エレクトーン・ピアノの演奏上達法ブログ -291ページ目

アンサンブルの音作り

 もうすぐアンサンブル発表会があるのですが、

 去年のリハの際、PAさんに、

 「まとまりがない、しんがない」

 「トロンボーンとサックスのブラスのまざりで、

 しんがなくぬけてしまう」

 と言われ、私自身もホールで聴いて、

 まとまりがないと感じました。

 (曲はビックバンドです)


難しい質問です。

一言で答えられないのですが。


まずは芯がないということについて。

これは音色を開いてみないと解らないのですが

管楽器の特にリードに音色パネルのリバーブ

たくさん掛けすぎたときによく起こる現象です。


以前にも書いていますが、管楽器は反響板から

返る音より先に、管から発せられる生音

ホールに届きます。

朝顔が前に向いている楽器ほど

その傾向が強いのです。

トランペット、トロンボーンが代表的ですね。


ソロとしてまた和音の一番上の音として

抜けて欲しい音ほど、リバーブは少な目にします。

エフェクトも同じです。


逆にSが名前につく音色、ストリングス、ブラスなどは

元々ある人数が演奏しているのを想定して

作られていますから広がって聞こえます。

これは主に「上(下)鍵盤ボイス1・2」から

和音として出しますから少々リバーブがないと

乾いた音になります。


それからパンを上手く使わないと音が散って

まとまりが無くなると思います。


パンについては5/17日の記事に配置図を

5/1、5/8の記事にも関連事項を載せていますので

参考にしてみてください。


但し今回のお尋ねはアンサンブルですので

気をつけていただきたいのが

同じパートを同じ音色・パンにしない

ということです。

きっと一つのパートを複数人数で弾かせることも

多いかと思います。

その場合みんなに同じ音を与えてしまうと

音がうねってまとまりが無くなる場合があります。


それぞれ音色の組み合わせ、パン、リバーブを

可能なら少しずつ変えてください。

その方がよりクリアになると思います。


まとめると、

・オーケストラ(和音がでる)音色は

 広がりを持たせるために使う

・リードは芯にするために使う


ということを念頭に置いていただくと

良いかと思います。


これでまた疑問点がおありでしたら

遠慮なくお尋ねください。