希望の街 【破】7 | 時空省 時をかける者達

時空省 時をかける者達

時は25世紀、設立から数百年たつ時空省は2度目の危機を迎えていた。その中で、地球時空省次官【山本誠一】と、臨時副次官【辻谷広行】は、時代や世界観を超えた仲間たちと共に、強大な敵と戦っていく。

さて、回想を一旦中断する。実は、この船行きと帰りで人間が増えているのであるッ!山本が、本気で厄払いしようと考えている際、行きの時点では乗っていなかった人物が乗っていた。金色の髪、コロネのようなカールをした前髪、そして、前開きの特徴的な服ッッッ!!!彼の名前はジョルノ・ジョバーナという。

 ?「そこまではしなくていいのではないでしょうか?これから、あなたの負担は減るはずです。なにせ、並行世界中の仲間たちが助けてくれるはずですから。」

 

と爽やかな雰囲気をまとった15歳の青年は10年上の者に語りかける。

 山本「いや、ホント爽やかな青年だよ【ボス】。いや、何度も言うけど今頃僕は死んでいるよ。」

 

経緯はこうだ。感動的な再開を果たした四人がこれからどうしようかと考えていた時のこと、島に停泊している船に、誰かが乗っている船が近づいてくる。が、呉軍は問題ないという雰囲気で出迎える。

 

 ロー「ああ、あの船。そうか、帰りが遅くなって迎えに来たって感じだろうな。」

と、ボート船に誰かが乗っているのが見えた。

 ジョルノ「GPS、つけておいてよかったですね。意外と近かったのは本当に幸いとしか。」

 ?「そうだよなぁーとしか言いようがねぇっ!まさか、5キロ圏内にこんな島があるとは思ってなかったけどよ!」

と、シルクハットが特徴的な人物な人物【ロバート・E・O・スピードワゴン】は、呉軍軍船の町への到着時間が予定の時間を30分オーバーしていたため、取り付けておいたGPSを使って捜索しにきたのである。