希望の街 【破】 8 | 時空省 時をかける者達

時空省 時をかける者達

時は25世紀、設立から数百年たつ時空省は2度目の危機を迎えていた。その中で、地球時空省次官【山本誠一】と、臨時副次官【辻谷広行】は、時代や世界観を超えた仲間たちと共に、強大な敵と戦っていく。

 ジョルノ「どうやら、いつものお節介は必要なかったかもしれませんね。」

 スピードワゴン「いや、なーんかいやなよかんがするんだよなぁ〜〜。ま、何事もなけりゃあいいけどよ。じゃ、降りるぜ、パッショーネの大将!」

 

と、そのままスピードワゴンは呉軍の皆々に挨拶を済ませると、どうやらそのまま上陸許可が出たらしい。そのついでに、ローに挨拶しに行ったようだ。

 

 スピードワゴン「よう!海賊のあんちゃん!元気にしてっか?」

 ロー「あんたはいつもどおり元気だなワゴン屋。で、【外】の情報はどうだ?」

外、とはこの空間に住まうものの隠語で【阿僧祇の闇】の空間の外のこと、ようは元いた世界のことである。スピードワゴンはこう見えて、【スピードワゴン財団】という組織を一代で築いた人物である。世界中に張り巡らされた情報網は相当広く、世界中の多くの財閥や企業間、はて又政界とも連絡を取ることが出来る。

 スピードワゴン「そうだな。日本の富士山ではなんだか不気味な城が立っているとかなんとか言うぜ!どうやら、阿僧祇の闇を作った内の一人は、その城の主なんじゃないかって言う話だ。」

 ロー「ああ、そういえば、この空間は異世界中が混ざった世界とか言ったか?そいつも関わっているということは、その城の主は相当な輩ということになる。」