エレクトーン・ピアノの演奏上達法ブログ -288ページ目

グレード受験・初見演奏

 初見演奏はゆっくり弾いてミスなしで演奏したのと、
 テンポとか守るけどちょっとミスしちゃった
 というのでは、どちらの方がいいのでしょうか?


グレード4級受験の方からご質問いただきました。

私が生徒さんにいつも言っていることをここにも書いておこうと

思います。


3/24日の記事をまず参考にしていただきたいと思います。


昨日の記事で5~3級の意味合いを書きました。

指導者のためのグレードです、ということでした。


このことを念頭に置いて次のことを考えてみてください。


初見演奏は指導の場でどうして必要なのでしょう?


生徒さんが自分の全く知らない曲の譜面を持って

レッスンに来られたとします。


「 どういう曲か分からないので先生弾いてください 」

この時どういう演奏をしてあげたら、生徒さんの役に

立てるでしょうか?


・曲の雰囲気もテンポも全く無視して、一音たりとも

 間違えないように演奏されたもの



・「ソドミ」を「ミソド」で弾いたりコード自体は間違っていない

 けれどミスがある

 でも曲調、テンポ、強弱などを正しく弾いた演奏


どちらが聴いて、家に帰って一週間、これから練習する

生徒さんに役に立つと思いますか?


もうこれでお分かりですよね? 


初見力というのは初めて見る譜面でも、曲を正しく把握して

生徒さんに弾いて聞かせてあげられる力のことを言うのです。


ただ間違えないで楽譜を弾いたかどうか

それは音楽の現場で何の役にも立ちません。

繰り返しますがプロとしての実力を計るのが5~3級です。

まして4級、プロの入り口5級とは違います。


調号も決して易しいものではありません。


転調もしますし、それが簡単な近親調だけに留まりません。


テンポも速い物が多くなります。


カウンターや開離の分散和音など伴奏も難しくなります。


これを音楽として正しく演奏することが重要な評価の

ポイントとなるのです。


これは初見に限らず即興A・B、楽曲演奏、全てに

共通の事となります。


私が生徒さんによく言うことばがあります。

「 演奏グレードをあなたは受けるのよ 」と。


編曲グレードでも作曲グレードでもまして譜読みグレードでも

ありません。


変奏、モティーフの展開、読譜がプロとして通用する

演奏であること、5~3級に挑戦する方は、どうぞ

これを意識してチャレンジしてください。


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