「ピンピンころり」目指しましょう!
300年前の江戸時代の儒者「貝原益軒」の著作「養生訓」を紹介します。
貝原益軒は83歳で亡くなってます。平均寿命が60歳と言われた時代に、83歳まで生きた彼は現在の100歳に匹敵します。
死の直前まで極めて健康でまさに『ピンピンころり』と言えます。著書の「養生訓」を実践した成果です。
まず第一に「あまり寝すぎてはいけない」特に昼寝はしてはいけない。
1時間を超えると認知症のリスクが高まる。(15分くらいか)睡眠時間も6-8時間が良い、寝すぎると心疾患のリスクが高まる。
それから「座りすぎ」も弊害があります。座りすぎは下半身に良くない。数十分座ればちょっと立って歩きまわる。
次に、何事も「ほどほどが大事」という考え方。心にゆとりを持つことです。それと「腹八分目」適量が大事です。
「養生訓」は我慢を強いるだけではない。適度な贅沢を楽しむこと。適量を「宜しき分量」と表現します。体の健康は大事であるが、もっと大事なのは、楽しみ、喜びを味わいながら生きることです。長生きすれば多少なりとも体力は落ちるのは当然のことです。
「それでも人生を楽しまないといけない」「ピンピンころり」を目指していきましょう。
顧問 横田