オベロン「まぁまぁ仕方がないさ。僕だって話したいことはいっぱいあったさ。何せ、すごいものを見せてもらったからね。でも、まー残念な話で冬の女王様からあの場所で起こったことを言っちゃいけなかったからさ。」
蔵馬「そういうことなので申し訳ないのですが、妖精王さんの言う通りなので。許してもらえればいいのですが…って寝てますね。」
デス・ザ・キッド「仕方ないでしょうこれは。それよりも、みんなの英雄を早くベッドの上に寝かせてあげるところからじゃあないか?」
イリヤ「そうね。ということで、セラ!リズ!このお方をアインツベルンが持てるすべてを持って対応してあげなさい。」
二人のメイドに連れていかれる死に体の時空省次官。彼がそうしてぐったりしている間にも、話はとんとん拍子で進んでいく。まず、この中では一応二番目に時空省内において位が高い辻谷が指揮を執っていた。
辻谷「…というわけで、敵もいなくなったところでこれからの予定について話しましょう…て、本当にそうそうたる人たちに集まっていただいてありがとうございます。」
この場所にいる数多の並行世界から来た英傑たち。もしくは、この場に直接来られないため立体映像でこの会議に参加する者もいた。何とかこの城で一番広いホールでギリギリ入るか否かというところである。