は出来ません。


ポピュラー音楽も然りです。

編曲の項目でお答えしたように、どんな楽器を使って

どんなノリで、どんなシチュで作られた曲なのか。


それを実体験出来る一番の方法が作曲なんです。

だからといって難しく考える必要は無いのです。

今の自分の気持ちを曲にして弾いてみる。

そうすれば逆に既成曲を弾くときイマジネーションを

ふくらませることが容易になると思います。


ヤマハ音楽教室は技術教室ではありません。

音楽全般を生徒さんに万遍なく提供することを旨としています。

特に作曲は私が通っていたときからそうでしたが、

重要な要素の一つで、それが他の音楽教育を展開して

いらっしゃる企業や個人の方と一線を画している部分だと

思います。


息子さんの先生はそういった意味で、目の前の事だけでなく

総合的に力が付くことを願っていらっしゃるのではないでしょうか?


グレードの即興の項目にも何度も書いていますが、

応用力、即興力、そして演奏力、全てが揃って初めて

豊かな演奏が出来ると私は信じて今もレッスンに

携わっています。


本題のJECの即興ですが、モティーフ即興ですので、

グレードだと5~3級のBに近いと思いますが、

息子さんの力の範囲で出来ることをされる、で良いでしょう。

実際コンクールの本番でも色々な演奏を聴くことが出来ます。


話は戻りますが、モティーフ即興の一番の勉強は

実は作曲です。

メロディを書いてみて、弾いてみておかしいところを直して・・・

この作業の繰り返しが即興力を付けてくれると思います。


私もXX年昔、JOCで作曲をしていました。

そのころは、ちょっとイヤだったんですが(笑)

今はそのお陰で出来るようになったことが沢山あると

分かります。


音楽に回り道は何もない、無駄だと思うこともいつか役に立つ


大学の尊敬する師匠から言われたことばです。

息子さんにとって大好きなエレクトーンだと思います。

楽しみながら、頑張って、とエールを送ります。


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