予告 第二部第三章 テイワット騒乱 序曲 7 とある冥界にて | 時空省 時をかける者達

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時は25世紀、設立から数百年たつ時空省は2度目の危機を迎えていた。その中で、地球時空省次官【山本誠一】と、臨時副次官【辻谷広行】は、時代や世界観を超えた仲間たちと共に、強大な敵と戦っていく。

と、せっかくの会話の機会だと思い、まずクリームヒルトは簡単に自己紹介をしたようで、その女神はニコニコしながら聞いている。

 女神「ふむふむ、あなたも色々あったのね…サーヴァントのことは聞いているさ。全く、ヌヴィレットが聞いたら何ていうかな?あ、そうそう。僕の自己紹介がまだだったかな?【フォカロルス】。僕の名前はフォカロルスだ。宜しく。」

 

と、南米の冥界では新たな物語が進み始める。そうしている間、テスカトリポカは転移先に無事たどり着いたようだ。

 テスカトリポカ「…こいつは驚いた。…世界ってのは、広いもんだ。」

と彼が辿りついた場所、テイワット大陸北西部に存在する国【モンド】。その国の東部に存在する誓いの岬という断崖絶壁の上から西の方を彼は向いていた。

 テスカトリポカ「すげぇなここ!気に入った!ま、しばらくここで色々旅するのも悪くねぇかもな。」

と思っていたのだが、事態がこのあと急変する。いや、何かがおかしい。

 テスカトリポカ「ん?何だ?平和そうな雰囲気のはずが、何やら闘争の香りがする。んじゃ、ちょっと行ってくるか。何か起こりそうな気がするな。しかもだ、この感じ…まさか!?時空省か?…やれやれ、あんまりゆっくりできそうじゃないなこいつは。」