幸村「ええ、彼ならたしかに時空省にいるというお話は伺っています。…まさか、偶然だとは思うのですが、このような所でお知り合いと出会えるとは。」
とかなんとか話が弾んでいた。驚くべきことは、伝説の侍と大泥棒の仲間とシャーマンが一同に介して話し合っているこのカオス過ぎる光景だ。はじめはお互いどういう事が起こっているのか困惑していたようだったが、話をしているうちに皆自然と溶け込んでいたようだ。中にはこんな人もいた。
デス・ザ・キッド「そうそう、俺も驚いたぜ?さっき父上から貴方がた時空省経由で連絡が来たんだが、そんなにすごい組織だったとは。」
信之「ええ、今時空省では異世界中からの救援めっせーじを受取り、普段はできるだけ見守るという視座なのですが、今回は数百年ぶりという異常事態ということでこうして同盟を結んでいるとのことです。」
鞍馬「成る程。どうも、コエンマ様や幽助君が最近慌ただしいと来たらそういう…。」
幸村「あの世もあの世で大変そうですね。我々も、なにか手伝える事があればいいのですが。」
ホロホロ「いやいや十分だろ!?あんたあの真田幸村だろ!もうそれだけで驚くとしか無いんだが?」
と、日本出身の三人は特に驚いているようである。成る程、さすが時空省とか名乗るだけの組織、すごい大物がいるんだなと感心しているのである。