希望の街 【離】13 | 時空省 時をかける者達

時空省 時をかける者達

時は25世紀、設立から数百年たつ時空省は2度目の危機を迎えていた。その中で、地球時空省次官【山本誠一】と、臨時副次官【辻谷広行】は、時代や世界観を超えた仲間たちと共に、強大な敵と戦っていく。

 イリヤ「成る程、話に聞いた通りね。…全く、あの燃え盛る鳥が言ってたとおりだったというわけね!!アレが来てから私の城は愉快なことばっっっかりよ!!!」

となにかを思い出すように悪態を出す少女。そして、燃え盛る鳥というワードに戦慄する元就とクラウド。あの宇宙規模で愉悦してる鳥が関わってるということはもうろくでもない案件間違いないのだ。

 

 元就【燃え盛る鳥かぁ…もう厄ネタ案件で間違いないなぁ。】

 クラウド【ああ、セフィロスと来た上に更に追加かぁ…。】

 

と悲壮な顔をしている一行である。と、その雰囲気の中、広間では時空省組とそれ以外の迷い人同士がこの屋敷で話し合いをしていた。第一部最終章に登場した者たちだ。実は、イリヤが打ち明ける前に顔を出してしまったらしく、互いの存在に驚きつつ、互いに自分のことを話し始めていた。

 次元「…てな話だ。ルパンの野郎の話に乗らなかったら今頃こんなことになってないはずだったんだが。」

 ホロホロ「俺も、次の試合のために修行していたはずだったんだ。話によると、そっちに葉がいるって話らしいが、本当か?」

と彼の質問に答えるのは時空省日本支部で働いている偉人の一人【真田幸村】である。先日の偽カルデアからセフィロス案件でもでてきた人物だ。