しかし、これだけの仲間が良く一斉にこの場所に集まることができたわけだ。山本がいない10分という短い時間で、さまざまな方法を駆使してこの場所に来た者が大勢いた。
オベロン「しかし、このことが敵にバレたときは正直大変だったよ。一旦この場所に集合するのを中断して、敵の応酬を止めるために戦うことになってまぁ大変だったよ。…しかし、どこから話そうかみんな?あの戦いを知らない人もいるだろうし、そこから説明する?」
オベロンの提案に賛成する者がどうやらほとんどだったようで、オベロンは今まで起こったことを話すことにした。そう、山本が気絶している間にいったい何が起こったのか、妖精王オベロンの口から語られることになる。
そして、ここで物語は一つの区切りを終える。これからは、ここに到達するまでに何が起こったのか?第二部、阿僧祇の闇を中心とする物語、そして、それを終え、このアインツベルンの城における会議を挟み、セフィロスとの決闘までに至る第二の物語が幕を開けるのであった。
一方、ヴィラン側はあることで混乱していた。どうやら、内通者がいるのではないかということらしい。
?「で、だれが内通者か探れってわけ?いいの俺で?」
銀河「構わない。君なら敵の内情に詳しいだろうしね。私からのお願いだ、聞いてくれるね?」
?「別に、一向にかまわないけど?んじゃ、探ってくるとしようか。でも、余り期待しないでね?俺は嘘つきだからさ。っと、出口はこっちだったか。どうなってのかねこの場所、カオス極まりないったらありゃしない。」