希望の街 【離】15 | 時空省 時をかける者達

時空省 時をかける者達

時は25世紀、設立から数百年たつ時空省は2度目の危機を迎えていた。その中で、地球時空省次官【山本誠一】と、臨時副次官【辻谷広行】は、時代や世界観を超えた仲間たちと共に、強大な敵と戦っていく。

 キッド「そういえば、マカも確か有名な侍っていったらあなたと言う話をしてたな。…あ、そういえば俺の国で所属しているのって誰がいるんだ?」

 という質問が飛んでいる中、信之が応えようとしたら突然鳴り響く時空省一行の端末。どうやら、なっているのは信之の端末だった。

 ガッツ「おーい、あんたらの通信手段とやらが暴れてんぞ。」

それもそのはず、いつもより大きめにバイブレーションがなっている。はじめは故障かと思ったが、連絡した相手に心当たりがあった。元は異世界の住人であり、今は時空省アメリカ合衆国副長官兼副大統領のアーデン・イズニア氏のようだ。

 

信之は、座ったまま【この場にいる全員、大きい広間で座りながらゆったり会話していた。】端末を放り投げると、中に浮いたまま静止する。すると、その端末が発光したかと思えば、立体映像が映し出される。

 

 アーデン「いやー諸君。はじめましての人もいるかな?未来から応援しているアーデンさんだ。今、テスラ博士とドラッガーさんとかとお話を終えたところだ。」

 信之「相変わらずお元気そうで何よりです。あ、そういえば、午前中はデスシティーで死神様と面会なさった件はどうなりましたか?」